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啓翁桜

2013年02月02日 | 生活・ニュース
              

 先日お伺いした先輩宅の床に桜に似た花が活けられている。花の名前は「啓翁桜(けいおうざくら)」と伺った。桜は錦帯橋周辺のソメイヨシノか、近くで最近話題の河津桜くらいしか知識はない。彼岸桜や冬桜も見てはいるが花が愛でる人は少ない。

 啓翁桜の解説を見ると「早春を告げる花として、正月から好んで使われている。つぼみの花が開くと、うす紅色をしたボリューム感のある花が奇麗に咲きそろって、春の明るい華やかさを演出する。とくに、枝がスプレー状になるので、現代的なフラワーアレンジに、とても適しています」とある。いきおいよく成長する啓翁桜は、枝の伸びがよく、枝を切り込ん でも弱らず切枝用に適している。

 賢そうな名前に興味を持った。その由来は、昭和5年、久留米市山本の良永啓太郎という人が中国系のミザクラを台木にし、 ヒガンザクラの枝変わりとして誕生させました。名付け親は同じく久留米市の弥永太郎さんで、啓太郎の 一字をとって啓翁桜と名付けました、とある。生まれて80歳を越えたところだ。

 太い幹がなく、形のよい枝が何本かまとまって一つの株を作るという。見慣れたソメイヨシノとは大きく違う。「純潔、淡白、精神美」が花言葉とか。初めてみた桜、記念に記録しておきます。
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