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☆新しい新聞の連載小説

2010年02月24日 23時00分52秒 | 文学
朝日新聞の連載小説は森見登美彦の「聖なる怠け者の冒険」が終わって、楊逸(ヤン・イー)の「獅子頭(シーズトオ)」の連載が始まった。森見登美彦の連載は興味がないので読まなかったのだが挿絵がいつも楽しげで、勝手に、高橋源一郎風な、主婦が実はマントを付けて空を飛ぶ正義の味方であるような話(そんな話が高橋源一郎の短編にあった)なのだろうと想像していた。(読んでいないのでどんな話か知らない。)
もう一つの連載小説である川上弘美の「七夜物語」は、毎回ひとつは古臭い表現が使われていてそれはそれで感心しているのだが、最近あまりおもしろくない。料理を作るでかいネズミが出ていたころは興味深く読んでいたが、子どもが給食のカレーシチューをおかわりするとかしないとかの話になって熱心に読んでいない。新聞小説で読者の興味を惹き続けるのはとても難しいことだと思う。
小説を読むこと自体があまりなくなっているし、読むとしても最近のものは読まず、今後読むのもダンテの「神曲」かラブレーの「ガルガンチュア」かで迷っているくらいの状態であるので、新聞小説はいい機会だと思って読もうとはするのだけれど、楊逸の「獅子頭」はちょっと続けて読めないかもしれないなあとまだ二回しか読んでいないのに挫けそうな気持ちになった。まず登場人物が中国名で名前が覚えられない。

このように基本的に新しいものはなかなか受け付けられない性格なので、ブログはやっているが、ツイッターだかツッタカターだか(西川のりおです)にもまったく興味がない。
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