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☆太腿それから渡辺一夫

2010年02月02日 22時24分56秒 | 文学
会社の帰りにバスを追いかけて走ったら太腿が痛い。バスには乗れたから良かったけれど、きちんと毎日運動しようと決意を新たにしたのでした。(このところ天気が悪かったからサボっていた。)
決意と言えばそろそろ資格試験の勉強を始めなければなるまい。本を買い申し込みを済ませただけで、今回はほんとうに何もしていない。

夏目漱石の「それから」を読んでいる。
もっとセンチメンタルな話だと記憶していたが、わりと知的な話だった。当時自分がセンチメンタルであったからそのように思ったのであろう。しかし知的に感じるからといって、現在の自分が当時に比べて知的になっているわけではないと思う。
漱石はやはり、いつ読んでもおもしろい。
「それから」「門」「こころ」を読みたいと思っている。

少し前に大江健三郎を読んでいて、彼が尊敬してやまない渡辺一夫(先生)の本が読みたいなあと思ったのだけれど、今月岩波文庫から「渡辺一夫評論選 狂気について」が復刊するようだ。読まねばなるまい。
同じく復刊されるグリンメルスハウゼンの「阿呆物語」も大江健三郎の小説に登場した。
なにゆえに復刊するのかわからない本はたいてい大江健三郎か村上春樹の本に原因があるものだ。
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