日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

パッチワーク

2009年06月14日 | 自然 季節
               

梅雨入りの頃から、歩道いっぱいに蜘蛛が巣を張り餌の掛かるのを待っている。早朝ウオークではこの巣に掛かりながら歩く。風のない曇った夜明けは特に多い。バリバリと巣の破れる音がすることもある。そんなときには顔や服についた巣を除くに苦労する。

途中に歩車道分離の植え込みが数百㍍続いているところがある。その植え込みには多角形の小さく張った蜘蛛の巣をよく見かける。それが雨や夜露に濡れて半透明の白いパッチワークのように変わることは見て知っていた。

そのパッチワークがなんと100㍍以上も続いている。これほど長い天然のそれは何年も通っているが初めてだ。ちょっと不思議で謎めいた光景に見える。名残惜しそうな皐月の色がマッチしている。いくつかのパッチワーク覗いてみたが蜘蛛は見つからなかった。

早起きは三文の徳という。めったに見れないひとり占めした光景、夜明け前なのでデジカメの露出を少し補正して写した。

(写真:植え込みに現れたパッチワーク、AM4:40頃)
コメント (8)
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