ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

☆ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟1」感想

2007年09月25日 02時05分13秒 | 文学
ホースを買ってきて窓掃除をする。
うちはそんなに広くはないのだが窓だけは大きい。引っ越して半年くらい経つが初めて窓掃除をする。汚い。
網戸を外したらはめることが出来なくなって苦労する。へとへとに疲れた。
しかしきれいになった。ホースの力は偉大だ。
ホースとともにあらんことを!

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」(光文社古典新訳文庫)の1巻目。
たしかに読みやすいと思うが、そんなにめちゃめちゃ売れるほどなのだろうか。
内容が難しいのに変わりはないと思うのだけれど。
最近テレビのニュース番組で街頭インタビューを受けている人が政治についてよく知っていることに驚くことが多い。僕はあまり政治家とか政策とかよく知らないし新聞も読んでいないのでわからないのだが、結構詳しい。
何年か前は、総理大臣の顔を知らないひともいたはずなのに。
どうなってるんだ。
番組製作者の意図が変わってきただけだろうなあ、とひねくれて見ている。そんなに世間のみんなが賢くなってきているはずがない。そんなわけがない。
同じようなことで、「カラマーゾフの兄弟」をそんなにたくさんの人が読んでいるということがにわかには信じがたい。少なくとも私のまわりでこの本を読んでいるひとはいない。読みそうな人もいない。

「カラマーゾフの兄弟」は宗教と無神論の話が中心なんだということを知った。
昔読んだときは、親父を殺したのはだれだ、という興味のみで読んでいたように思う。有名な「大審問官」もなんのことだかさっぱりわからなかった。
最近、橋本治の「宗教なんかこわくない!」を読んだりして宗教にもわりと興味があるので、そういう部分もおもしろい。
しかしみんなよくしゃべるなあ。
次は埴谷雄高の「死霊」を読もうかななどと考えてもいる。
コメント