日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

秋晴れの下

2011年10月01日 | 自然 季節
           

「秋晴れの心地よい季節となり、朝夕はめっきり涼しくなりました、空は深く澄み渡りさわやかな季節となりました」など10月の時候の挨拶にいいという文例。このような手紙が届いたことは勿論、書いたという記憶もない。しかし、散歩をするとその表現に納得している自分に気づく。

今年は柿が豊作と聞いていたので、色ずいた柿がどこかに見えないか、散歩コースで探したが見かけなかった。そういえばスーパーにもまだ並んでいない。青い実はしっかり付いている。予想通りの豊作を予感させる。

最近は柿が収穫されないまま、熟して落ち、路上を汚している光景をよく見かける。鳥たちの餌にもなっている。山間部では収穫されないそれが獣の餌にもなり、人里へ獣が降りてくる理由の一つになっているとも。

錦帯橋上流の桜トンネル、桜の木の葉も赤や茶や黄色に彩りをましている。その葉は道に舞っている。もうすっかり葉を落とした木も多い。春を迎える準備だ。そんな小枝の向こうに澄んだ秋空が光っている。

枯芭蕉から立ちあがった芭蕉は鮮やかな緑色の大きな葉を茂らせている。さびしくなった桜の木の下で揺れている。そんな季節のなのに、銀杏の実の姿はわずか。まだ貴重品のように思った。

(写真:栗も豊作を予感させるなり具合)




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