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『トリック』、坂本龍一『音楽は自由にする』感想

2010年05月18日 00時36分26秒 | 文学
そういえばこの間テレビでドラマ『トリック』のスペシャルを見たのだった。
かつて放送していたときの熱心な視聴者というわけではないのだが(ある程度は見たことはあるが)、最近テレビを見ていると映画の宣伝をやたらめったらしているので気になっていた。
メーテルのような格好をした浅野ゆう子にも興味を惹かれた。
ドラマは懐かしいというか、ああ『トリック』ってこんな感じだったなあ、と思わせるものだった。非常に面白いドラマのように思ってしまっていたが、あんな感じだよなあ。
映画は見に行かなくてよいと判断した。

坂本龍一の自伝『音楽は自由にする』(新潮社)を図書館で借りて読んだ。
ちょっと前、立花隆と梅宮辰夫の対談をテレビで見たときに、立花隆が「テレビに出ているとお金持ちだと思われるけれど、かつかつだ」というような発言をしていて、そういうもんかもしれんなと思った。
なんとなく「♪立花隆は金持ちだ、猫ビル建てた蔵建てた」(童謡『黄金むし』の替え歌)と考えてしまっていた。
で、坂本龍一についても綽名は”教授”だし外国に住んでいるしたまにテレビに出るし離婚したし、金持ちなんだろうなと考えていたが、そんなにヒット作があるわけでもないし、レギュラーのテレビ番組があるわけでもないし、紅白歌合戦に出場もしてないし断ってもいないし、まあ普通の生活をしているのかなあと感じた。そういう下世話なところにいちばん興味を持った。
坂本龍一のアルバムを聴いてみようという気にはならなかった。
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