山田太一『異人たちとの夏』(新潮文庫)を読んだ。
両親とすき焼きを食べて別れるくらいまで、とてもおもしろく読んだ。そのあとが、その設定は必要かとも思ったがもうひとヤマ欲しかったということかな。
おもしろい小説ではあった。
脚本家の主人公の話し方や考え方が好きだった。こういう主人公のものならもっと読んでみたいと思わせた。とくにお化けは必要ない。
沢木耕太郎や片岡義男の語り方に似ていると思った。
《ポール・セローというアメリカの作家に、ロンドンの作家たちが、派手な交際をしているかに見えて、いかに滑稽なほどそれぞれが一人ぼっちかという短篇があったけれど、ぼくは孤独を嘲笑う気はない。》(151頁)
というこのポール・セローの短篇が何か知りたい。
ポール・セローはいつか何かを読んだときにも気になって調べたことがあるが、何を読んだときだったか忘れてしまった。
また気になることがあるかもしれないので、ここにメモしておく。
両親とすき焼きを食べて別れるくらいまで、とてもおもしろく読んだ。そのあとが、その設定は必要かとも思ったがもうひとヤマ欲しかったということかな。
おもしろい小説ではあった。
脚本家の主人公の話し方や考え方が好きだった。こういう主人公のものならもっと読んでみたいと思わせた。とくにお化けは必要ない。
沢木耕太郎や片岡義男の語り方に似ていると思った。
《ポール・セローというアメリカの作家に、ロンドンの作家たちが、派手な交際をしているかに見えて、いかに滑稽なほどそれぞれが一人ぼっちかという短篇があったけれど、ぼくは孤独を嘲笑う気はない。》(151頁)
というこのポール・セローの短篇が何か知りたい。
ポール・セローはいつか何かを読んだときにも気になって調べたことがあるが、何を読んだときだったか忘れてしまった。
また気になることがあるかもしれないので、ここにメモしておく。