ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

☆市原悦子と島田雅彦の仕事

2008年01月20日 11時02分14秒 | 文学
テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」の始まりの歌は、これまでずっと市原悦子が歌っているものだと思っていた。
しかし彼女の歌といえばドラマ「家政婦は見た!」ではるみちゃん(飼猫)に向かって歌われる演歌しか聞いたことがない。そして記憶をたどって考えてみると、あの演歌と「まんが日本昔ばなし」の歌が同一人物によって歌われているとは思えない。テクニックが違う。
♪ほーろほーっろと
♪もーのーがったーりー、ぃーぃー
のあたりはどう考えてもプロの仕事だ。
調べてみると花頭巾というひとに歌われているようだ。だれだ、花頭巾。
市原悦子についてもうひとつ。彼女の息継ぎのタイミングは、ひとが息をするタイミングではなく、ひとがしゃっくりをするタイミングなのではないかと気づいた。
「旦那さまあのわたくし(ひっく)、存じあげません。」
市原悦子の芝居の秘密が攫めた気がする。

今朝の朝刊から島田雅彦の連載小説「徒然王子」が始まる。(朝日新聞)
どうせつまんねーだろうと意地悪な気持ちで読み始めたのだが特にけなすところなし。今後に期待する。
やはり歴史を感じられるものはよい。
しかも最近、天皇家の歴史に興味を持っているのでちょうどよい。
コメント

☆チャン・イーモウ監督「HERO」感想

2008年01月20日 00時26分13秒 | 映画
英雄 ~HERO~ 通常版チャン・イーモウ監督の「HERO(英雄)」をテレビで放送していたので見た。
「単騎、千里を走る。」はたいへんおもしろかったが、これは眠くて仕方がなかった。
これと同質の睡魔が黒澤明の「影武者」にかつて潜んでいた。
どうしても馬に乗った大量の武士を見ると眠くなってしまう。前世で何かあったのだと思う。
「HERO(英雄)」はこれまでなんどかテレビで見ようとしたが最後まで見ることができていなかった。どうもこういう映画は性に合わないのだろう。
これからは性に合う映画だけ見ることにしたい。
手始めに、高倉健と山田洋次と黒澤明(白黒)しか見ないつもりでいる。
「幸福の黄色いハンカチ」と「遙かなる山の呼び声」と「居酒屋兆治」はぜひ見たいと思っているのだが、いつも行っている近所のレンタルビデオ屋に置いていない。だいたい日本映画が少なすぎる。
アニメと過去のテレビドラマに席巻されつつある。
過去のテレビドラマなどはYouTubeですべて見られるようにしてしまってレンタルビデオ屋では誰も借りないからもう置かないという状況になればいいのに、と思っている。

話は戻るが、チャン・イーモウの映画は、「単騎、千里を走る。」が三国志、「HERO(英雄)」は秦の始皇帝、と歴史を扱っていてそこはいいと思った。
やはり歴史を感じられる映画を見たいものだ。
コメント