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我孫子武丸『殺戮にいたる病』

2013年04月17日 23時32分10秒 | 文学
我孫子武丸『殺戮にいたる病』(講談社文庫)を読んだ。
完全にやられました。呆然。
びっくり仰天です。
犯人が追い詰められていく感じのわくわく感も良い。
終わりころの、なになに、これなに? と思わせたまま引っ張る感じも凄い。バーテンの話を聞くあたりはほんとうにわくわく。
欠点があるとすれば、怖すぎるということくらいだと思う。傑作。
順位はこうなった。

1位 『殺戮にいたる病』(我孫子武丸)
2位 『葉桜の季節に君を想うということ』(歌野晶午)
3位 『仮面山荘殺人事件』(東野圭吾)
4位 『イニシエーション・ラブ』(乾くるみ)
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