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『文豪怪談傑作選 三島由紀夫集 雛の宿』

2011年05月20日 18時32分54秒 | 文学
『文豪怪談傑作選 三島由紀夫集 雛の宿』(ちくま文庫)を読んだ。
アーサー・C・クラークの『幼年期の終わり』について、三島由紀夫が「小説とは何か」で語っていることを知り、それが読みたくて収録されているこの本を読んだ。
でも「小説とは何か」よりも、短編「切符」や中編「英霊の聲」がおもしろかった。この選集は三島由紀夫の本の中ではおもしろい本の部類に入ると思う。
トーマス・マンの『魔の山』を「鷹の山」と間違って書いているところがあった。たしかに、似ている。
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