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私が人の感覚に特化した研究を長年して来て、花の香りが人に与える影響は計り知れないものだと言うことです。
特に女性は「嗅覚」が敏感で、花の香りや香水の香りなどを好みます。
中でも、バラの香りは「甘い香り」と表現されるように、バラの香りは、種類や花の色によって香りに違いがあります。
バラの起源は、一説には、今から約7000万年前〜約3500万年前とも言われています。
チベット周辺、中国の雲南省からミャンマーにかけて野生の原種が多く生息していることから、この当たりで生まれた可能性が高いと言われています。
古い文献によると、英雄王ギルガメッシュを描いた「ギルガメッシュ叙事詩」には「バラは永遠の命」と記されていることから、紀元前2000年以上前には既に愛された花だったと分かります。
紀元前6世紀頃にギリシャやローマでは、バラが栽培され、詩人サッフォーや哲学者プラトン、アリストテレスなどの著作にもバラが登場します。
バラで有名な歴史上の人物と言うと「クレオパトラ」を思い浮かべる人もいると思います。
古代エジプトは香料、金、銀、宝石以上に高価なものであったと言います。
日本でも、バラのアロマオイルは、価格が安い物は「合成香料」と言う、バラもどきの香りです。
本物のバラの花からアロマオイルを使用したものは、小瓶サイズでも数万円します、大瓶では10数万円以上するのが本格的バラの香りがするアロマです。
インターネットで販売されている、中にも天然オイル使用とあり、数千円で購入できるのは、不純物やバラを合成香料を加えて天然のバラのオイルは数滴しか使用されていないのが多くあります。
こうした、化学物質を多く含んだアロマオイルを直接に肌に使用したり、長い時間、嗅ぐと私のような男性ながら嗅覚が敏感な人は、アレルギー反応が出て、痒みや鼻水などが出たりします。
但し、天然オイル100%ならアレルギー反応は殆ど出ません。
人の嗅覚、香りは脳に直接に刺激されるので、良い香り、バラなどの花の香りは好みによりますが、興奮した脳を宥め、リラックス効果があります。
コロナウイルス感染の後遺症に、嗅覚細胞の炎症により、香りが感じなくなったと言う、比較的若い人たちに現れる症状です。
人の嗅覚細胞は、切手一枚程の大きさで、2週間程で新陳代謝を繰り返しています。だから、コロナウイルス感染の後遺症で匂いを感じなくなった人は、2週間以上香りを感じない状態が続くことになります。
私がバラの花、香りが好きになったのには、きっかけがあります。
それは、14年前にソウル繫がりした方が、生前に花が好きで、自身もフラワーリーフなど作成し、個展を開く程の腕前でした。
また、花の中でもバラの花、香りが好きで特に赤いバラが大好きですとメッセージされたことがきっかけとなり、私もバラのシーズンには各地の植物園やバラ園に出かけては、バラの香りに癒やされ、写真撮影にも拘っています。
それは、バラを視る、香りを嗅ぐなどをした時には、私だけでなく、私とソウル繫がりした方も癒やされているから「一心同体」のようにバラの花を全身、全感覚で感じられるからです。
センスプロデュース研究所、葛西行彦、