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スティーブン・R・コヴィー『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』

2014年06月11日 23時31分47秒 | 文学
スティーブン・R・コヴィー『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』(キングベアー出版)を読んだ。
とても良い本だと思う。
人間関係、とくに夫婦関係についてとても考えさせられた。
ビジネス書だと思っていたので、会社での仕事に何か役立つかと思いながらも読んだが、それはよく分からない。一般的な人間関係に役に立つという意味では役に立つかもしれない。
もともとは英語の勉強を続けるために読んだ。「7つの習慣」というくらいだから、第1に早起きする、第2に朝食を食べる、第3にラジオ体操する、みたいなものが7つ続くのだろうくらいに考えていた。が違った。
何度か読むべき本だと思うのでトイレに置いておきたい。
読んで、はいわかりました、という本ではない。
英語といっしょで習慣付けが大事だ。基本的に人間は同じ脚本で生きてしまう。習慣を変えるのは難しい。
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黒田官兵衛の土牢

2014年06月09日 22時36分48秒 | テレビ
大河ドラマ「軍師官兵衛」は黒田官兵衛が土牢から救い出される。
救い出されたがしかし、土牢に入っていた時の記憶に縛られていて、いわば心の土牢から出られないでいるという話だった。
このようなことはよくあって、現実のなにかからは逃れることはできても、そのときの記憶にずっと縛られてしまうことはよくある。受験に失敗したことは終わったことなのにずっとその話をし続けたり、離婚してずっと経っているのに離婚の話をしたり、肉親の死をずっと引きずったり、そういうことはよくあるなと思って見た。
スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』にも第1の習慣に「主体的である」ということについて語っていて、
≪私たちは、自分の身に起こったことで傷ついていると思っている。しかし実際には、その出来事を受け入れ、容認する選択をしたことによって傷ついているのだ。≫(83頁)
と言っている。
出来事と私たちは直接はつながっていなくて、間に気持ちが介在する。

風邪はだいぶ良くなった。
この土日はうちの両親と親戚の叔母が来ていたので、気が張って治ったのかもしれない。
二歳の娘も風邪だったのだが、祖父母の前で元気に遊んでいた。
しかし祖父母が帰った後、夜になって咳をこんこんして、吐いたりした。あんなに小さくても人前では頑張るのだなと思った。
今日は休みを取っていたので、娘を病院に連れて行ったり、公園に遊びにつれて行ったりして過ごした。

それでも英語の勉強は続けている。
三週間続いた。
中学生のころに学習塾へ行き始めたときに、三週間続けば三か月続き、三か月続けば三年続く、みたいなことを言われたが、この調子で三か月続けたい。
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原田眞人監督『わが母の記』感想

2014年06月07日 01時16分58秒 | 映画
今日は少し風邪気味。会社帰りに寄った病院で一時間ほど待たされて、薬をもらって帰る。
風邪をひいても英語の勉強はする、なぜなら風邪をひいても日本語を話しているのだから、と思い、英語の勉強をしたが、だるいので三十分ほどで切り上げる。
妻は家で仕事をしているし、することもないのでイヤホンで録画していた映画を見た。
原田眞人監督の『わが母の記』を見た。
樹木希林のおばあさんに、私はいいかげん飽きている。ほかのおばあさんを見たい。
この映画の原作となった井上靖の小説を、映画公開の時に読んでいる。
本を読んだ時の感想としては、

≪井上靖の『わが母の記』を読んでいたときにずっと思っていたのだが、井上靖のこの本を読んで、彼の奥さんとか、惚けた母親の世話をよくしている彼の妹たちはどんな気持ちなのかなあということを思っていた。語り手は井上靖なので彼の立場から語られるのだが、「兄さんはたいした世話もしないでいい気なもんだ」とか「格好良いことばかり言ってら」みたいな気持ちにはならなかったかなあと思った。
そのようなことは、つまり、おっさんの主張と周りの女たちの気持ちの齟齬、噛み合わなさは実際の生活では嫌というほど見るのだが、おっさんの一人称小説ではすっきりきれいに消えて、格好良いことになってしまう。≫

