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今後の読書計画

2020年02月09日 18時15分32秒 | 文学
読んでいるとおもしろくなってきたので、大江健三郎を少しずつ読んでいこうかなと考えている。
まずは、未読の後期短篇を読むことから始めたい。
『いかに木を殺すか』も『河馬に嚙まれる』も『僕が本当に若かった頃』も読んでいない。
長篇小説は『同時代ゲーム』以後のものはほぼ全部(『宙返り』以外)読んでいる。気になるものは読み返したい。
なぜか最近、大江健三郎の本の文庫があまり書店に並んでいないので、講談社の『大江健三郎全小説』を図書館で借りてちびちびと読んでいく。

ついでに、と言ってはなんだけれど、中上健次も気になっている。
中上健次については一作も読んだことがない。ずっと昔に、なんとなく尾崎豊を思わせる『十九歳の地図』というタイトルの短篇集を読もうとして、読めなかったことがある。
河出書房新社の池澤夏樹個人編集の『日本文学全集』の一冊が中上健次になっていて、この全集は大江健三郎を読んだときに読みやすかったのでまずはここから始めてもいいかなとも思う。
しかし中上健次を読むくらいであればガルシア=マルケスの『百年の孤独』を読んだほうが良いかなと思う。

SFは、
・ジョージ・オーウェル『一九八四年』(既読)
・ケン・リュウの短篇集(既読)
・大江健三郎『治療塔』(既読)
・大江健三郎『治療塔惑星』(既読)
・テッド・チャン『あなたの人生の物語』 ←いまここ
・オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』 ←いまここ
・メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』
・ストルガツキー兄弟『ストーカー』
・オースン・スコット・カード『無伴奏ソナタ』
・レイ・ブラッドベリ『華氏451度』
・マーガレット・アトウッド『侍女の物語』
・アーサー・C・クラーク『幼年期の終わり』
・スタニスワフ・レム『ソラリス』
という状態。
『すばらしい新世界』はとてもおもしろい。
中上健次も一作くらいSFを書いておいたらこのリストに加えただろうに、残念。
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