”朝吼夕嘆・晴走雨読”

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「当社の運用・保守部門」

2009年08月07日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 当社にはおよそ40名からなる汎用大型コンピューターセンターの保守・運用業務を掌るCS部門があります。先週二日間に亘り、当該部門員と今後の方針、施策につい説明、討論しました。
 わが国有数のクレジット会社を顧客に持つこの部門は90年当初のバブル崩壊期に他部門の不況、縮小にも関わらず、ひとり堅調を維持し、当社の収益を支え続けました。しかし、今回の不況では逆に落ち込みが激しく、全社の脚を引っ張っている状況で、成功先験が常に有効とは限らないことを示しています。
 とは言え、この部門からは当社で初の上海、ヨーロッパへの海外出向のSEを排出する等、多くの人材を育てました。今回の方針検討会でも私が一人でレクチャしていた往時と様変わり、現場育ちの入社15年目のリーダーが司会、討議を仕切り「顧客から契約解除されないためには何をすべきか」とテーマを掲げ、“当面の苦境乗り切りと自己研鑽“をメンバーがそれぞれ語り、意見交換をしました。
 部門立上げ時、徹夜、深夜交代勤務のため応募者が少なく、社員寮を準備、沖縄から高校生を中心に採用、創設、当然のことながら離職率は高かったのですが爾来20余年く、メンバーの中から家を成し子を作り、リーダーと育った彼らの議論を聞き、この経験を今後どう活かすか、当社の今後のもう一つの課題です。

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