goo blog サービス終了のお知らせ 

センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

加齢と脳機能の衰えは無関係?

2022-07-11 00:00:30 | 人の脳

人間の知能は加齢と共に低下する。そう考えられていたのは一昔前のことだ。

現在の脳機能に関する研究から、知能は年齢と共に向上するだけでなく、60歳を過ぎてピークを迎える知能があることが解明されており、経験の積み重ねの重要性が注目されている。

近年の研究では、人間の知能は年齢と共に深まっていくと言われているそうです。加齢と脳機能の衰えは無関係なのです。

多くの人は、脳機能は年齢と共に衰えていくと思われているようですが、「物忘れが酷くなった」「頭の回転が鈍くなった気がする」など、自分で実感があるからでしょう。

しかし、人間の脳は年齢の積み重ねによって知識や経験といった情報が記録されていくので、むしろ知識は伸びています。

ある程度の年齢になると、蓄積した知識を取り出すのに時間がかかるようになってくるのです。それは蓄積している量が膨大になったことにも関係しています。

これまで脳機能には「流動性知能」と「結晶性知能」という二つの概念があると考えられて来ました。

流動性知能とは、経験とは無関係の智的能力で、直観力や処理のスピード、暗記力、集中力などをいいます。新しい情報を得て、それを処理し、操作していく知能です。

一方、結晶性知能とは、経験を積むほどに高まる知的能力のこと。言語力、洞察力、社会適応力、コミュニケーションと言った能力が含まれます。これは積み上げ型で消えてなくなることはありません。

 

人の脳神経細胞!

人の脳の神経細胞は電気信号(パルス)信号を発して情報のやり取りする特殊な細胞です。その数は、人の大脳で(約160億)、小脳で(約690億)、脳全体では約860億個になります。神経細胞同士はシナプスとう間隙で繋がり合い、複雑なネットワーク(神経回路)を形成しています。

ところが、この脳の神経細胞は、20歳を過ぎた頃から毎日(10万)という数の神経細胞が死滅していきます。だからと一生の間では、脳機能が極端に低下したり、頭の中に空洞などができることはありません。

逆に加齢と共に再生する脳神経細胞もあります。グリア細胞とは、中枢神経系を構成するニューロン(神経細胞)以外の細胞のことです。神経膠細胞とも呼ばれています。

哺乳類では、神経細胞の数倍から数十倍の数のグリア細胞が存在しています。

形態や機能によって「アストロサイト」「オリゴデンドロサイト」「ミクログリア」「上衣細胞」の四種類に分類される。

グリア細胞の働きは、死滅した脳神経細胞を掃除したり、脳に栄養を送ったりと、また、体験や学習の積み重ねによって活性化する脳神経細胞でもあります。約1000億個もある脳神経細胞です。

 

私のような60歳を過ぎた初老になると脳機能が低下して来た。衰えたと実感するのは、人の名前を聞いても思い出せない、あの芸能人と名前が思い浮かびません。これらは、物忘れ現象であり、膨大な情報を脳に蓄積させているために、取り出す、引き出すスピードに関係しています。

人の脳の発達において、10代がピークを迎え、その後は脳神経伝達速度が低下していきます。10歳代の頃は、ニューロンネットワークを伝達するスピードは新幹線よりも早い速度、400km近い速度で伝達し合います。それが私たちのような年齢になると200km以下、個人差もありますが特急電車並みの速度だと、思い出すのに時間がかかります。思い出せない、もどかしい、若い時は思い出せたのにと嘆くことになります。こうして、脳が衰えたと思い込んでしまうのです。

逆に加齢と共に活性化する感覚もあります。それは「観察力、洞察力、社会適応力」などがそうです。

他にも経験豊かさなどによる「知恵力」は若い頃よりも、年齢を積み重ねることで活性化し、発達していきます。

但し、脳梗塞や脳卒中などに疾患すると、脳神経細胞の一部が壊死し、半身不随などの後遺症が残ったりします。此処に「脳を健康に保つ重要性」があります。脳の衰えは、脳トレといわれるゲーム的鍛錬も必要ですが、私からは、人と関わり合い、軽い運動でもよいので、手足を動かし、感動し、時には泣いたり、感情を吐き出すなど「ストレスを溜めない」ことが最大の脳トレだと思います。

何時までも、脳が健康な人は、アルツハイマー病などに疾患しにくく、元気で長生き出来るということを私から提唱致します。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人の脳力について考える!

2022-04-12 00:00:30 | 人の脳

私は30数年前頃から「人の感覚に特化」した研究に励んで来ました。

中でも「人の能力と感覚」は長年の研究課題の一つでもあります。

以前に「日本テレビ(世界まるみえ!)」の番組の取材を受けて、監修とコメント出演したことがありますが「火事場の馬鹿力を科学する」の内容で、脳科学的に解明と説明をしました。

人の脳は、いくら頑張っても力や脳力を出せるのは「80%程度」です。それは、常に100%の力を出していると「筋肉や骨が壊れてしまうからです」。能力も勿論、100%発揮すると「精神状態に異常を来す」から(脳が勝手に)セーブしているのです。つまり、生命維持のために働く「制御システム」のようなものです。

専門的には「脳の本能の働き」なのですが、それも「心身の状態」が良くなければ、自身の能力を最大限に発揮することは出来ません。

人の脳には素晴らしい才能のような「脳力が備わっています」。それは「潜在的能力」です。

先程のように、必死に頑張って力や能力を出そうとしても80程度しか発揮出来ません。もし、100%の力や能力を発揮したいと思えば「潜在的能力を引き出す」ことが重要になる訳です。

良く、脳科学者などの先生方が「人の脳は、普段は20%~30%程度」しか使われていないと都市伝説のように言われていますが、私はそうだとは思っていません。

人の脳は医学的に説明すると、消費カロリーの激しい臓器です。エネルギーも身体の20%程度必要だし、酸素に至っては40%程度必要とされています。

例えば、脳の細い血管が詰まったり、破れるだけで「半身不随や言語障害」などが生じるのが、頻繁に脳は使われているという証拠でもあります。

人は普段から、歩いたり、物事を考えたり、話したり、スマホを操作したり、日常生活を過ごすために脳は、休みなく、働いています。眠っている間でも脳は活発に活動しているのです。

 

現に、私たちが「脳が疲れたと感じるのは(栄養不足)」からです。人の脳のエネルギーの基は「良質なブドウ糖」が必要です。特に、女性は脳の疲れを感じやすいのです。

それは、男脳と女脳の違いにあります。女性の脳の一番の特徴は「脳梁」という脳部が、男性に比べて、太く、脳神経細胞が1.5倍ほど密集しています。

脳梁の脳部位は、左右脳を繋いでいるところです。男性は「左脳優位」と言われ、女性は左右脳をバランスよく使っているものです。ですから、女性は男性に比べて「言語能力に優れ、おしゃべりです」。現に、女性三人が集まると賑やかです。

こうして、私の説は「人の脳は普段から70%以上」を使っており、残りの20~30%が眠っていると言われる脳(潜在的脳力)だと考えています。

例えば、命の危機に関わる出来事や、最愛の人を助けたい想いや、スポーツ競技などで「運動能力を100%」発揮して闘いたいと考える人ならば「火事場の馬鹿力」を発揮して好成績を残したり、人助けしたり、九死に一生の出来事に遭遇しても生還出来るなどが「人の能力の100%の発揮なのです」。

では、スポーツ競技などで自身の能力を100%出せるようになるためにはどうしたらよいかと思う人は多いと思います。特にパワー競技などでは必要なことです。日々の練習とトレーニングをして鍛え上げて来た筋肉や能力を充分に発揮するためには、身体を鍛えるよりも「感覚を鍛える」ことが大切になります。つまり「脳を鍛える」ことが重要となるのです。

 

ですから、種目別のコーチの指導ではなく、私たちのような「専門家の指導」が必要ということになります。「メンタルトレーニングにも類似することです」。

私たちが指導したのが「大声を出して、踏ん張る力や能力」を100%近くまで発揮することが出来るものです。

砲丸投げや槍投げなどの選手が気合いを入れて投げますが、実は大声を出すことで「潜在的能力を引き出す」ことが出来るのです。現に、声を出した時と出さない時には、力の出方に差があります。これらを「シャウトの法則」と呼ばれているものです。

他にも、あまり興奮することは良くありませんが、緊張を解すために「脳内にアドレナリンを放出させて気合いを入れる」などの方法もあります。

以前に、その方法を指導したプロの球技選手が試合中に興奮し過ぎて、口から泡を吹いて倒れたのは「アドレナリン中毒」の症状でした。

こうして、人の能力を常に100%発揮するのは、持続して行うことは時に危険も伴うという事です。

自身が必要と思うタイミングと時に発揮出来るように訓練と鍛錬することも必要ということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝食の必要性と脳への影響!

