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☆茂木健一郎「脳を活かす生活術」感想

2010年03月07日 23時21分35秒 | 文学
茂木健一郎の「脳を活かす生活術」(PHP研究所)を図書館で借りて読む。
この、”脳を活かす”シリーズを読むのは三冊目で、現在出版されているものは全部読んだことになる。茂木健一郎の本は読みすぎてもうあまり驚くことがなく、脳にとっては良いことではない。
自分というのは、自分とはこうだと思っているところのものであるので、あまり固定的なものと考えない方が良い。考えないことで変化しやすいものとなる。変化を恐れずに世界に任せてしまった方がいいとよく思うのだけれど、この本もそういうことが言いたい本だと読めた。
いまダンテの「神曲」の地獄篇を読んでいるのだけれど、自分の力(だけ)をあまりに信じて何かをしたひとは地獄に落ちているようだ。キリスト教というのは神にお任せするという思想なのだなとやっと分かってきたように思う。
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☆テレビ番組を見て、考える

2010年03月07日 00時26分07秒 | テレビ
録画していたテレビ番組を見まくる。

「A-Studio」はゲストが北川景子。見た目よりもきちんとした女の子で好感が持てた。ゲストの好感度をあげる良い番組だ。先週の倖田來未も基本的には好感が持てた。どちらにしろ、あまり好きではないのだけれど。

NHKの「トップランナー」は番組モニター対象の番組。
写真家のレスリー・キーがゲストだった。このひとのことをまったく知らなかったけれど、とても良い番組だった。
写真を撮るときに大切なこととしてモデル全員の名前を覚えることを上げていた。名前を知ることで被写体がモノから人間に変わるのだろうと思った。
仕事上の付き合いで相手をモノのように扱う人も、他人を数字のように見るということもよくあることではあるだろうけれど、それを続けていくと世界がモノであり数字であるようにしか考えられなくなるだろう。
きちんと考えて仕事をしているひとは素晴らしいと思った。

そのあと「プロフェッショナル 仕事の流儀」も録画していたので見た。山岳警備隊の話だった。
山を畏れるという気持ちが素晴らしいと思った。
僕らは普段、冷房も暖房も移動もすべて自分の思うように調整することができ、天気も天気予報を見て、なんでも自分の想定内でやっていけるような気持ちになっているのだけれど、山で暮らすと山を畏れるという気持ちになるらしい。自然に対して、そういう宗教的な気持ちを持つことは大切だなあと思った。
病気になったときや他人の死に直面した時に突然自分の思い通りにならないことがあることを知って、ひどく狼狽してしまう。それはよくないことだなあ、と思った。
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