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釈徹宗『いきなりはじめる仏教生活』感想

2011年05月09日 22時30分11秒 | 文学
釈徹宗の『いきなりはじめる仏教生活』(新潮文庫)を読んだ。
読み終わっても、仏教生活ははじめられない。
ひとつ思ったのは、こういう文章は書かないようにしようと思った。どういう文章かというと、自分で言って自分でウケて自分で納得しているような文章。う~ん、そういう文章はよくない。よくない、よくないなぁ。
と、いうような文章は書かないようにしようと思った。
僕もたまに書いていることがあると思うのだが、ちょっとよくないなと感じた。今後は司馬遼太郎的、関川夏央的、おじさんマッチョ文章を心がけるものとする。
仏教というのは自分の枠組みを疑うことが基本であるということがわかった。最近は疑いっぱなしであるので、もう僕の仏教生活ははじまっているのかもしれない。
もう少し、仏教について読んでみてもよいとは思った。
この前、誰の本でだったか忘れたのだが――たぶん司馬遼太郎じゃなかったかと思うのだが――、柳宗悦の名前が出てきて、そのときは興味を持たなかった。今回また柳宗悦の名前が登場し、柳宗悦に興味を持った。
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