というようなことを書いている。
映画ではきちんと主人公の作家伊上洪作がいばっていて怒鳴るので、娘たちとの距離のある感じも描かれている。
最近スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』を読んでいて、第5の習慣に「まず理解に徹し、そして理解される」というのがあり、妻や娘の話をきちんと聞かなければいけないと反省していたところなので身につまされた。

60年代のブルジョアの生活を追体験できる映画だった。
映像がきれいなせいか、樹木希林が何を言っているのかわからなくても楽しめる映画だった。
伊上洪作(役所広司)には三人の娘がいて、谷崎潤一郎の世界みたいな雰囲気だった。
三女(宮崎あおい)と運転手兼書生(三浦貴大)の話はいるのだろうか、と思った。
実際には、井上靖は野間文芸賞の選考のあとに母を亡くし、そのときの受賞は大江健三郎だったようなので、三浦貴大は大江健三郎なのだな。大江健三郎が井上靖の書生だったことはないので、このへんは全部映画の脚色。
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応募

2014年06月03日 23時48分29秒 | テレビ
先ほど沢村一樹主演の民放のドラマ「ブラック・プレジデント」の終わりのほうをちょっと見ていたら、非常につまらなかった。このドラマはもう少しおもしろいのかとなんとなく思っていたが、最後のほうだけ見たせいか、ひどく安っぽく思えた。
善人だと思っていた人が実は悪人だと分かる告白をする、ミステリードラマでよく使われるパターンで(このパターンに誰か名付けた人はいないのだろうか、ほんとうによくあるパターンなので誰か名前を付けてほしい。ヒッチコックとかが名前を付けてないのだろうか。)、その発言を聞いて、まわりのみんな(学生たち)が去っていくという結末だったのだが、そんなことあるだろうかと思った。
あの程度で自分の本心を語り出す人はそもそも本心を隠せないだろうし、あの程度の本心を言われて去っていくくらいピュアな人ってそんなにいないだろうと思った。それとも最近の学生は「空気」によって行先を決めているだけという批評が含まれているのだろうか。

テレビと言えば、NHKのBSの番組モニターを募集していたので応募した。
採用されれば三度目の番組モニター。
今回は番組モニターをしたかったというよりも、NHKの番組「The Covers」の感想をNHKにお伝えしたかったので、応募した。ちょうど、採用可否判断の視聴番組の中に「The Covers」が入っていたので平井堅の回の感想を書いて送付した。
採用されるかどうかはわからないのだが、きちんと感想を書いたし、30代40代の男性ってなかなか番組モニターになろうとしないだろうから、やることになるのではないかと思っている。
結果は7月末。期間は10月から1年間。
英語の勉強も10月くらいまで続いていれば習慣付いていると思うので、番組モニターもできるのではないか。勉強が続いてなければ、そもそもできるし。
しかしいまNHKのBSで毎週見ているのは、「The Covers」と「軍師官兵衛」だけで、あとは「ワンワンパッコロ!キャラともワールド」をたまに見ているくらいなので、番組モニターになったら知らない番組をずいぶん見ることになるだろう。
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メルヴィル『白鯨(上)』

2014年06月01日 00時59分02秒 | 文学
メルヴィル『白鯨(上)』(岩波文庫)を読んだ。
三度目の挑戦なので分かってはいたのだが、おもしろくない。いったいこの小説のどこに興味を持って読めばよいのかわからない。続きはおもしろくなるのだろうか、たぶんならないのではないか。
何が間違えてこの小説がアメリカ文学の名作に位置づけられているのかいまだにわからない。
いま英語の勉強をしているので、小説を読むのがおもしろくて続きが気になり英語の勉強がおぼつかない、ということにならないのはいい。
エイハブがどうなるのか知っておきたいので最後まで読むことにする。
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