センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

科学技術系人材育成!

2009-07-23 00:03:02 | 感覚
文部科学省、狙う「SSH」指定校は切り札的取り組み!
文部科学省は、将来の国際的な科学技術系人材の育成を狙って理数系に重点を置いた教育を行う高等学校「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の2009年度指定校として、北海道室蘭高校、千葉県立船橋高校などの9校を決定した。
指定校に選定されることで、各高校へは実験施設導入費、専門家の招聘費などの理数系教育関連費用が助成される。指定期間は5年間、09年度には前年度までの指定校を合わせて、SSHは160校となる。
SSHの取り組みは02年度にスタートした。若い世代の理数系離れなどが指摘され「科学技術立国」と言われてきた日本の基盤が揺らぎつつある状況に対応したものだ。政府の「第3期科学技術本計画」の中で「才能ある子供の個性、能力の伸長のため理数系教育を重視する高等学校に対する支援制度拡充」などがうたわれ同じく政府の「総合科学技術会議」では革新的技術戦略を実現するために「次の世代の排戦する人材の確保」の必要性が提言されており、SSHの取り組みにこれらの政策が提言に対する具体的施策だ。
SSHで実施される取り組み、例えば「観察、実験を通じた体験的、問題解決的な学習、課題研究の推進」「高等学校及び中高一貫教育校における理科、数学に重点を置いたカリキュラム」「国際性を育てるために必要な語学力の強化」
「国際的な科学技術、理数系コンテストへの積極的な参加」「科学技術系クラブの活動の充実」などを挙げている。
このほか、先進的な科学技術系人材の育成には、高校と大学の連携が必要との指摘から「高大接続」の在り方について、SSHと大学との共同研究も実施されていく、いずれにせよSSHが一朝一夕ではいかない人材育成のための切り札的取り組みになることは間違いなさそうだ。経済界5.26号より引用。
私は、この記事を拝見し、私の地元の千葉県立船橋高等学校(SSH指定校)である。学校を見学したいと考えている。
私共はこれら理数系教育にも力を入れている。特に私達の研究(生命科学)の研究者は年々減少しているので、若い人達の育成にも取り組んでいる。
具体的な取り組みは、数年後になると予想されるが、東京都内に海外の大学と日本の大学の提携によって、医療系の大学を設立を構想しております。
この大学では日本初のオール英語で授業を行い、世界レベルまで上げる生命科学の研究など実施したいと考えている。
この大学では是非とも、新しい学部、生命科学「感覚生理学」という、日本では馴染みのない学問を推進して行く予定です。
これらは、日本の感覚生理学者が極端に少ない現状があり、後継者、感覚生理学研究を受け継いで頂ける人材の育成にもあるのです。
若い世代に理数系離れは深刻であり、本当にこのままでは日本の科学技術は勿論、世界レベルからも取り残され、科学技術水準も低下してしまう可能性もあるのです。
科学技術の高い人材(能力の高い人材)は日本人でも、海外に流出してしまっている。海外の大学では、優秀な生徒には世界中から集め、学生に学費は勿論、生活費まで支払っている大学もあるのです。
そこまでしてでも、科学技術水準の高い人材がその国の科学技術水準を底上げすることに繋がるからである。
日本でも、高校からSSH指定校として行っているが、もっと高校と大学との連携が必要であり、急務である。
今後、文部科学省には期待もしているが、何より産学官民一体の取り組み、支援が必要であり、人材育成が科学技術水準を向上させることを私から提言致します。
コメント (1)
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