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プラトン『ラケス』

2023年01月29日 01時35分32秒 | 文学
プラトン『ラケス』(講談社学術文庫)を読んだ。
短いので話を捉えやすい。
子どもたちの教育のためにどういう先生がいいかと考えて、そもそも子どもたちに必要な、「勇気」ってなんだろうと考えていたら、それは「恐ろしいことと平気なことについての知識」ではないかと考えたが、よくよく考えたらそれは「勇気」がその一部であると考えていた「徳」について当てはまるので違うんではないかと思い、そこで議論は中止され、結局はソクラテスに子どもたちの先生を頼もうということになった。
このなんだかんだいろいろ話を引っ張っておいて、どこにも行き着かない感じがプラトンを読むときのいちばん難しいところだ。
私にはいまだに何か納得できた感じがしない。
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