日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

3時間の間

2014年06月22日 | 自然 季節

 2週間前の菖蒲まつり、40分くらい配布開始を待って無償で花ショウブの苗をもらった。一緒に配布された育て方をちょっと参考にしながら、来年の開花を楽しみに大事にしていた。ところが、数日前くらいから開花を予知させる膨らみが見え始めた。もしや、と心待ちしていた。

 今朝、梅雨らしい雨の中、殻を閉じたハマグリのようになっていて開花まじかのように見える。雨に濡れ重くなった花びらは哀れを乞うようなので、鉢植えのピーマンの茂ったを葉の陰に移し、雨のあたりが和らぐようにした。この移動に感謝したのか、音もなく咲き始め、お昼には小さいが「花ショウブ」となった。

 咲いた菖蒲は、菖蒲池のその背丈の比較にもならない30センチほど、樹脂製のポットは配布時のまま。新しい住処となる我が家に敬意を表しての開花だろうか。もの言わぬ花心、早く定住の場所を決めてやらねば、と思案し始める。

 と、いっても狭い庭での安住の地は大きめの鉢になりそう。今年、鉢植えの皐月が年老いたかその役目を終えたので空きができる。今日の花が終わったら移してやろう。雲間から日差しが漏れ始めた。咲いたばかりの花には少し眩しいかも。
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