梅雨前線が屋久島の南側で停滞しているころの県内の梅雨の勢力はそれほど強くない。やがて北上し、鹿児島付近まで近づくと、前線が消えるまでのんきなことはいっておれなくなる。特に、梅雨末期の豪雨は大きな被害を伴う。その前線とは別に東海から北の日本は雨に竜巻、ヒョウなど異常気象が居座っている。これに、梅雨前線が北上すると更なる被害が起きないかと案じる。
朝の通学路、今朝は傘を持たないで登校している。ランドセルを背負い、傘の代わりに手提げ荷物に大きな水筒、1年生は引きずる寸前の子もいる。とにかく登校時の持ち物が多い。私の子どものころに、遠足以外で水筒を持って登校などという覚えはない。水筒の中には何が入っているのだろうか、聞いてみたくなる。
梅雨の晴れ間、こんな日は気象予報では「洗濯を、布団干しを、紫外線対策を十分に」など気温や風、天気以外のことも熱心に力を入れて伝える。ラジオで「雨でしょう、晴れでしょう、風が強いでしょう」といった昔の「でしょう」予報の時代には考えられない親切丁寧な予報になった。そのことが情報への頼り癖となり、経験や体験を伝えられなくしている。ちなみに「でしょう」は「だろう」の丁寧語。
屁理屈を言っても晴れると気は爽やかになる。動きだしそうな満艦飾のようなアパートのベランダ、お日様も微笑んで熱い、いや暑い日差しを送り出している。週末の予報は下り坂とか、貴重な晴れ間、庭の草抜いた。