福田和也の「贅沢な読書」(光文社)を図書館で借りて読んだ。
あまり新たな作家に手を出す方ではないので、名前は知っていたが福田和也の本を読むのは初めて。
ヘミングウェイの「移動祝祭日」について書いてあるのを知ったので読んだのだが、「移動祝祭日」と夏目漱石の「明暗」について書いてあるところ以外の部分はざっと読んだだけだ。
混雑している美術館に対する憎悪がおもしろかった。
NHKのドラマ「白洲次郎」を見た。
白洲次郎の名前と写真は数年前から書店でよく見かけるがどんな人だか知らない。
ドラマを見たがこの人のどこが凄いのか今回は分からなかった。
小林秀雄が登場するのかと思って期待していたが登場しなかった。
次回に期待したい。
白洲正子の外見がそっくりで笑えた。
(追記)
そういえば、ドラマを見て思ったのだけれど最近は吸い終わった煙草を地面で踏みつぶす場面をテレビで見なくなってしまった。
あれだけみんなが煙草を吸っているのだから、吸い終わってそれを地面に落とし、踏み消す、という行為が見られないのが逆に不思議だった。
そこの部分がきれいに切り取られている印象だった。
奥田瑛二は家の中を土足で歩き回るくせに煙草は捨てない。
どこかの国のテレビコマーシャルではお酒を飲むところを見せてはいけないということを聞いたことがある。ミラン・クンデラのある小説では、共産主義により、帽子だけを残してすべての記録から抹消されてしまった男の話があった。
煙草と空き缶のポイ捨て、立ち小便などが、現在の風俗からだけでなく、過去の歴史からも消されつつあるのだなあ。
あまり新たな作家に手を出す方ではないので、名前は知っていたが福田和也の本を読むのは初めて。
ヘミングウェイの「移動祝祭日」について書いてあるのを知ったので読んだのだが、「移動祝祭日」と夏目漱石の「明暗」について書いてあるところ以外の部分はざっと読んだだけだ。
混雑している美術館に対する憎悪がおもしろかった。
NHKのドラマ「白洲次郎」を見た。
白洲次郎の名前と写真は数年前から書店でよく見かけるがどんな人だか知らない。
ドラマを見たがこの人のどこが凄いのか今回は分からなかった。
小林秀雄が登場するのかと思って期待していたが登場しなかった。
次回に期待したい。
白洲正子の外見がそっくりで笑えた。
(追記)
そういえば、ドラマを見て思ったのだけれど最近は吸い終わった煙草を地面で踏みつぶす場面をテレビで見なくなってしまった。
あれだけみんなが煙草を吸っているのだから、吸い終わってそれを地面に落とし、踏み消す、という行為が見られないのが逆に不思議だった。
そこの部分がきれいに切り取られている印象だった。
奥田瑛二は家の中を土足で歩き回るくせに煙草は捨てない。
どこかの国のテレビコマーシャルではお酒を飲むところを見せてはいけないということを聞いたことがある。ミラン・クンデラのある小説では、共産主義により、帽子だけを残してすべての記録から抹消されてしまった男の話があった。
煙草と空き缶のポイ捨て、立ち小便などが、現在の風俗からだけでなく、過去の歴史からも消されつつあるのだなあ。