日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

酒と肴

2013年02月09日 | 回想
           

 年明け、といっても鏡開きからこちら酒席の回数がこれほど多いのは定年後初めて。3連ちゃんもあったりして週いち近くなる。昼あり夜ありとその主旨により違うが、共通して言えるのは「楽しかった」ということ。会費はこれでいいの、と思わず口にすることもあるが、大方は「理にかなっていて納得できる」というリーズナブルな値段は年金生活者にはありがたい。

 「歳と体力に見合って酒量も減る」と10歳ほど上の先輩が残念そうな顔をしながら話してくれた。その人は日本酒が好きでいつも美味そうに飲んでいた。広島の寿司屋へ誘われ一緒したこともある。その時、料理好きなその先輩は店の大将と、和料理の話をしながら飲んでいた。そこで酒と肴は切り離せないなど料理の奥深さを少し悟った。

 「年を重ねるにつれ肴は量より質にかわり、そして酒量は減る」という話を実感するようになった。晩酌といえるかどうか分からないが、缶ビールは1本あれば十分で、時には「残っている」と妻から教えられる。ウイスキーや焼酎は薄めの水割り、日本酒はぐい飲み1杯ほどで足りる。最近、ワインはいつ飲み干せるか分からないので開栓しない。

 酒を飲み始めたのは職種が変わった40のころから、それから定年までの20年余、いろんなお酒をいただいた。先輩の話していた「酒には肴、これは親子関係のように切り離せない関係」、どちらかといえば肴の方に興味があった気がする。酒や肴に勝る出会いもあった。酒は飲み方次第、そう思っている。
コメント (2)
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