相手を一瞬にして好きになる。所謂「一目惚れ」をする時の脳は、一体どうなっているのだろうか!?
この「一目惚れ」には、右脳が大きく影響していると言われています。
一般的に左脳は計算や言語に関すること、右脳は図形や空間認知に関することがそれぞれ得意としている。
「勘」などの直感的な判断も右脳の働きによるものです。つまり「一目惚れ」をしている時には、右脳が強く働いている状態なのです。
時として、一目惚れは失恋や片思いで終わることが多いものだ!
一目ぼれに関しては男女に差異があります。女性は「女の勘」で一目惚れするのに対して、男性は「見た目」で一目惚れするのです。
それは、男女脳の違いによるものです。女性の女の勘こそが「直感」なのです。
あの人はもしや運命の人とか?格好いい人などと勘を働かすものです。
それに対して男性は、見た目が優先されるため、バランスが整い、美しいものを好みます。ですからスタイルよく美人を好み、一目惚れします。
これらは男女の「五感の差異にも関係」しています。男性は「視覚と触覚」に優れています。ですから、見た目が優先され、柔らかなものを触りたがります。痴漢するのにも男性が圧倒的に多いのがこれらの理由からです。
女性は「嗅覚と味覚」に優れています。香水やアロマなどの香りに癒されたり、食事が終わってからもスイーツを食べたくなる「別腹」などは女性特有の味覚です。
女性は見た目よりも、男性の体臭を心地よいか?汗臭いかで「相性」を判断し、一目惚れします。
そして、直感(女の勘)で、一目惚れし、格好いい人と判断したりするのです。
男女でこうして、一目惚れするのにも違いがあるのは、脳の使い方が男女で違うからです。
一目惚れに関わる脳は「右脳」が関わっていますが、これらから男性よりも女性の方が一目惚れしやすいと言えるものです。
男女で脳の違いがあるように、それは男性よりも女性の方が脳神経細胞も太く、密集している脳部があります。「脳梁」という脳部は、女性の方が男性よりも1.5倍ほど太く、神経細胞が密集しています。ですから、女性は左右の脳をバランスよく活用し、男性は左脳が優先的に働いているものです。
また、女性は直感や言語能力、コミュニケーションに優れているので、女性が三人集まるとおしゃべりになり、賑やかです。
よく女性が集まると「恋話」というように、好みの男性をイメージして、会話します。
私自身も、何度も一目惚れしました。通勤電車内で毎日のように同じ車両に乗り合わせた若い女性と目が合い、ドッキとした瞬間に「この人、奇麗な人だな」との感情から一目惚れしてしまいます。だからと、軟派のように声を掛けたりはしません。一時の「恋心」のようなものです。
以前に、ソウル繋がりした方から「行彦さんは、美人に弱いよね・・・」とメッセージされた時は、真相を付かれたようで後ろめたい気分になりました。
こうして、一目惚れしたからと「運命的出逢い」までに繋がることは希薄で、稀に一目惚れした人と結婚したなどとなると、極めて希薄な関係になると思います。
多くの場合一目惚れは、片思いか失恋すると決まっている訳ではありませんが、実らないことが多々あるということです。
センスプロデュース研究所、荒木行彦