センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

体験が健康脳を育てる!!

2015-10-19 00:00:30 | 人の脳
以前に民放テレビで「現代人の五感が危ない!」と指摘し、話題になりました。
私が現代人、特に日本人の感覚異変に警鐘を鳴らして来たのは既に二十数年前からです。
便利なものに拘り、依存することから苦労せずに、楽していることで人の脳が刺激を受けない事が危惧されます。
これらで脳の働きが若くして低下し、判断脳力、認識力、集中力なども低下し、様々な脳力が欠如して来ています。
ですから「健康脳」に成れない人たちが多いものです。
健康脳とは、脳の病気ではなく、感覚や思考なども正しく判断し、理解できるかの脳の働きのことです。
私がこの健康脳を推進しているのは、心と精神の関係にあります。
人の心は脳に存在しています。
特に、現在の子供たちは色々な体験不足です。知りたいことも直ぐにネットなどで検索し、理解したと思い込みます。
体験記憶が無いから、知識では分かっていたつもりでも、具体的にどうなのかを理解できないのです。
体験が無ければ、危ない物なのか!? 役立つものなのかも理解出来ません。

例えば、子供の頃から自然と接して、五感体験をしていれば脳に刺激も多く贈られ「体験記憶」として長期記憶となります。
逆にネットなどで調べた知識は、「短期記憶」となり、二週間ほど忘れてしまう記憶です。
ですから、役立つことはあまりありません。
水遊びしていれば水の怖さも知り、水の大切さも理解できるものです。
このように体験することの重要性、人の脳を刺激し、活性化させて呉れます。また、正しい判断や理性の働きなとが良くなるので、危ない事、安全なことなどを理解できるようになります。
遊びや学びだけでなく、恋愛においても体験は大切な要素です。失恋して、心を痛め、そして心優しくなれます。
最近の人たちは、愛欲、欲望、願望を叶えるために人を愛する人たちが多過ぎます。ですから、思い通りにならないと「自我が生み出した苦しみ」を感じて、イライラしたり、興奮することになるのです。
そして、愛した人なのに、憎んだり、恨んだりするのです。
自分よりも大切だと思えず、相手のことを労わり、心配して上げられません。
自己中心的で、自己満足を優先するので、欲望を達成しようと必死になるのです。
ですから、恋愛相手に執着し、自己のエゴ、欲望を満たそうと必死になるのです。

そして、恋愛トラブルに成りやいのは、恋愛などの体験不足が招くことが多いのです。何度か恋愛経験があり、失恋や別れなどを体験して居れば、相性が悪かった!運命の人ではなかったと理解できるようになります。
体験が希薄だと、頭で理解していても「心では理解」していません。
ですから、欲望や性欲などが満たされないので、そちらを優先するので愛し方が間違っています。
これらを理解出来ずに、間違った思いやりや愛し方になるので「恋愛トラブル」に成りやすいのです。
愛に悩み、苦しみを乗り越える体験をして、愛する人を心から思い遣り、自分よりも大切な人だと思えることが「優しさ」です。
私たちのように様々な恋愛や愛体験などをしていると、ましてや私のように不思議な体験などが多いと誰よりも愛に恵まれ、愛に満たされて幸せを実感できます。
また、恋愛や愛を糺させるようにもなります。私は長年感覚研究から「体験に基づいて」こうして体験する重要性を説いているものです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、


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