2022-02-22 00:00:30 | 人の脳

「蓄えることのできないブドウ糖」。

脳のエネルギーとなるブドウ糖を補給するためには、規則的に食事を摂ることが一番だ!

血中の糖濃度が下がっている朝は特に重要だ!

近頃、朝食を摂らない人が増えていることから、その必要性が説かれている。

朝食を摂った方が良いことについては、様々な調査報告から明らかだ。朝食抜きの場合、前日の夕食後から何も摂らない訳だから、午前中は栄養が補給されずに頭の働きが鈍ってしまう。

その上朝食を摂らないと体温が上がりにくいこともあって、勉強や仕事に身が入らない。

空腹時にブドウ糖だけを摂取すると、そのまま一気に吸収されて急激に血糖が上昇する。

続いて視床下部がこの変化をキャッチしてそれを抑制する反応を起こし、その結果、血糖が急下降する。

これは身体にとって大きなストレスとなる。これに対してお米のデンプンがブドウ糖に分解されるのには約二時間が必要なので、ご飯は脳に優しい食べ物である。

出勤前あるいは通学前にご飯とおかずの朝食を摂っておくことで、午前中は脳がしっかり働くことになる。

イギリスで行われた実験によると、トランプの神経衰弱のような空間記憶のテストをすると、朝食を抜いたグループは非常に成績が悪い!例えコーヒーを飲んだとしても、まるで改善されてなかった。

 

更にワーキングメモリに対する効果を調べた実験によれば、炭水化物、タンパク質の比が4対1の食事を摂るのがベストだという。

脳にとって朝食は必要不可欠なのだ。脳と栄養から引用。

以前に私から子供たちが朝食を食べない現状を紹介したことがあります。それは、生活様式が変わったことにも関係しています。

最近の子供たちは、夜遅くまで起きていて、朝に朝寝坊する子供たちが実に多いものです。

学校に遅刻しそうな時間まで眠りたい!眠いから遅刻しそうだから朝食を食べずに学校に行く子供たちが多いものです。

やはり、規則正しい生活、子供は早寝、早起きに心がけたら、朝食を食べ学校に行けば、午前中から脳の働きがよくなり、体温も上がるから免疫力も向上するのです。

それが、朝食を食べないと脳のエネルギー不足、ブドウ糖が摂取されないので、脳の働きが鈍ることで、記憶力や集中力が欠如してしまうのです。

よく、1日の食事をメダルに例えると、朝食は「金」、昼食は「銀」、夕食は「銅」と言われ由縁はここから来ているのです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潜在能力の活用!

2021-08-25 00:00:30 | 人の脳

潜在能力とは「普段は見ることが出来ない内に秘めたその人自身の可能性」という意味があります。

そして「潜在能力」が高い人には幾つかの特徴があります。

潜在能力の高い人は「更に上昇する可能性のある能力のことです」。

ビジネスで言えば「成長できる可能性」や「将来性」を言い表していることが多いです。

つまり「潜在能力」とは「普段は見ることの出来ない内に秘めたその人自身の能力の可能性」を表現している言葉であるということです。

類似語では「隠れた能力」「才能」などと類似されます。

では、潜在能力とはどんな能力のことを言うのでしょうか?辞書引きすると「普段は見ることが出来ない内に秘めたその人自身の可能性」となるのですが、内に秘めた能力は、私たちでは普段の生活の中では「活用したり、引き出す」ことは稀なことです。

潜在能力は、意識したからと発揮したり、引き出すことは中々難しいものなのです。

例えば「火事場の馬鹿力」がそうであるように、自身に迫る危険を回避するために、発揮する「自己防衛能力」として自身が想像も出来ない力を発揮して「危険回避」出来るものです。

こうした能力こそが「潜在能力」なのです。

 

人の能力は「脳の力(脳力)」なのです。

人の脳は、必死に頑張っても80%程度しか普段は使われていません。それは、常に100%の力や能力を発揮し、使っていたら「筋肉や骨」が壊れてしまうから脳が無意識に(セーブ)するものです。能力も同様で常に100%の能力を発揮し続けると、脳が疲れてしまい「脳の栄養不足」などを引き起こし、極度のストレス状態になると「精神障害」を引き起こすことにもなります。

生命維持として脳活動で「コントロール」している訳です。つまり、普段使っていない能力こそが「潜在能力」なのです。

また、人それぞれに潜在能力に違いがあり、それは個性のようなもので、自身では想像も出来ない能力だったり、何かきっかけで気付くことが多い能力なのです。

ですから、多くの場合は自身の潜在能力があるのか分からない、もしやこの能力がそうなのかと気付く程度なのです。

私のように明確に理解し、脳科学で説明できるまでには、多くの学びや体験なども必要となります。

私のように「内に秘めた能力」が引き出されるきっかけがありました。それは、14年前(2007年)のある朝方に「正夢」を見ていたことから始まり、それがきっかけで私の潜在能力に気付き、覚醒も出来たものです。

私の潜在的能力は「霊感、スピリチャル能力」でした。若き頃から私には霊感などあり得ない!幽霊なんて信じないと否定的な人でした。

それが、14年前にソウル繋がりした方から教えて貰うように、私の潜在能力に気付かせてくれたものです。

 

そして、私の潜在能力は普通の人たちとの能力の次元を超越したものでした。あれほど、幽霊の存在を信じなかった私が幽霊の姿を何度も見るようになり、実体験すると真実であると確信も出来ました。人の魂の存在なども理解だけではなく、繋がりから信じるようになったし、そのことを皆さんに伝える「使命」も担いました。

皆さんにも、人それぞれの「潜在能力」は誰でも持っているのです。多くの場合は、どの能力が潜在能力で、自身でもずば抜けて、他の人よりも優れた能力はあるはずです。その能力こそが潜在能力なのです。

但し、普通の生活や日常的に潜在能力は使われていない、いざという時に発揮できるのが潜在能力なのです。

その潜在能力を悪事や自身の邪心のために活用することは良いことは言えません。人助けや社会貢献に潜在能力を活用できれば、その能力は益々強まり、人に役立つ能力ともなるということです。余話、自身の潜在的能力をどのような活用するか、生かすかはあなた次第ですが、出来れば自身に与えられた「使命」に活用して頂ければと願っています。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天才を紐解く!

2021-05-24 00:00:30 | 人の脳

天才を辞書引きすると「生まれつき備わった優れた才能、天性の才能、そういう才能を持っている人」の事を言います。

天才とは「勇敢さ」のこと、この意味での天才は、自分自身の本当の考えや感情を大切にし、世界中のどこにも賛同者がいなくてもその思いを抱き続ける勇敢さと強さを持つ人のことを言います。

皆さんが御存知の天才と言えば、真っ先に「アンシュタイン」と応える人は多いと思います。

ところが、天才と言われるアンシュタインも子供の頃には、数学以外の成績は平均以下だったことが知られています。

現に、チューリヒ連邦工業大学を受験して不合格となり、一年後に合格しましたが、大学入学後は、講義にはあまり出席せず、自分の興味がある分野だけ集中していたそうです。

本当に天才は「生まれ持った優れた才能」なので有れば、生物学的に「親からの遺伝」ということが考えられます。それとも「突然変異」で生まれたとは考えにくいものです。

こうした、生まれ持った優れた才能の持ち主を天才と呼ぶには、私は違和感を覚えます。

「天才」や「秀才」と言われる人々は、生物学的に凡人と何が違うのだろう!?

遺伝学や脳科学の最先端で活躍する研究者たちが「知性」の謎に挑む!

