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☆川本三郎「現代映画、その歩むところに心せよ」

2009年04月03日 23時59分42秒 | 映画
新しい職場で三日が過ぎる。
とくに忙しいわけでもないのに家に帰るとやたらと眠い。これは昔からそうだ。
新しいことをすると、うたたね傾向がいつもに増してひどくなる。
ベルクソンやら小林秀雄やら偉い人たちが言うように、人間の受け取るさまざまなことは数値では表せない。
やっていることが少ないように見えても、数値で表せないいろいろなことを知らない場所では経験していて、眠いのだ。脳が早く情報を整理したがっているのではないかと思う。
初日に、職場に行くとグループの人がほとんど誰もいなかった。緊急事態が発生してほぼ全員が席を外していた。
伊丹十三の映画「マルサの女」で、主人公の板倉亮子(宮本信子)がマルサに異動になり行ってみると、その日はガサ入れで誰もいなかった、という場面を思い出した。

現代映画、その歩むところに心せよ川本三郎の「現代映画、その歩むところに心せよ」(晶文社)という本を書店で立ち読みし、気になったので図書館で借りて気になるところだけを読む。
映画評論集なのだが、見ようと思った映画は、
「黄色い涙」
「ヒトラー 最期の12日間」
「太陽」
「カポーティ」
「善き人のためのソナタ」
のあたり。
「黄色い涙」だけ傾向が違うが、僕が嵐(アイドルグループのこと)に注目しているからです。
その他は、なんだか政治、実話っぽいものになってしまった。やはり、最近そういったものに興味がある。公開中のアメコミ映画「ウォッチメン」も、実際の事件が取り扱われるというだけで興味を持ってしまう。
ほとんど病気だ。
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