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夏への扉からゴジラへ

2011年04月14日 01時30分20秒 | 文学
ハインラインの『夏への扉』(小尾芙佐訳)を読んでいる。
クラークの『幼年期の終わり』は最初のほうからおもしろいと感じていたのだけれど、これはどうかな、という感じ。いま86頁あたりだけれど、どうなんだろう。この本はおもしろいのでしょうか、誰か教えてください。
いままで読んだことのある何に似ているかというと、庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』に似ている。それ以外に思い浮かばない。『赤頭巾ちゃん気をつけて』も評判ほどはおもしろくなかったように思う。やはりその時代に読まないといけない語り口みたいなものなのかもしれない。
この小説は1956年に発表されたらしいが、物語の現在時間は1970年だ。そしてこれから2000年に行くことになるようだ。なんというか、あの頃の未来に僕らは立っているのかなあという感じですよ。すべてが思うほどうまくはいかないみたいですが。

同時に読んでいるのは加藤典洋の『さようなら、ゴジラたち』。SFつながりというわけでもないのだが、なんとなく読みたくなった。無意識に、原発、SF → ゴジラ! と僕の頭の中でなったのかもしれない。ゴジラの話がメインではなく、戦後の話なのだろうと思う。ゴジラ映画を見たことはないけれど、見てみるべきなのかもしれない。
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