アンシュタインの脳は、彼が死亡してから(許可なく)遺体から取り出され、研究対象となった。かの大物理学者の脳は240もの断片に切り分けられて、天才の脳の秘密を解き明かそうと願う熱心な科学者たちの手に渡ったという。

アンシュタインの死後から55年が経つ、その間、無数の神経学者たちが天才の生物学的な基盤を突き止めようと、彼の脳と向かい合ったが、脳細胞を調べたところで結局大したことは分からなかった。

 

現在、アンシュタインの脳の大部分は、米ニュージャージ州のブリストン・ヘルスケア・システム病院の研究室に保存されている。

天才の脳を調べも、何の成果も得られなかったとすれば、私たちは何を調べれば天才の秘密に辿り着けるのだろうか。

私の予想通り、天才の脳を「脳科学」などで解明出来ないのは「才能」というのは、脳細胞の働きよりも「意識」特に「潜在的能力」なのだから、そちらの観点から調べないと解明出来ないと思われる。

確かに脳科学的に解明出来る場合も極めて少ない事例に「天才音楽家(バッハ)」の頭蓋骨の調査で分かったことがある!

バッハの頭蓋骨には、左側の側頭部が僅かに右側よりも盛り上がっている。これは「左脳の(聴覚野)という脳部位の脳神経細胞が密集していることに関係している」。

バッハは絶対音感以外にも、僅かな音の違いなどを人間離れした感覚で捉えていたと思われる。つはり「音の天才」なのだと言えるだろう!

皆さんが考える天才像は「子供の頃からずば抜けた頭脳と才能」がある人と思いがちですが、ところが多くの場合には大人に成長すると、そのずば抜けた頭脳や才能は活かされることなく、そして凡人になる人が殆どなのである。

脳科学などで解明することには無理があると私は考えています。つまり、天才の頭脳、才能は、誰しもが持っている「潜在的意識と能力」を引き出せるか、また、持続出来るかの能力にあるのだと思っています。

 

子供の頃から「夢を描き」その夢の為に、努力し学び、体験して生き、自身の成すべきことの目的が明確に分かっていて、その使命とも思われる「目標」のために努力する人こそが、私的には「天才」と呼べると言えます。あのアンシュタインも決して生まれ持った優れた才能ではなかったのです。

アンシュタインが残した功績は「特殊相対性理論及び一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アンシュタインの個体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボーズ=アンシュタイン疑縮」などの提唱した業績で知られています。

「20世紀最高の物理学者」とも評される。

アンシュタインも21世紀に業績を残した。宇宙物理学者などの天才と言われる人たちは居られますが、共通して言えるのは、子供の頃から「常に疑問を感じた時には、空や宇宙を見上げて」何れは「解明」したいと思考し、そのために努力して来た人たちを私は「真の天才」と称賛しています。天才は創られるということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人の能力について考える!

2021-05-01 00:00:30 | 人の脳

私は30数年前頃から「人の感覚に特化」した研究に励んで来ました。

中でも「人の能力と感覚」は長年の研究課題の一つでもあります。

以前に「日本テレビ(世界まるみえ!)」の番組の取材を受けて、監修とコメント出演したことがありますが「火事場の馬鹿力を科学する」の内容で、脳科学的に解明と説明をしました。

人の脳は、いくら頑張っても力や脳力を出せるのは「80%程度」です。それは、常に100%の力を出していると「筋肉や骨が壊れてしまうからです」。能力も勿論、100%発揮すると「精神状態に異常を来す」から(脳が勝手に)セーブしているのです。つまり、生命維持のために働く「制御システム」のようなものです。

専門的には「脳の本能の働き」なのですが、それも「心身の状態」が良くなければ、自身の能力を最大限に発揮することは出来ません。

人の脳には素晴らしい才能のような「脳力が備わっています」。それは「潜在的能力」です。

先程のように、必死に頑張って力や能力を出そうとしても80程度しか発揮出来ません。もし、100%の力や能力を発揮したいと思えば「潜在的能力を引き出す」ことが重要になる訳です。

良く、脳科学者などの先生方が「人の脳は、普段は20%~30%程度」しか使われていないと都市伝説のように言われていますが、私はそうだとは思っていません。

 

人の脳は医学的に説明すると、消費カロリーの激しい臓器です。エネルギーも身体の20%程度必要だし、酸素に至っては40%程度必要とされています。

例えば、脳の細い血管が詰まったり、破れるだけで「半身不随や言語障害」などが生じるのが、頻繁に脳は使われているという証拠でもあります。

人は普段から、歩いたり、物事を考えたり、話したり、スマホを操作したり、日常生活を過ごすために脳は、休みなく、働いています。眠っている間でも脳は活発に活動しているのです。

現に、私たちが「脳が疲れたと感じるのは(栄養不足)」からです。人の脳のエネルギーの基は「良質なブドウ糖」が必要です。特に、女性は脳の疲れを感じやすいのです。

それは、男脳と女脳の違いにあります。女性の脳の一番の特徴は「脳梁」という脳部が、男性に比べて、太く、脳神経細胞が1.5倍ほど密集しています。

脳梁の脳部位は、左右脳を繋いでいるところです。男性は「左脳優位」と言われ、女性は左右脳をバランスよく使っているものです。ですから、女性は男性に比べて「言語能力に優れ、おしゃべりです」。現に、女性三人が集まると賑やかです。

こうして、私の説は「人の脳は普段から70%以上」を使っており、残りの20~30%が眠っていると言われる脳(潜在的脳力)だと考えています。

例えば、命の危機に関わる出来事や、最愛の人を助けたい想いや、スポーツ競技などで「運動能力を100%」発揮して闘いたいと考える人ならば「火事場の馬鹿力」を発揮して好成績を残したり、人助けしたり、九死に一生の出来事に遭遇しても生還出来るなどが「人の能力の100%の発揮なのです」。

 

では、スポーツ競技などで自身の能力を100%出せるようにかるためにはどうしたらよいかと思う人は多いと思います。特にパワー競技などでは必要なことです。日々の練習とトレーニングをして鍛え上げて来た筋肉や能力を充分に発揮するためには、身体を鍛えるよりも「感覚を鍛える」ことが大切になります。つまり「脳を鍛える」ことが重要となるのです。

ですから、種目別のコーチの指導ではなく、私たちのような「専門家の指導」が必要ということになります。「メンタルトレーニングにも類似することです」。

例えば、私たちが指導したのが「大声を出して、踏ん張る力や能力」を100%近くまで発揮することが出来るものです。

砲丸投げや槍投げなどの選手が気合いを入れて投げますが、実は大声を出すことで「潜在的能力を引き出す」ことが出来るのです。現に、声を出した時と出さない時には、力の出方に差があります。これらを「シャウトの法則」と呼ばれているものです。

他にも、あまり興奮することは良くありませんが、緊張を解すために「脳内にアドレナリンを放出させて気合いを入れる」などの方法もあります。

以前に、その方法を指導したプロの球技選手が試合中に興奮し過ぎて、口から泡を吹いて倒れたのは「アドレナリン中毒」の症状でした。

こうして、人の能力を常に100%発揮するのは、持続して行うことは時に危険も伴うという事です。

ですから、自身が必要と思うタイミングと時に発揮出来るように訓練と鍛錬することも必要ということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人の能力について考える!

