”朝吼夕嘆・晴走雨読”

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「明けましておめでとうございます」

2011年01月01日 | 「美ら島沖縄大使」便り

                    

  昨年、当社は創業32年、細々ながらほぼ全期黒字経営を続けて来たとは言え、厳しさを増す景況を見据え、自ら起した会社への思いを断ち切り、グループ傘下3社と大同合併、10年間に亘り慣れ親しんだ五反田から神楽坂の一棟ビルに移転致しました。合併新会社㈱CIJネクストは資本金6億5千万、従業員520名、旧㈱日本アドバンストシステムの沖縄、大阪、東海事業所はそのまま事業所とし存続します。

 共に30年以上、黒字堅実経営を継続して来た3社が合併に踏みった理由は三社が起業、成長して来た派遣、請負受託を主流とするソフト業界では派遣法改定、BRICKSに続くVISTA諸国の新興とOffshoreの進展、特注ソフトに依存しないクラウド、SaaSIaaS普及等に伴う市場縮小と競争激化等の市場外部環境の変化に目を据えた結果です。

 とは言え、旧3社は共にそれぞれ創業30年以上の歴史を持ち、良くも悪くも独自のカルチャーと特色を持ち、そのことが時にはお互いに新鮮さと同時に正直、違和感や抵抗を覚えること時もあります。しかし、技術革新と競争激しいIT業界で共に30年以上継続してき3社はそれぞれの固有顧客と得意分野、独自のカルチャー等の長所を持っており、合併の目的は重複コストの削減に留まらず、これら旧三社保有の長所とコアコンピタンスのシナジー効果の発揮を目指し、より一層の顧客満足度の実現を目指し邁進して行きます。

 これを機に私は取締役を辞任、新会社の社長サポート役としてビジネス界での有終をえたいと思います。

 今後は微力ながら、これまで歩んで来た苦労、挫折経験を次世代後輩と故郷のために貢献できたらと念じています。今後ともよろしくお願い申し上げます。

  新しい年、皆様のご健勝を祈念しつつ、新年のご挨拶とさせていただきます。

               

        

 

 

             

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