「今年のバレンタインデーに婚姻届けを出すが式は1年先」という娘の言葉に驚いたという母親の投稿。1年先に延ばす理由は「建築中のマンションがそのころに完成するから」と説明した。「それならどこかに家を借りて住んだら」という母親の思いに「無駄なお金は使いたくない」と返事。14日、終業後に二人で届けに行くことを決めている娘、通い婚への母親の複雑な心境が書かれている。
チョコレートに思いをこめて配る対象は人それぞれだろうが、若い人にはその日を「一生の記念の日」にするほど重みのある日になっている。この変化、この年になると理解しがたいが、投稿文の裏には娘さんの真剣な行動が伏せられているいるように感じ、無責任だが楽しく読ませてもらった。
「手作りのチョコを配るんだ」という園児の姿が映像に映る。微笑ましくもあり少々おませな感じもするが、その真剣な姿はいい思い出として残されるのだろう。お店にはずらりとチョコの並ぶコーナーが設けられ、その周辺は甘い香りが漂っている。ラッピングコーナーもあり、目にしたときは何十個もの包装で頭も上げれない店員さんが頑張っていた。チョコの年間売り上げの半分近くはこの時期、そんな報道に納得する光景だ。
退職まではそれなりの数を貰っていた。それ以上のお返しを買うのも年中行事の一つとして楽しんだものだ。先週、今年の1号が届いた。まだ開いていないが「お返しは無しですよ」とコメントがあった。現役のころ、なじみのスタンドのママは客の好みに合わせたチョコを配っていた。私は「生チョコ」だった。そのママの消息は途絶えた。