どの新聞も「6日は新聞制作を休みますので、7日(水)の朝刊は休ませていただきます。ご了承ください」とほぼ同じ文言の社告を掲載している。新聞休刊日は毎月1回ある。曜日は月によって違うが、第2月曜日が多い気がする。
「新聞休刊日」という文字を目にしたとき、そんな祝日が出来たのか、我が目を疑ったことがある。今は「新聞制作を休みます」に変わった。1991年ころから全紙一斉休刊になったようだが、業界一斉にすることは法に触れないのかと思う。
1度聞いた話。新聞休刊日は販売店の休日になる。地方の販売店は経営上、複数の新聞を取扱う。全紙一斉休日でないと販売店の休日にならない、と。確かに理解できる。新聞社は各種メンテナンスを行うという。これも必要だろう。
休刊日で困るのは民放のワイドショウー。一般的には古い日付の紙面になる。それを救ってくれるのがスポーツ紙。針小棒大とも思える見出しはワイドショー向き、こんなことを言えば小言をいただくかも。
ラジオの普及が新聞経営を追い越す勢いのとき「ラジオで弁当が包めるか」と言ったとか。弁当持参が当然の時代の話としては面白い。今はTVと新聞の関係だが、大新聞といわれるとこは系列のTV局をもち、真の競争にならない。
3,007円の購読料が高いか安いか、最近は高いと感じる。広告面がやけに多い。それも全面が。といいながら毎日が休日の身、スポーツと放送番組欄以外は時間を掛けて目を通す。明朝は2日分の記事が掲載される。
(写真:朝日・日経・読売の3紙がネットで読める「あらたにす」)