
世の中は省エネ、電力についてみると大きな施設やビルなどでLEDへ切り替えるなど使用が広範囲に渡って進められている。ハウスでない農場も出現した。太陽を必要としないLED農場、ここでは無農薬の農産物が作られ採算が合うという。そして天候に左右されず計画通りの生産と出荷が可能で、価格安定も図られるとか。
報道やCMで見ると家庭でもこうした傾向は強まり、蛍光灯からの切り替えも多いようだ。使えるものをわざわざ取り換えなくても、という話をしたら「そうではなく、省エネのために切り替える」と考えて進まなくては日本のエコは進まない、と言われた。家の蛍光灯を全部取り換えるとなると考えるところが。
何十年も使った電気スタンドの寿命が来た。電球が特殊で高価なため買い替えることにした。ならばLEDにと量販店へ。品数は多くなかったが、自分の使い勝手に合う商品が見つかった。値段も手ごろ。
よく見るとLED電球の取り換え方が分からない。聞くと「このスタンドは灯かなくなった時が寿命で、交換は出来ません」と教えられた。そのLED電球はは4万時間は持つとある。「4万時間の電気代は白熱球より88%もお得、電球交換を含め8万5千円の節約になる」という説明。1日5時間使って22年近くは持つという計算になる。これからの我が寿命と比較しながら苦笑した。
使ってみると目に優しい感じがする。新しい生涯の連れができた。
(写真:デスクトップに映ったスタンドの明り)