2021-04-06 00:00:30 | 人の脳

私は30数年前頃から「人の感覚に特化」した研究に励んで来ました。

中でも「人の能力と感覚」は長年の研究課題の一つでもあります。

以前に「日本テレビ(世界まるみえ!)」の番組の取材を受けて、監修とコメント出演したことがありますが「火事場の馬鹿力を科学する」の内容で、脳科学的に解明と説明をしました。

人の脳は、いくら頑張っても力や脳力を出せるのは「80%程度」です。それは、常に100%の力を出していると「筋肉や骨が壊れてしまうからです」。能力も勿論、100%発揮すると「精神状態に異常を来す」から(脳が勝手に)セーブしているのです。つまり、生命維持のために働く「制御システム」のようなものです。

専門的には「脳の本能の働き」なのですが、それも「心身の状態」が良くなければ、自身の能力を最大限に発揮することは出来ません。

人の脳には素晴らしい才能のような「脳力が備わっています」。それは「潜在的能力」です。

先程のように、必死に頑張って力や能力を出そうとしても80程度しか発揮出来ません。もし、100%の力や能力を発揮したいと思えば「潜在的能力を引き出す」ことが重要になる訳です。

良く、脳科学者などの先生方が「人の脳は、普段は20%~30%程度」しか使われていないと都市伝説のように言われていますが、私はそうだとは思っていません。

人の脳は医学的に説明すると、消費カロリーの激しい臓器です。エネルギーも身体の20%程度必要だし、酸素に至っては40%程度必要とされています。

例えば、脳の細い血管が詰まったり、破れるだけで「半身不随や言語障害」などが生じるのが、頻繁に脳は使われているという証拠でもあります。

人は普段から、歩いたり、物事を考えたり、話したり、スマホを操作したり、日常生活を過ごすために脳は、休みなく、働いています。眠っている間でも脳は活発に活動しているのです。

 

現に、私たちが「脳が疲れたと感じるのは(栄養不足)」からです。人の脳のエネルギーの基は「良質なブドウ糖」が必要です。特に、女性は脳の疲れを感じやすいのです。

それは、男脳と女脳の違いにあります。女性の脳の一番の特徴は「脳梁」という脳部が、男性に比べて、太く、脳神経細胞が1.5倍ほど密集しています。

脳梁の脳部位は、左右脳を繋いでいるところです。男性は「左脳優位」と言われ、女性は左右脳をバランスよく使っているものです。ですから、女性は男性に比べて「言語能力に優れ、おしゃべりです」。現に、女性三人が集まると賑やかです。

こうして、私の説は「人の脳は普段から70%以上」を使っており、残りの20~30%が眠っていると言われる脳(潜在的脳力)だと考えています。

例えば、命の危機に関わる出来事や、最愛の人を助けたい想いや、スポーツ競技などで「運動能力を100%」発揮して闘いたいと考える人ならば「火事場の馬鹿力」を発揮して好成績を残したり、人助けしたり、九死に一生の出来事に遭遇しても生還出来るなどが「人の能力の100%の発揮なのです」。

では、スポーツ競技などで自身の能力を100%出せるようにかるためにはどうしたらよいかと思う人は多いと思います。特にパワー競技などでは必要なことです。日々の練習とトレーニングをして鍛え上げて来た筋肉や能力を充分に発揮するためには、身体を鍛えるよりも「感覚を鍛える」ことが大切になります。つまり「脳を鍛える」ことが重要となるのです。

ですから、種目別のコーチの指導ではなく、私たちのような「専門家の指導」が必要ということになります。「メンタルトレーニングにも類似することです」。

例えば、私たちが指導したのが「大声を出して、踏ん張る力や能力」を100%近くまで発揮することが出来るものです。

 

砲丸投げや槍投げなどの選手が気合いを入れて投げますが、実は大声を出すことで「潜在的能力を引き出す」ことが出来るのです。現に、声を出した時と出さない時には、力の出方に差があります。これらを「シャウトの法則」と呼ばれているものです。

他にも、あまり興奮することは良くありませんが、緊張を解すために「脳内にアドレナリンを放出させて気合いを入れる」などの方法もあります。

以前に、その方法を指導したプロの球技選手が試合中に興奮し過ぎて、口から泡を吹いて倒れたのは「アドレナリン中毒」の症状でした。

こうして、人の能力を常に100%発揮するのは、持続して行うことは時に危険も伴うという事です。

ですから、自身が必要と思うタイミングと時に発揮出来るように訓練と鍛錬することも必要ということです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストレスと脳の関係!

2020-04-16 00:00:30 | 人の脳

人は誰でもストレスを感じている。但し、同じストレスでも個人差があり、強く感じる人、あまり感じない人が居られます。

これらは体験や年齢など、脳の思考性、認識などに深く関係している。

最近では、若年性うつ病、従来のうつ病と違い、社会生活は普通に出来るのに、仕事や上司との関係などに悩み、苦しむ。そしてうつ病と診断されるのだが、これらは実は「未熟型うつ病」と言われ、社会に適応出来ない人たちを指すのです。

ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあります。また、身体的なストレス、精神的なストレスと実に様々なストレスがあります。

中でも、良いストレスは自己の能力啓発や能力アップには必要なことなのです。ところが、これら良いストレスまでも悪く捉える。考えている人が多いのです。

身体的なストレスは、1日でも休息すれば楽になり、解決するが、精神的なストレスは、脳に強いダメージを与えるので、自律神経に働き、慢性的な腹痛、頭痛、下痢や嘔吐なども繰り返し、笑顔消えるのです。

 

これらは、脳内で「セロトニン」の分泌が減少すると、ストレスホルモンのコルチゾールが増えます。このストレスホルモン、コルチゾール (cortisol) は副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、ヒドロコルチゾン(hydrocortisone) とも呼ばれる。炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。

日本人の多くが、不安や神経質、おおらかな性格の違いは「酵素」それも脳内の酵素に関係しています。

不安や神経質な人は、セロトニンが減少する。日本人の70%以上がSS型とSL型でこれら不安、神経質な酵素を持って居るのです。残る30%は大らかな酵素を持っている。(LL型)です。これらは、セロトニントランスポーター遺伝子(セロトニントランスポーターいでんし)とは、神経伝達物質であるセロトニンの伝達に関係する遺伝情報が書き込まれた遺伝子である。染色体番号17に存在する。S型とL型が知られる。組み合わせはSS型、SL型、LL型がある)。

脳がストレスを感じると、「セロトニン」という物質が減少してしまいます。セロトニンとは、緊張や興奮などの状態から、心を落ち着かせる働きをもつ脳内物質です。このセロトニンが脳内に十分あった場合は、満足感や満腹感、幸福感が増し、過食を防ぐことが出来ます。しかし、過度のストレスを脳が受けると、セロトニンが減少し、食べ過ぎ、飲み過ぎにつながっていくのです。また、セロトニンが減ると、体内の消化酵素の働きを弱めてしまうことと関連があるといわれていますので、消化、排泄の力も弱ってしまいます。ストレスが原因の便秘などは、このことと関係が深いといわれます。

 

では、ストレスを改善し、セロトニンを増やすのには、運動や野外で太陽光を浴びるなど、ウォーキングが理想的なのです。暑い夏場も、汗を流し、運動することで、セロトニンが増えるのです。

ですから、セロトニンの分泌させるのには、ウォーキングが理想的なのです。これらも笑顔になる秘訣でもあるのです。私も定期的にママさんバレーのコーチで激しい運動をしていると、また、良く女性の人たちなどと会話を楽しんでいる。これらからストレスを感じないのは、セロトニンが多く放出、分泌されているからです。また、睡眠にも深く関わっている「セロトニン」、私は夜必ず牛乳を飲むのは、このセロトニンを増やすから入眠が早いのです。

他にも、アイスクリームを食べたり、運動後にバナナを食べるのも、これらセロトニンを増やすので心地良く感じるのです。また、カルシウム不足でイライラする感情は、脳の神経細胞の伝達にカルシウムイオンが関わっているからです。

ストレスなどでカルシウムも減少すると、イライラしてきます。これらにはセロトニンとカルシウムを増やす効果のある「牛乳」などが理想的なのです。

また、運動して手足を動かすことは、海馬の中で神経の元になる神経幹細胞と隣接するアストロサイト細胞が分泌する。生産が大幅に増え幹細胞が活性化され新しく生まれる神経細胞が増えるのです。この神経細胞はウィント3と呼ばれ、脳を活性化することにも繋がるのです。そして、1時間程度のウォークでもこれら神経細胞「ウィント3」という脳内タンパク質の分泌によって、ストレスの改善と脳の老化を防ぎ、脳のアンチエイジングが可能になるのです。

ですから、皆さんも、朝涼しい内から起きて、ジョッキングする必要はありません。それよりも早足で歩くことがこれら足腰の筋肉と膝への負担の低減、そして、なにより脳細胞を活性化、セロトニンの分泌量を増やすことで「ストレス」の改善から、不安の解決=大らかな感情になり、笑顔になれるということを私から提言致します。

センスプロデュース研究所、研究員、葛西行彦、


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人が記憶するということ!

