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斎藤美奈子『文庫解説ワンダーランド』

2023年04月17日 00時02分08秒 | 文学
斎藤美奈子『文庫解説ワンダーランド』(岩波新書)を図書館で借りて読んだ。
中学時代に本を読み始めたころは文庫解説を読んでいたこともあったが、すぐに読まなくなったように思う。だいたい最後まで興味が持続できないし、そのせいで読後感が悪くなるし、そんなものを読むくらいなら次の本を読んだほうがいいと思って読まなくなった。
いまはほとんど読まない。知っている人が書いているときは読むかも。
赤川次郎の文庫解説に鶴見俊輔が登場したら読んでしまうだろう。赤川次郎をそんなに読まないので知らなかった。
斎藤美奈子の本を指しぶりに読むが、おもしろくてすぐに読んでしまった。
読みたくなる本があるかなと思ったが、読みたくなった本も読みたくなった文庫解説もなかった。
渡辺淳一のセクハラがすごいなと思った。渡辺淳一のところが一番おもしろかった。

ああ、『走れメロス』の最後にメロスに「マントを着ろ」と言う「佳き友」が、セリヌンティウスじゃなくて王のことだと斎藤美奈子が書いていたがこれはほんとうだろうか。確かめてみる必要があると思った。
『伊豆の踊子』の解説は集英社文庫の奥野健男&橋本治コンビがいいらしい。表紙がジョジョか。
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