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チップ・ハース&ダン・ハース『スイッチ!』

2016年10月29日 20時59分42秒 | 文学
チップ・ハース&ダン・ハース『スイッチ!』(早川書房)を図書館で借りて読んだ。勝間和代の『最後の英語やり直し!』に出て来て興味を持ったので読んだ。
とてもおもしろい本だったので、文庫を買おうかとも思うくらいだが、もう一度あの長いエピソードを読むのかというと読まないなと思う。
エピソードがたくさんありおもしろいのだが、実際に役に立つフレーズは用紙一枚に収まる程度のような気がする。
・人間の問題に見えても、実は環境の問題であることが多い。
・セルフコントロールは消耗資源である。
・上手くいかない中で上手くいっている例外=ブライト・スポットを見つけたら他にもコピーする。
・大事な一歩の具体的な行動を考える。
・抵抗しているように見えても、実は戸惑っている場合が多い。

英語の勉強に使えそうな気がする。
象使い(理性)と象(感情)の比喩も分かりやすかったと思う。いまちょうどアランの『幸福論』を読み返しているので、こういう考え方はすっきりとなじむ。
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