2020-04-11 00:00:30 | 人の脳

以前に何度か、人の記憶について説明してきた。人が覚えるということ、記憶するという意味は実は人の脳にとって重要なことなのです。

もし、貴方が朝目覚めたときに、脳から記憶が消えてしまう恐怖のようなものを感じたことは無いだろうか?、多くの場合は「消えるはずがないと?」思っている人は多いのです。

ところが、現実に起きるのです。例えば交通事故で頭部を強打したり、激しいスポーツで頭部打撲などで「高次脳機能障害」と呼びますが、頭部を酷く打つなど、生死に関わる大ケガ後の後遺症などから、脳の一部に損傷を受けると、障害が起こります。中でも「海馬」などに損傷を受けると、自分の名前や、今日は何月何日なのかも理解出来なくなり、最近の記憶が分からない。思い出せなくなるのです。

 

ですから、普段の生活の中で不自由に感じ、まともな生活を送る事が出来なくなるのです。

私たちは日々、同じ生活パタンーのようなもので行動したり、思考したりしています。これらが、記憶に障害を起こすと、同じ行動も、買い物なども出来なく成るのです。

もし、重度の記憶障害などに疾患すると長生きが出来ないのです。それほど、人には記憶というものが重要だということです。

人の記憶には、短期記憶、人の名前を覚えたり、電話番号を暗記したりするのがこれら短期記憶です。この記憶は人の脳の「海馬」という、海の馬と書きますから「タツノオトシゴ」に似ているので、この名前がついたのです。この海馬では、外的情報、五感器官からインプットされた記憶が、約10日間程度、定着し、その中から忘れても良い内容やどうしても覚えたいという選択がされ、そして、長期記憶になります。長期記憶は、学習や繰り返しの情報によって長期間記憶されるものです。これらを手続き記憶、ワーキングメモリーなどと呼ばれ、この長期記憶は「大脳新皮質」という、大脳を覆っている2mm状の細胞に記憶されます。この大脳新皮質の細胞は「円錐形」のコラム状になっており、6層の細胞からなっております。

こコラムに長期間記憶され、思い出などになるのです。

 

他にも、体験的な記憶に関わっている脳部があります。運動に関わる記憶です。よく、スポーツなどのコーチが「身体で覚えろ!」と指導するのは、実は「小脳」に記憶させることなのです。

ですから、練習して上手くなるために鍛錬する訳です。この小脳は無意識の記憶にも関係しております。

例えば、玄関のカギをかける。歩く、走るなど意識しなくてもこれらの記憶があるから、普通に行動できるのです。

例えば、何年ぶりかに自転車に乗ってもすぐに乗れるのは、この小脳の運動性記憶からです。

これら人の記憶はどのようにして行われているのでしょう?記憶される場所は分かりましたが、五感器官から入った情報が脳、海馬や大脳皮質に記憶として定着するのは、脳細胞の伝達、中でもシナプス間の微電流の刺激のやり取りによるものです。シナプス間の伝達、微電流(パルス)はカルシウムイオンが関わっており、シナプスから記憶の物質「アセチルコリン物質」を放出し、レセプター、丁度花のチューリップのような形の物でこれら記憶に関わる物質を受け止めて、海馬や大脳新皮質に記憶が定着するのです。これら記憶の定着は、私たちが夜間に睡眠をとりますが、この時に、記憶を整理し、定着させているのです。ですから、勉強や学びをしたときには必死になり、集中して覚える。そして、すぐに眠るということが記憶力がアップする方法なのです。

 

また、記憶をすっかりとさせるのには、このシナプス間のやり取り、アセチルコリンのカプセルを何度も放出させ、レセプターに送り込むことが重要なのです。これらが、何度も繰り返し、言葉に出したり、ノートに書き込んだりして覚える。記憶するということなのです。

また、人の記憶力は加齢と共に衰えるのは嘘である。よく、家族でテレビを見て、母親が珍しい人が出でいるわね!と言いながら、この人「ほら、あの人、誰だっけ、思い出せない!」と口にします。そして、歳をとると記憶力が悪くなったと自覚するのです。

これは記憶力ではなく、記憶を引き出すスピードが鈍くなった。遅くなったことに関係しているのです。

例えば円周率計算の暗記記憶のギネス記録保持者は、日本の男性で千葉県に在住している当時60歳の男性でした。記憶した円周率の桁数は何と10万桁以上、この桁数を発表するだけでも数時間かかったというほどの多さです。

もし、加齢と共に記憶力が衰えるのであれば、これほどの桁数を60歳の男性が記憶できないということになるのですが、ここが人の脳の神秘的なところであり、謎めいたところです。

つまり、人の脳は必死になり、諦めず、頑張れば記憶力も向上し、様々なことを覚えられる特徴があるのです。

 

また、人の脳は「辛いこと、悲しいこと、きついこと、不快な事が嫌いで、楽な事、楽しいこと、快感が好きなのです」。つまり、人の脳はどうしても楽なことを選び、選択してしまうということです。

ですから、辛いことも、きついことも、不快なことも取り組み、嫌がらずに頑張ることで、脳力を養い、鍛錬できるのです。

私は歳だから、自分には無理だとすぐに諦めず、好奇心を持って覚えるということを楽しむ、快感することで、これらを繰り返すと記憶力も他の脳力も向上することが分かっております。

今からでも遅くありません。意識を高め、好奇心を持って記憶力と脳力を養うことに取り組んでみては如何でしょう!!

センスプロデュース研究所、研究員、葛西行彦、


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳に必要な栄養素!

2020-04-10 00:00:30 | 人の脳

※タンパク質(アミノ酸)

脳の中には大量の情報が流れています。情報網のつなぎ目で、それを伝えているのが「神経伝達物質」という微小な脳内物質。脳をスムーズに働かせるために は、神経伝達物質を充実させることが前提条件ですが、その原料となっているのが、たんぱく質を構成するアミノ酸なのです。

タンパク質質(アミノ酸)を多く含む食品

魚肉類・牛乳・大豆

※良質な脂質

「頭がよくなる」とブームになったDHA(ドコサヘキサエン酸)は、魚類に多く含まれる脂肪酸。これには脳細胞の膜を作る働きと、神経細胞の長く伸びた部分(軸索)を包み込む膜を作り、神経細胞同士のつなぎ目を強化する働きがあります。

※DHAを多く含む食品

トロ・ブリ・マグロ・サバ・ウナギ・イワシ・サンマ

脳は「水」と「脂質」と「タンパク質」と・・・脳は何で出来ているかを考えると、水分を除いた残りの約50%は脂質。たんぱく質(アミノ酸)が30%。さらにエネルギー源となるブドウ糖。これら脳の 原料に加えて、栄養を運ぶ血液をサラサラにする成分や、酸化しやすい脳の大敵、活性酸素に対抗するための物質も大切で、どの栄養素が不足しても情報の伝達 が遅くなり、頭の回転が悪くなってしまいます。

 

※脳のエネルギー源

・ブドウ糖

体の中で、もっともエネルギーを消費しているのは「脳」です。脳だけで、全身の約20%もエネルギーを消費しています。緻密に巡った神経回路を機能させるためには、エネルギーがたくさん必要になるのです。

そんな脳にとって、唯一無二のエネルギー源が、「ブドウ糖」。しかし脳は、ブドウ糖を貯蓄できません。1回の食事で得るブドウ糖は平均4時間ほどで吸収され尽くします。不足分は肝臓などに貯蓄されたグリコーゲンをブドウ糖に変換して供給しますが、それも断たれると脳の神経細胞の死滅速度が加速してしまいま す。

※ブドウ糖を多く含む食品

米・パン・麺類・肉・卵・魚・牛乳・果物

 

※脳の機能をサポート

・血液サラサラ成分

脳には多くの血管が集まってきています。そのため、血液がサラサラ流れることも大切。ブームになったEPA(エイコサペンタエン酸)は、血液中のコレステロールや中性脂肪を整え血液をサラサラにすることから、脳にもよいとされています。

・抗酸化物質

活性酸素が必要以上に作られると、細胞を傷つけて、動脈硬化や脳梗塞、認知症の原因を作ります。遺伝子を傷つけガンの元になるともいわれる万病の元。全身を守るためにも抗酸化作用のあるビタミンやコエンザイムQ10の摂取が大切です。

 

人の脳は一日で消費するカロリーは「500㌔カロリー」程度だと言われています。ところが私の場合は仕事柄、脳の消費カロリーは700㌔カロリー以上になります。

また、体温が普通の人よりも高いことがあり、体温を維持するためのエネルギー消費も激しいものです。ですから普通の食事をしていると運動しなくても痩せてしまいます。つまり「痩せの大食い」となるものです。

私自身が60歳を過ぎているために、大食いは出来ないので高カロリーな物を選んで食べたり、良質な「糖質」の高い食べ物など食べています。

週末はおやつにロールケーキやプリンなど、仕事場でも午後にはおやつとして食べています。これらは「ブドウ糖の摂取」のためで、脳エネルギー補給のようなものです。

他にも定期的な運動や毎日、1時間程度は歩くようにしています。これらは全て「脳を若く保つため」に必要なことです。

脳を若く保つことは「アンチエイジング」となり、心身共に若くいられるということを私から提唱致します。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳に必要なエネルギー!

