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☆クリストファー・プリースト「奇術師」感想

2009年04月12日 14時41分05秒 | 文学
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)映画「プレステージ」が気になったので、その原作、クリストファー・プリーストの「奇術師」(ハヤカワ文庫)を読んだ。
昔読んだアゴタ・クリストフの「悪童日記」に似ているように思った。カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」のようでもあった。
でもまあ、似てはいたけれどそれらの作品ほど面白かったかといえば、そうでもなかった。
タネが明かされてしまえばそれまでだなあ、というところはまさに手品と同じ。
ちょっと長かった。もう少し短いほうが興味を失わないうちに読み終えられたと思う。
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