普段は車の運転中に半永久的に流れ続ける松任谷由実の歌を聴くともなく聴いているだけで、テレビの音楽番組も(つまらないから)見てないし全く音楽に疎いのだが、数年前にソニーのウォークマンは買った(パソコンにつないで充電したり音楽を入れたりするタイプのものです)。しかしそれも音楽を聴くためではなく、英語を聞いて勉強するためだったはず。
いま調べると、僕の買ったタイプのものはすでに販売してない。当時は結構売れてたガラス瓶みたいなやつなんだけど。電化製品の遷り変わりは激しい。
まあそれはいいのだが、いまそれに小林秀雄の講演・対談とベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全十曲と古今亭志ん生(五代目)の落語を入れて聴いている。
落語など聞いたこともないのだけれど、古今亭志ん生の素晴らしさはこれまで何度か耳にしたことはあるし、小林秀雄と古今亭志ん生が似ているという話もあるのでそんなに似ているものなのかと思って聞いている。
そんなには似ていない。
しかし、なかなかおもしろい。
これまで僕と落語との接点といえば「ざこば・鶴瓶らくごのご」(テレビ番組)と「笑点」(テレビ番組)と「花とアリス」(映画)くらいしかなかったのだが、しばらくちゃんと聞いてみるつもり。
ついでに落語を題材にしたテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」と映画「しゃべれども しゃべれども」も見てみようかと考え中。こういうあれやこれやを調べるのはとても好きだ。
ましかし、いろいろ調べるのは好きで興味は持つのだが、それの見たり聞いたりをきちんと最後まで実行するかどうかまでは分からない。
「ツイン・ピークス」も結局最後まで見れてないし、この間深夜の映画紹介番組で「セックス・アンド・ザ・シティ」のことをやっていてこのアメリカドラマに多少興味は持ったのだが、たぶん見ないと思う。長いし。