2020-01-30 00:00:30 | 人の脳

※タンパク質(アミノ酸)

脳の中には大量の情報が流れています。情報網のつなぎ目で、それを伝えているのが「神経伝達物質」という微小な脳内物質。脳をスムーズに働かせるために は、神経伝達物質を充実させることが前提条件ですが、その原料となっているのが、たんぱく質を構成するアミノ酸なのです。

タンパク質質(アミノ酸)を多く含む食品

魚肉類・牛乳・大豆

※良質な脂質

「頭がよくなる」とブームになったDHA(ドコサヘキサエン酸)は、魚類に多く含まれる脂肪酸。これには脳細胞の膜を作る働きと、神経細胞の長く伸びた部分(軸索)を包み込む膜を作り、神経細胞同士のつなぎ目を強化する働きがあります。

※DHAを多く含む食品

トロ・ブリ・マグロ・サバ・ウナギ・イワシ・サンマ

脳は「水」と「脂質」と「タンパク質」と・・・脳は何で出来ているかを考えると、水分を除いた残りの約50%は脂質。たんぱく質(アミノ酸)が30%。さらにエネルギー源となるブドウ糖。これら脳の 原料に加えて、栄養を運ぶ血液をサラサラにする成分や、酸化しやすい脳の大敵、活性酸素に対抗するための物質も大切で、どの栄養素が不足しても情報の伝達 が遅くなり、頭の回転が悪くなってしまいます。

 

※脳のエネルギー源

・ブドウ糖

体の中で、もっともエネルギーを消費しているのは「脳」です。脳だけで、全身の約20%もエネルギーを消費しています。緻密に巡った神経回路を機能させるためには、エネルギーがたくさん必要になるのです。

そんな脳にとって、唯一無二のエネルギー源が、「ブドウ糖」。しかし脳は、ブドウ糖を貯蓄できません。1回の食事で得るブドウ糖は平均4時間ほどで吸収され尽くします。不足分は肝臓などに貯蓄されたグリコーゲンをブドウ糖に変換して供給しますが、それも断たれると脳の神経細胞の死滅速度が加速してしまいま す。

※ブドウ糖を多く含む食品

米・パン・麺類・肉・卵・魚・牛乳・果物

 

※脳の機能をサポート

・血液サラサラ成分

脳には多くの血管が集まってきています。そのため、血液がサラサラ流れることも大切。ブームになったEPA(エイコサペンタエン酸)は、血液中のコレステロールや中性脂肪を整え血液をサラサラにすることから、脳にもよいとされています。

・抗酸化物質

活性酸素が必要以上に作られると、細胞を傷つけて、動脈硬化や脳梗塞、認知症の原因を作ります。遺伝子を傷つけガンの元になるともいわれる万病の元。全身を守るためにも抗酸化作用のあるビタミンやコエンザイムQ10の摂取が大切です。

 

私は毎日のように感覚や脳関連の資料作り、研究に励んでいるので普通の人との「脳エネルギー消費」が激しいものです。

人の脳は一日で消費するカロリーは「500㌔カロリー」程度だと言われています。ところが私の場合は仕事柄、脳の消費カロリーは700㌔カロリー以上になります。

また、体温が普通の人よりも高いことがあり、体温を維持するためのエネルギー消費も激しいものです。これらは「褐色脂肪細胞が密集していて、体温を上げる、維持するために活性化しています」。ですから普通の食事をしていると運動しなくても痩せてしまいます。つまり「痩せの大食い」となるものです。

私自身が60歳を過ぎているために、大食いは出来ないので高カロリーな物を選んで食べたり、良質な「糖質」の高い食べ物など食べています。

週に何度かおやつにロールケーキやプリンなど、仕事場でも午後にはおやつとして食べています。これらは「ブドウ糖の摂取」のためで、脳エネルギー補給のようなものです。

他にも定期的な運動や毎日、1時間程度は歩くようにしています。これらは全て「脳を若く保つため」に必要なことです。

脳を若く保つことは「アンチエイジング」となり、心身共に若くいられるということを私から提唱致します。

センスプロデュース研究所、荒木行彦

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳が疲れる!?

2020-01-17 00:00:30 | 人の脳

脳疲労とは、簡単に言えば文字通り脳が疲れた状態のことです。脳は多くの情報に基づいて身体のあらゆる箇所にさまざまな指令を出し続けています。筋肉を使い続けると疲れるのと同じで、脳も適切に休ませなければ疲れてしまうのです。そして脳が疲れると、身体に「疲れた」という信号を出します。その結果「なんとなく全身がだるい」と感じるようになります。

まず脳は常に体温や血流、呼吸をコントロールしてベストな状態に保ち続ける指令を出しています。例えば運動すると、もちろん筋肉も使いますが、適切な脈拍で全身に血液を送り、呼吸を調節して酸素を多く取り入れ、体温が上がったら汗を出して冷ますなど、脳の指令も沢山、出ていること分かります。我々が気づきにくいだけで、脳が疲れるのも当然ですよね。

 

そして、脳と一口に言ってもその中で様々な役割分担があり、脳の司令塔である大脳の中でも、言語や理論を理解する知性の部分「大脳新皮質」、本能的な欲求や感情を司る「大脳辺縁系」、と分かれています。普段はその両者が互いに情報を伝え合っていて、その2つから指示を受ける間脳という場所では、自律神経や食欲をコントロールしています。

例えば、仕事が忙しく働きづめのとき、本当は休みたいところですが理性的に考えれば働かないといけませんよね。こんなとき、大脳新皮質は大脳辺縁系の「休みたい」という情報は聞かず一方的に「働かなきゃいけないんだ」と指令を出して、相互の情報交換ができなくなります。

互いにうまく情報を伝え合えていない大脳新皮質と大脳辺縁系の両者から、間脳は矛盾した指令を受けます。そうすると間脳はどうすればいいのか分からなくなり、異常をきたすようになります。自律神経や食欲を制御できなくなり、不眠や過食などが起き始めるのです。こうなると心身ともに健康でいられないのは想像に難くないでしょう。

 

脳の疲れの原因!

脳が疲れてしまう原因は日常生活の中でも沢山あります。激しい運動をした後は体内に普段以上に沢山の指令を出すため疲れます。その後で休ませればよいのですが、十分な睡眠時間が確保されていないと休息が足りていない状態になります。激しい運動以外も、脳を働かせている以上は睡眠不足は大敵です。

スマホのし過ぎやデスクワークなども原因になります。情報量が多い画面を注視し続け、しかも本来なら遠くを見るモードである交感神経を働かせながら近くのスクリーンを見ているため、自律神経はその矛盾に疲れてしまいます。

人の脳は、一日に消費するエネルギーは、成人男性で500calにも及びます。私のように頭脳労働者ですと700calにもなります。また、脳は臓器の中でも、栄養素が20%必要で、酸素も40%必要とする燃費の悪い臓器です。

 

その栄養素も「良質なブドウ糖」でしか栄養素が摂れないものです。

ですから、私は普通の食事をしていると身体、脳の消費エネルギーが激しいので直ぐに痩せてしまいます。それを補助するために、おやつタイムを設けて、毎日のようにスイーツなどを食べています。

