根室で桜の開花宣言、数日前の気象情報のコメントにあった。最も遅い開花宣言という。当地とは2ヵ月あまり遅い宣言、流氷は沖へ消えたのだろうか。
錦帯橋の桜が終り躑躅に牡丹、芍薬に藤と花を愛でる人にはたまらない良い季節だろう。さつきに続いて菖蒲も背丈を伸ばし始めた。のどかな公園は散策の人で賑わっている。
沖縄は間もなく梅雨入りといい、台風4号は日本の南を通過するとの予報、まもなく鬱陶しい季節になる。が、この雨がないと、唯一の自給率100%の稲作に大きな影響がでる。
我家の小さな庭をにぎわした春の花はまもなく終る。変わりに紫陽花が元気に伸びている。柔らかい緑の葉は勢いがある。水やりが楽しみになる。
紫陽花は花と萼(がく)が煩わしくまとめて「花」になる。紫陽花の花は解熱薬、そして葉にも薬効があるという。ただ花を愛でるのではなく何かを求めた古人に深さを感じる。
間もなく24節季の小満。万物がしだいに成長して天地に満ちはじめるころという意味があるそうだ。庭の紫陽花もそうなって欲しい。
(写真:伸び始めた紫陽花)
昨日の「花の女王」のバラをご覧ください(素人の写真クリック)。
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