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「沖縄クラブ」H18年総会

2006年07月22日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 東京には県人会、経営協会はじめ各郷友会、同窓会はじめ各種の沖縄関係団体がある。その中で「沖縄クラブ」は他に比べ文化的、アカデミック的雰囲気が強いのが特色かと思う。
 私が当会に初めて参加した昭和40年台後半の県人会ゲストには野党国会議員、経営協は保守・与党議員とはっきり政治的色分があった。「沖縄クラブ」はそうした政治色を嫌う在京沖縄出身の文化人が集っていたように感じた。当時は県人会、経営協等にほとんど顔を出さない尚氏も時折出席していた記憶がある。
 そもそも当クラブは(財)[沖縄協会]の主導で設立され、会則には今も事務局は協会内に置かれるよう定められている。初代会長は大浜元早大総長、二代目は茅元東大総長、30年近く続いている川平朝清三代目現会長も昭和女子大監事と学術畑だ。
 当クラブは他に比べ学者・官僚OBや八重山文化研究会員等“功なり名を遂げた”高齢・文化人70名前後のメンバーで構成されている。現・川平会長によってメンバーの若返りがなされたが、それでも私などは若い方。毎回の講演での年配メンバーの長々した質疑応答にはしばしば辟易するが、その内容には啓発されることも多い。10年前には私も会長の要請で「沖縄マルチメディア特区」と題して講演した。この日の総会記念講演は玉城朋彦氏による「琉球自治州について」。
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