ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

是枝裕和監督『そして父になる』

2020年08月27日 23時47分21秒 | 映画
録画していたものがあり、是枝裕和監督の『そして父になる』を観た。
反省することしきり。
この映画は公開時に映画館で観たのだが、そのころはまだ娘は一歳半くらいで、自分の子育てと結びつけて見ていなかったのだと思う。今回見てみると、福山雅治の子育てって自分も「やってるな」と思うことが多かった。
昔から、ドラマに出てくるような狡い人やちょっと嫌な人を見ると、このひとは自分のような人がテレビドラマで描かれるのを見るときはどのような感想を抱くのだろうか、自分のことだと思うのだろうか、そうは思わないで単に嫌な奴だと思うのだろうか、と思うことがよくあったのだが、自分のような人間が描かれると「自分のようで嫌な奴だな」と思うのだということが分かった。
ちょうど子どもを叱った後に見たので強く思うのだけれど、やはり子どもには優しくしなければならないと落ち着いて考えればいつも思う。
「次はお父さんだ」と子どもが言って、福山雅治が銃撃戦ごっこをしてあげるところから、流れ星に願い事をして「パパとママのところに帰りたい。ごめんなさい」と子どもが言うあたり、ものすごい。
最後になると、リリー・フランキーは善人にしか見えない。

この映画を見返そうと思ったのは、福山雅治とその父親役の夏八木勲の関係も描かれていたなと思ったからで、見てみたが、ちょっと私には深く感じるところはなかった。
コメント