連休。多くの人が五月晴れの下を散策。
ある方のブログに「もう4月が終わる」と「まだ4月か」の会話が載っていた。2文字の置きかた使いかたで「4月」へのとらえ方思いが異なり、その方の生き方も見えてくる。たかが2文字されど2文字、ある披露宴を思い出した。
同僚の結婚式。ある来賓の祝辞は新郎へ「僕だからこそ、君だからこそ」、新婦へ「私だからこそ、貴方だからこそ」の言葉を贈り「この意味を理解してくれたら世界一の家庭が創れる」と短い言葉で終わられた。
「こそ、の2文字のつけどころ」と言うそうだが、新婚家庭だけでなく世の中の多くにあてがわれる言葉だ、何10年か前の披露宴で感じた。短いけれど深い意味のある祝辞は後にも先にもこれだけと思う。
藤棚の下、望遠レンズで狙われていたのは花に戯れる蜂。連れの方は奥さんだろうか。指差し話しながらも目は一点に向いている。花に戯れる蜂に目をつけられた。これは「目のつけどころ」ということになる。
(写真:たくさんの蜂が戯れている藤棚)