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村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』

2020年08月16日 21時50分43秒 | 文学
ちょうどタイミングが合うのではないかと思い、村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』(文藝春秋)を読んだ。
村上春樹が亡父について書いたエッセイで、もう少し何か感じるものがあるかと考えていたが、それほど心を打つものは私にはなかった。戦争について多く書かれてあり、父親について語ることが戦争について語ることなのだというのがちょっと私に感覚には合わない。敢えて書かなかったのだろうけれど、村上春樹と父親との関係性があまり見えなかった(少しは見えたが)。
自分の父親について、各々が何をどう語ろうが勝手なのだが、私の感覚とは違うなと思った。
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井上ひさし『十二人の手紙』

2020年08月16日 06時40分08秒 | 文学
井上ひさし『十二人の手紙』(中公文庫)を読んだ。
手紙を使った短篇小説集のようなもので、最後にそれまでの登場人物が登場し、話がまとまるというような形式だった。
短篇小説集として読んで、気楽に読めるのでおもしろかった。途中時間が空いてしまい、最初のほうに読んだものの詳しい内容を忘れてしまったので最後のまとめがあまり楽しめなかった。
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