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須賀敦子『須賀敦子全集 第1巻』

2016年09月16日 23時26分24秒 | 文学
須賀敦子『須賀敦子全集 第1巻』(河出文庫)を読んだ。
『ミラノ 霧の風景』、『コルシア書店の仲間たち』、『旅のあいまに』が入っている。
全集の第2巻はわりとおもしろく読んだ記憶があるが、この巻はあまり印象に残らなかった。
短いものなのに、誰の話をしているのか分からなくなって読み直すことが何度かあった。それは自分のそのときの注意力のせいもあるのだろうけれど、須賀敦子の書き方のせいももしかしたらあるのかもしれない。
第1巻よりも第2巻のほうが巧みになったのかもしれない、と思う。
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