コーヒーに甘いお菓子などを食べるようにしています。

よく「慢性疲労」だと言われる人たちの多くは、この「脳の疲れ」と関わり合いがあるものです。

仕事などの悩みだけでなく、人間関係の悩みなどから「ストレス」となり、疲れのコントロールが出来なくなることで「脳の疲れ」を感じるのです。

脳の疲れをコントロールしている脳部があります。それは「眼窩前頭皮質」です。この脳部こそが、意思決定などの認知処理に関わっている脳部です。

この眼窩前頭皮質は、若くして衰える脳部です。特に、人とのコミュニケーションや会話などをすることでこの脳部が鍛えられものです。

私が脳の疲れをあまり感じないのは、この「眼窩前頭皮質」を鍛錬しているのと、脳のエネルギー「ブドウ糖の摂取」に心がけているからです。

眼窩前頭皮質(がんかぜんとうひしつ、英: Orbitofrontal cortex, OFC)は、ヒトの脳にある連合皮質の領域の一部で、意思決定などの認知処理に関わっているとされている。眼窩前頭皮質という名称は、この領域が前頭葉の中でも、眼窩の上にあることから付けられた。この領域は、視床の背内側部にある、内側の巨大細胞核から投射を受ける領域として定義されている。眼窩前頭皮質は非常に個体差が大きいことが、ヒトおよび、非ヒト霊長類 (non-human primate) の研究において確かめられている。この領域が情動や報酬系において役割を持っていることから、眼窩前頭皮質を大脳辺縁系の一部とする研究です。

この眼窩前頭皮質を鍛錬することは、人と顔を合わせてコミュニケーションしたり、会話することで鍛えられます。また、良質なブドウ糖の摂取に心がけて、ストレスを溜めない、脳をリラックス状態(セロトニン)を増やすことが大切になります。つまり、暗い顔をせずに「笑顔」に心がけることで鍛錬出来ます。

私が実年齢よりも10歳ほど若く居られるのは、こうした「脳の若さを保つ努力」をし、脳を鍛錬していることに関係しています。

センスプロデュース研究所、荒木行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストレスと脳の関係!

2019-12-26 00:00:30 | 人の脳

人は誰でもストレスを感じている。但し、同じストレスでも個人差があり、強く感じる人、あまり感じない人が居られます。

これらは体験や年齢など、脳の思考性、認識などに深く関係している。

最近では、若年性うつ病、従来のうつ病と違い、社会生活は普通に出来るのに、仕事や上司との関係などに悩み、苦しむ。そしてうつ病と診断されるのだが、これらは実は「未熟型うつ病」と言われ、社会に適応出来ない人たちを指すのです。

ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあります。また、身体的なストレス、精神的なストレスと実に様々なストレスがあります。

中でも、良いストレスは自己の能力啓発や能力アップには必要なことなのです。ところが、これら良いストレスまでも悪く捉える。考えている人が多いのです。

身体的なストレスは、1日でも休息すれば楽になり、解決するが、精神的なストレスは、脳に強いダメージを与えるので、自律神経に働き、慢性的な腹痛、頭痛、下痢や嘔吐なども繰り返し、笑顔消えるのです。

これらは、脳内で「セロトニン」の分泌が減少すると、ストレスホルモンのコルチゾールが増えます。このストレスホルモン、コルチゾール (cortisol) は副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、ヒドロコルチゾン(hydrocortisone) とも呼ばれる。炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。

日本人の多くが、不安や神経質、おおらかな性格の違いは「酵素」それも脳内の酵素に関係しています。

 

不安や神経質な人は、セロトニンが減少する。日本人の90%以上がSS型とSL型でこれら不安、神経質な酵素を持って居るのです。残る10%は大らかな酵素を持っている。(LL型)です。これらは、セロトニントランスポーター遺伝子(セロトニントランスポーターいでんし)とは、神経伝達物質であるセロトニンの伝達に関係する遺伝情報が書き込まれた遺伝子である。染色体番号17に存在する。S型とL型が知られる。組み合わせはSS型、SL型、LL型がある)。

脳がストレスを感じると、「セロトニン」という物質が減少してしまいます。セロトニンとは、緊張や興奮などの状態から、心を落ち着かせる働きをもつ脳内物質です。このセロトニンが脳内に十分あった場合は、満足感や満腹感、幸福感が増し、過食を防ぐことが出来ます。しかし、過度のストレスを脳が受けると、セロトニンが減少し、食べ過ぎ、飲み過ぎにつながっていくのです。また、セロトニンが減ると、体内の消化酵素の働きを弱めてしまうことと関連があるといわれていますので、消化、排泄の力も弱ってしまいます。ストレスが原因の便秘などは、このことと関係が深いといわれます。

では、ストレスを改善し、セロトニンを増やすのには、運動や野外で太陽光を浴びるなど、ウォーキングが理想的なのです。暑い夏場も、汗を流し、運動することで、セロトニンが増えるのです。

 

ですから、セロトニンの分泌させるのには、ウォーキングが理想的なのです。これらも笑顔になる秘訣でもあるのです。私も定期的にママさんバレーのコーチで激しい運動をしていると、また、良く女性の人たちなどと会話を楽しんでいる。これらからストレスを感じないのは、セロトニンが多く放出、分泌されているからです。また、睡眠にも深く関わっている「セロトニン」、私は夜必ず牛乳を飲むのは、このセロトニンを増やすから入眠が早いのです。

他にも、アイスクリームを食べたり、運動後にバナナを食べるのも、これらセロトニンを増やすので心地良く感じるのです。また、カルシウム不足でイライラする感情は、脳の神経細胞の伝達にカルシウムイオンが関わっているからです。

ストレスなどでカルシウムも減少すると、イライラしてきます。これらにはセロトニンとカルシウムを増やす効果のある「牛乳」などが理想的なのです。

 

また、運動して手足を動かすことは、海馬の中で神経の元になる神経幹細胞と隣接するアストロサイト細胞が分泌する。生産が大幅に増え幹細胞が活性化され新しく生まれる神経細胞が増えるのです。

この神経細胞はウィント3と呼ばれ、脳を活性化することにも繋がるのです。そして、1時間程度のウォークでもこれら神経細胞「ウィント3」という脳内タンパク質の分泌によって、ストレスの改善と脳の老化を防ぎ、脳のアンチエイジングが可能になるのです。

なにより脳細胞を活性化、セロトニンの分泌量を増やすことで「ストレス」の改善から、不安の解決=大らかな感情になり、笑顔になれるということを私から提言致します。

センスプロデュース研究所、荒木行彦、


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自己の脳力アップ大作戦

2019-12-13 00:00:30 | 人の脳

自己の脳力をアップさせる(脳力も鍛えられる)!

私たちの身体は年齢と共に衰えていきます。但し、これも個人差もあります。

同年代なのに若々しく見える人、体力も実年齢より若い人がおられます。

これらの個人差は「努力しているか」である。若さを維持するために、身体を鍛えている人、意識して運動する人など多くの方々が健康に気を使っています。

だからといって高齢者の方々に健康のためにすぐに運動しなさいと勧められないこともあります。また、私たち人では、身体が衰えより、早く「脳力」が衰えます。

中年以降になると、人の名前がすぐに思い出せない、物忘れ、言いたいことが言葉に出せないなどの「自覚症状」が出始めます。

人の脳は、3歳ぐらいで80%ほど出来上がり、18歳ぐらいまで緩やかに発達し続けます。「三つ子の魂百までも」という諺はここからきています。

3歳から8歳ぐらいまでは、丁度スポンジで水を吸い込むように脳に外的刺激情報を送ります。また、小学校に入学して学習することで、人の脳では「細胞のネットワーク」が出来上がり、網目のように広がります。

脳は、外的情報(五感刺激)を受ける体験や学習などで、ニューロンネットワークを変化させ、伝達の経路が広がるのです。ですから、子供たちに野外で実体験などが重要なのは、このニューロンネットワークを広げることなのです。

私たち大人では、20歳を過ぎた頃から、毎日10万という数の脳細胞が死滅していくのです。ですから、中年以降の方々が人の名前が思い出せないからショックなどと思わないで下さい。それよりも「使わないで楽をさせていると」加速的に脳細胞は死滅していくのです。そこで重要なのが脳を刺激するトレーニングをすることです。

身体を動かすことでも効果はありますが、もっと簡単に誰でもできる「脳トレーニング」です。「脳細胞は死滅したら再生しない」という、今までの常識でしたが最近の脳研究では、脳に刺激を送り、脳を使うことで脳内の一部に新しい細胞が「造られる可塑性」という脳力があることが判明した。この脳力こそ脳のトレーニング効果なのです。

