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6月の文庫新刊は読みたいものが多い。田中美知太郎についてのメモ。

2014年05月16日 01時14分11秒 | 文学
6月は読みたい文庫がたくさん出るのでメモしておく。

谷川多佳子『デカルト『方法序説』を読む』(岩波現代文庫)
リルケ『マルテの手記』(光文社古典新訳文庫)
小澤征爾・村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』(新潮文庫)
内田樹『呪いの時代』(新潮文庫)
田中美知太郎『ロゴスとイデア』(文春学藝ライブラリー)
郡司勝義『小林秀雄の思ひ出』(文春学藝ライブラリー)

小澤征爾と村上春樹の本はたぶん、僕にはそんなにおもしろくはないのだろうけれど、気になるので読む。それとこの本は小林秀雄賞なので読んでおく。小林秀雄賞の本はまあまあ読んでいる。
内田樹の『呪いの時代』は読んだと思っていた。本屋で見て気になって、読んだ気になっていただけのようだ。過去のブログを検索しても出てこない。こういうときに、読んだ本の履歴を残しておくと便利だ。
郡司勝義の『小林秀雄の思ひ出』は気になる。
田中美知太郎の『ロゴスとイデア』については、ちょっと話が長くなるので改行する。
文庫の新刊リストの田中美知太郎の名前を見て(そして今思えばそのすぐ下にあった小林秀雄の名前が影響していたようにも思うが)、なんだか田中美知太郎の本を非常に読みたくていろいろと調べたことがあったな、と思った。でもブログを検索しても出てこない。
なんだろうと思って、記憶をたどって、ようやく小林秀雄の講演のCDを聴いて名前が出たことがあるのだと思い当たった。
田中美知太郎の何を読みたくなったのかを思い出せなかったので、該当の小林秀雄の講演を聴いてみた。(「小林秀雄講演第三巻 本居宣長」)
田中美知太郎の「哲学の文章について」だと分かる。
非常に読んでみたいのだが、この文章を収録している『人間であること』が手に入らない。文春学藝ライブラリーは田中美知太郎の『人間であること』も出してくれないかな。『ロゴスとイデア』も買いますから。
という要望です。またいつか田中美知太郎の名前を目にしたときにまた思い出せないといけないので、ここにきちんと彼の何が読みたいかを明記しておく。
田中美知太郎『人間であること』所収の「哲学の文章について」。
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