10月4日の土曜、“蛇研究”で著名な独協医大の三島博士、“鯨博士”の別名を持つ水産ジャーナリストの梅崎義人さんに理科大の大江修造博士と独特の研究領域を持つ錚々たる奄美大島出身の諸兄が運営する“武蔵奄美フォーラム”で依頼され、拙い講演をしました。
表題は“高齢社会でのIT活用”でしたが、私の呼び掛けで参加して頂いた沖縄県人会メンバーや琉球新報社支社長に沖縄タイムス記者等15人の在京沖縄出身の先輩・知人が加わり、後半期せずして“沖縄と奄美論議が盛り上がりました。
日本復帰を礼賛する奄美大島は昭和28年の復帰以来、人口が当時の20万から今日の10万と半減衰微したのに対し、基地を押し付けられた復帰を“屈辱”とも称する沖縄ながら人口は80万から140万に増大する事由はどこにあるのか、かねてから私の胸中にあったテーマーに触れました。
“北を目指す日本復帰”ではなく“南を目指し”沖縄と共に琉球として“連携の選択をしたら奄美は沖縄同様、人口増大・繁栄??したかどうかは不明ですが、後半の質疑応答は図らずも“奄美・沖縄の交流・談義”の場になりました。
検証不足、思い付きの拙論に対し、ご出席、激励頂いたご参加の皆さん、有難うございました。
この年になっての講演依頼は結構なプレッシャーでしたが、終わって見れば我とわが身のEnding Life Reviewの場になりました。こうした貴重な機会を頂いた三島、梅崎両先輩、本当に有難うございました。
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更に、先生から28ページに及ぶ貴重で有益且つ示唆に富んだデータを特別に受信いたし、先生の広範囲にわたる分野での社会貢献、特に、ふるさと振興に取り組んでおられるご活躍に深い感銘を受けました。
インターネットで「重田辰弥」を検索して、武蔵野奄美フォーラムでのご講演の話、他、多くの記事も拝読させて頂きました。先生が直腸癌手術後、点滴化学治療を受けられながら多くの要職での活躍には頭が下がります。
私も、過去において「奄美群島振興発展」に関する提言をしてきた出身者の一人ですが、奄美群島民は日本へ復帰運し
ましたが、実際には「鹿児島県」に復帰したようなものです。鹿児島県の離島担当係長が奄美を見ております。
沖縄は正しく日本へ復帰したと思います。中央政府内の沖縄担当大臣が沖縄を見ております。
私は、沖縄と奄美が一体となって地域の振興発展に取り組むことが望ましい、と提言したこともあります。
奄美群島が沖縄と日本本土間の谷間に沈んでいる格差の現状を見るにつけ、そのように思います。
時間差、距離差を超越したIT技術を活用しての振興対策が、これからの発展分野だと思うものです。
先生のご助言を賜りたいと切に思います。今後ともよろしくご指導下さいますようお願い申し上げます。
取り急ぎ御礼のご挨拶とさせて頂きます。
特に重田様の「沖縄と奄美論議」には沖縄本島と奄美群島の歴史的背景や慣習の違い、そして現状の双方の人口
の増減から見た問題点の分析等も含んでおり、私自身、大変興味深く、先生の講演を傾聴することができました。
今後、沖縄と奄美の人々の文化交流等をもっと推進し、お互いの親睦を深めると共に南西諸島全般の各種ビジネスの伸展に繋がる契機になればと考えます。
以上、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます 。
ず第22回武蔵野奄美フォーラムご講演をお引き受け下さり、
本当に有難うございました。
少々手狭な会場でしたが、IT産業の話題のほかに、沖縄の縁とも結びついた豊富な話題は、大いに盛り上がりました。
興味ある話題、更なる機会が設定できますことを武蔵野奄美フォーラム会長期待いたします。くれぐれも御身お大切にお過ごしください。