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村上春樹「ドライブ・マイ・カー」

2016年10月29日 23時28分55秒 | 文学
村上春樹の『女のいない男たち』(文春文庫)に収録されている最初の短編小説「ドライブ・マイ・カー」を読む。
舞台俳優と運転のすこぶるうまい若い女の話で、いったい何が行われたのか僕には明解に言葉にすることができない。
舞台俳優は、死んだ妻と肉体関係のあったと思われる自分より年下の役者といっしょに何度か酒を飲んだ話をする。
「この作品で作者の言いたかったことは何でしょうか。25字以内で書きなさい。」と言われても僕は試験終了まで一字も書くことはできないだろうと思う。
作中では『ヴァーニャ伯父』と呼ばれる『ワーニャ伯父さん』ってどんな話だったかすっかり忘れてしまっているので読んでおこうと思った。チェーホフの話はなぜだか覚えることが出来ない。
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トルストイ『戦争と平和(二)』

2016年10月29日 22時00分46秒 | 文学
トルストイ『戦争と平和(二)』(新潮文庫)を読んだ。
アンドレイと婚約中のナターシャが、アナトーリ・クラーギンのことが好きになり、危うく誘拐(駆け落ち?)されそうになるがマーリヤ・ドミートリエヴナに気付かれて止められる。しかしアンドレイとの婚約は解消される。アンドレイの友人であり、アナトーリの義弟でもあるピエールがアンドレイの家とナターシャの家を訪問する、というあたりまでの話だった。
読むときは非常に惹き込まれるのでおもしろいのだろう。
しかしあまりに時間をかけて読み過ぎている。後半はもっと早く読みたい。
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チップ・ハース&ダン・ハース『スイッチ!』

2016年10月29日 20時59分42秒 | 文学
チップ・ハース&ダン・ハース『スイッチ!』(早川書房)を図書館で借りて読んだ。勝間和代の『最後の英語やり直し!』に出て来て興味を持ったので読んだ。
とてもおもしろい本だったので、文庫を買おうかとも思うくらいだが、もう一度あの長いエピソードを読むのかというと読まないなと思う。
エピソードがたくさんありおもしろいのだが、実際に役に立つフレーズは用紙一枚に収まる程度のような気がする。
・人間の問題に見えても、実は環境の問題であることが多い。
・セルフコントロールは消耗資源である。
・上手くいかない中で上手くいっている例外=ブライト・スポットを見つけたら他にもコピーする。
・大事な一歩の具体的な行動を考える。
・抵抗しているように見えても、実は戸惑っている場合が多い。

英語の勉強に使えそうな気がする。
象使い(理性)と象(感情)の比喩も分かりやすかったと思う。いまちょうどアランの『幸福論』を読み返しているので、こういう考え方はすっきりとなじむ。
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「デスノート 逆襲の天才」

2016年10月29日 00時54分51秒 | テレビ
映画の新作が公開されるので放送された「デスノート 逆襲の天才」をテレビで見る。昔の映画の総集編になっていた。まとめ過ぎていて見ていないひとにはなんにもおもしろくないものだろうけれど、僕にはおもしろかった。
松山ケンイチのLのしゃべりかたがとても懐かしかったそれで、
公開される映画も見たくなった。(松山ケンイチのLっぽく改行しました。)
テレビで放送されるときは必ず見ようと思う。
新作映画の宣伝であったので新作に出演する池松壮亮も出ていて、このひとの出ている『バクマン。』を見たいと思いながら見ていないなと思ったけれど、あちらは染谷将太だった。
だんだん誰がだれだかよく分からなくなって来つつある。
今回テレビを見ていて、夜神月(藤原竜也)の妹役を満島ひかりがやっていたのを知った。たくさんのひとがデスノートに書かれて芸能界から消えていったけれど、満島ひかりはとっても成長したのだな。
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