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和田行男『だいじょうぶ認知症 家族が笑顔で介護するための基礎知識』

2018年01月15日 22時42分11秒 | 文学
和田行男『だいじょうぶ認知症 家族が笑顔で介護するための基礎知識』(朝日新書)を図書館で借りて読んだ。
この正月に実家で些細なことで父親が怒りだし、ちょっと異常な感じだった。
あとで、母親や姉、妻と話をすると、ちょっと認知症なのではないかという判断だった。
このところ(といって半年に一度くらいしか逢わないのだが)、だんだん短気になってくるなと思うことはあったのだが、認知症というふうには思っていなかった。
なかなか大変だなと思ったので「だいじょうぶ」と言う、この本を読んだ。ぜんぜん大丈夫ではないのだが、理解できることもあった。
この人(和田行男)の考え方として、認知症というものをその人の全人格を覆ってしまうものと考えないで、その人の一部に貼り付いてしまったものと考えようとしている。
それと、その人の身になってみればその人なりの理屈があるわけで目的もなく徘徊しているわけではないというようなことも言っていた。
あくまで相手を人間としてみようとすることが大切であるのだと思う。
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