毎日の生活の中でちょっとしたコツやアイデアでみるみる脳が活性化するのです。

 

ここで、「自覚症状チェック」をしてみてください。

1、最近、物忘れが多い、

2、物の名前がなかなか思い出せない、

3、ヒトの顔と名前が一致しない、

4、言いたいことが言葉に出せない、

5、同じことを何度も言ってしまう、

6、最近怒りっぽくなった、

7、暗算など面倒になった、

これらの内一つでも当てはまる人は、今すぐトレーニングが必要です。

次に脳力アップをさせるトレーニング方法を紹介します。

 

10の実践トレーニング例。

1)、利き手でない方の手で携帯メールやボールなど握ったりして利き手以外の手を使うようにする。とくに指先で物に触ると「体性感覚野」が刺激される。

 

2)、買い物や通勤時の帰宅ルートをちょっと変えて見慣れない風景を視覚で確認させること、このことで脳に刺激を送り、五感が鋭くなる。

 

3)、軽い運動や早足で歩く、また、風景や細かなことを記憶して、自宅に帰ったら、「五感日記」をつけてみる、できる限り記憶したことを思い出しながら書き込む。このことで脳は活性化する。運動をすることで、「運動野」という脳の部分が刺激される。

 

4)、漫才やテレビでもよいから、自己が好むものを見たり、聞いたりする。

とくに、人の笑いは「快感」という、脳の御褒美のような感覚になり、脳は活性化する。

 

5)、コミュニケーションをする。

とくに女性はおしゃべりだから効果は高い、仲のよい友達や仲間と意思や感情を伝え合うことなど視線を合わせることが有効、これは異性ではとくに重要である。

また、会話をすることで「言語野」という脳の部分が刺激させる。

 

6)、野外、公園などを散歩する。

四季を通じて、公園などでは、綺麗な花が咲き、皮膚感覚で風の温かさ、冷たさなどを感じる。また、野鳥の鳴き声(聴覚)、花の甘い匂い(嗅覚)、足元の土のやわらかさ、樹木の樹皮に触れば、ゴツゴツ感(触覚)、時には、野いちごなどの木の実を食べてみる(味覚)というように五感をフルに活用させることが脳を刺激します。

 

7)、食事のメニューをだらだらと考えず、10秒以内に決定する。

今日の夕飯どうしょうとか、だらだら30分も考えていると「判断力」が低下し、脳は活性化しない。一瞬で決めて何かを思い切りやってみることで脳は活性化する。

 

8)、脳を活性化させる食事方法と食事を楽しむ。

よく咀嚼してゆっくり食事を楽しむことである。咀嚼することで顎を動かし、そのことで、脳の血流量が増加し、大脳の脳神経細胞の活動が活発になる。

脳は、身体の中でも、20%の栄養と40%もの酸素を必要とする臓器です。

ぶとう糖、タンパク質、良質の脂質、ビタミン類、ミネラルなどバランスの取れた食事を心がける。

最近の脳研究で、アメリカの学者が、日本人に頭が良い人が多いのは、「サカナを食べているから」という研究発表があった。魚の油は、良質なDHAやEPAなど脳に必要なn-3系の脂肪酸がたっぷり含まれている。

 

9)、「疲れた」「辛い」「もうダメ」というような否定的な言葉を口にしない、マイナス思考だと、脳を元気にする神経伝達物質「セロトニンが減って」益々やる気や元気がなくなる。だから、前向きに「元気だ」「私は幸せだ」「きっと上手くいく」「どうにかなる」とポジティブに考えることです。そのことで脳は元気になり、活性化します。

 

10)、五感を呼び覚ます。

脳の活性化には、普段眠っている感覚を使うことが有効である。

とくに私たち人は、視覚から外的刺激情報を80%も脳に送っています。

ですから、鼻(嗅覚)、舌(味覚)、耳(聴覚)、皮膚(触覚)を最大限に活用することで、そのことで脳は刺激し、活性化させ、脳細胞の死滅を緩やかにする働きをする。

脳力が高まり「可塑性」という、脳力によって脳細胞の一部が蘇るのです。

このことで、ニューロンネットワークの伝達も活発になり、脳力アップするのです。

総論、同年代でも若く見える人、同年代でも老けて見える人の違いは、私はこの脳の若さにあると提唱している。どうしても元気がないと、人は下向きかげんになるし、消極的になると、相手に与える印象も消極的に見える。

また、脳が若い人は、言葉にも力があり、元気な印象を与える。このことが身体のバランスに影響を与え、とくに忙しいサラリーマンでは、ストレスから「慢性疲労」など、若くして老けて見えてしまう。これらも脳の疲れや衰えの現れなのです。

身体と脳をトレーニングすることで、健康的な身体と若い脳を保つことが可能です。

そのためには、少しの努力が必要です。

センスプロデュース研究所、主席研究員、荒木行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢を科学する!

2019-12-10 00:00:30 | 人の脳

夢は「側頭連合野」で見ている!

目を閉じて眠っている間に夢はなぜ「見える」のでしょうか?起きている時に目から入った情報を記憶する側頭野が見ていると考えられています。

夢は脳の活動が高いレム睡眠時に見る!

睡眠は大きく分けて「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。レム睡眠は脳の活動が高い睡眠で、ノンレム睡眠に入り、その後はレム睡眠、更にノンレム睡眠といった二つの眠りを一晩で交互に4〜5回ほど繰り返しています。

レム睡眠中は起きている時と同じような脳波が出ており、脳活動している状態です。

夢はレム睡眠中の大脳の働きが意識に反映されたものだと考えられます。

視覚から入った情報は、大脳皮質の後頭葉にある「視覚野」に伝えられます。そこから頭頂葉や側頭連合野へと送られ記憶されます。

側頭連合野に弱い電気刺激を与えると、過去の出来事が蘇り生き生きとした視覚イメージで現れることから「夢を見る」のは視覚情報を記憶している側頭連合野とされています。

 

これらは一般的な夢のメカニズムです。過去の記憶、子供の頃の夢や空を飛ぶ夢などは、記憶が蘇り、像として見えるものです。

夢に関する記憶などは「大脳新皮質」が関わっています。この大脳新皮質は厚さ3mmほどの灰白質で、神経細胞が集まった組織です。

その厚さ3mmの大脳皮質は6つの層で構成されており、直径0.5mmから1mm程度の円錐形(コラム)という構造になっています。

一つのコラムには約2.500個の神経細胞が入っていて、これが一つの単位として機能し、情報処理にあたっています。

大脳皮質は、コラムの集合体で大小のコラム、数百万個存在すると考えられています。

人が夢を見ている時には「レム睡眠時」に夢を見ます。よく私は夢を見ないというのは、夢を覚えていない、記憶していないだけなのです。

人は、毎晩のように夢を見ています。夢を見ることで、その日に覚えたことや体験したことなどの記憶を定着させ、精神を安定させる働きもあるのです。また、脳を活性化させているという訳です。

 

人の夢の中には、私が見た不思議な夢のように、こうした脳科学では説明の出来ない夢も実在します。

12年前の5月のある朝方に見た夢があまりにリアルで、はっきりと分かる夢でした。

事故現場に立ち会うように、その場で事故の一部始終を見守っていました。それは「正夢」でした。

ですから、空想や私の記憶が蘇る夢などと違い、スピリチャルな夢です。正夢を見ていたというよりも見せられたという感じでした。

他にも、私は「予知夢」など不思議な夢に魘されたり、夢でメッセージを享けたりすることが多々あります。

これらの夢は内容までもはっきりと覚えている。分かるものです。

これら不思議な夢に関しては科学的な根拠で解明することは難しいものです。

但し、私の能力「スピリチャルや霊感」の強さなどが関係しているようです。

こうした皆さんが想像もできない予知夢や現実夢(正夢)を見るということは、決して良いことばかりではありません。逆に「辛く、苦しい思いや悲しい思い」をすることが多いので何か託されたことやメッセージを享けた人に限られると思います。

私の場合は「担った天命」なのでこうした予知夢や正夢などから多くの人たちを護ることや助けることに繋がるということです。

センスプロデュース研究所、荒木行彦

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする