goo blog サービス終了のお知らせ 

センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

大百池公園(おおどいいけこうえん)に行って来ました。

2022-02-25 00:00:30 | 野鳥

この大百池公園から2km離れた所に「泉谷公園」があります。そこで生まれた水がせせらぎとなって「おゆみの道」を下ってここ大百池に流れ込んでいます。

以前は住民のための溜池としても利用されていたこの池の歴史は慶安5年(今から約460年以上前)よりも古いというから驚きですね。台地部には縄文時代の住居跡もあるそうです。

3月下旬から4月上旬は池の周りが桜だらけになり、絶景のお花見観光コースとなります。

訪れる野鳥!

留鳥(一年中移動をしないタイプの鳥)はオシドリ・カルガモ・オオバン・バン・アオサギ・カイツブリ・カワウ・カワセミなど。

夏鳥でオオヨシキリ・ダイサギ、冬鳥ではコガモ・マガモ・オナガガモ・ヨシガモ・ホシハジロ・オカヨシガモ・ハシビロガモ・ヒドリガモなどが訪れます。

本日は、曇天で午後から雨が降るという事で、何時もよりも一時間、早くに自宅を出て、午後14時前に帰宅しました。

今回、大百池公園に訪れたのは、野鳥の撮影の他に、冬の渡り鳥の調査、昨年末までツグミの到来が少なく、年明けてから公園などにツグミが現れるようになりました。

何時もなら、今時期、この大百池公園では、ヤドリ木にレンジャクが群れで訪れており、昨年もそうでしたが2月の下旬には、レンジャク撮影に大勢のカメラマンが訪れていました。本日は「ヤドリ木の実の実り具合」を観察と確認しましたが、例年と違い、赤い実が五つほどしか実っていませんでした。これでは、レンジャクを確認することは難しいです。

ですから、幾ら待っていても訪れることはないと思われます。この状態では、此処、大百池公園では、ヤドリ木の実の付き方が、同じ千葉県内でも何時週間近く遅く、3月の上旬に実ってからでは、レンジャクは他の地域のヤドリの実を啄み、北への渡来の準備、3月の中旬ともなるレンジャクはいなくなります。

 

その頃から「ウグイスの初鳴き」が確認される頃から「春の訪れ」となるのです。

残念ながら、私の予想では、今年は此処、大百池公園には、群れではなく、レンジャクを確認出来ても一羽か二羽、群れから逸れたレンジャクが確認出来る程度で、ほぼ、確認できないと思われます。

森林では、藪がある通路の手すりや木に「ルリビタキ」が止まり、本日も確認出来ました。

昨年の11月から今回まで、3回訪れていますが、毎回、目の前に現れてくれます。顔馴染みとなり、私は勝手に「瑠璃太郎」と名前を付けました。

但し、私的には、リルビタキの撮影は、今回が最後で次回は、今年の12月まで待たないといけないと思います。

そんなことが瑠璃太郎に伝わったのか、私の方を見ながら飛び立って去っていた時に、またね!と言われたような飛び方で立ち去りました。

本日、確認した野鳥は!

スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、ハシブトカラス、キジバト、カワラバト、シロハラ、ツグミ、モズ、ルリビタキ、カワラヒワ、ウグイス(地鳴き)、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、カルガモ、カイツブリ、ハシビロガモ、コガモ、オオバン、バン、コサギ、

私がこうして、千葉の公園を中心に訪れているのは、野鳥撮影だけが目的ではありません。樹木が倒れていて危ないとか、強風が吹いた後には、折れた枝が木に引っ掛かり、通行人の頭に落ちてきそうな場所があると撮影して「千葉林野省や森林管理局」などにメールで送って、倒れた木を切って貰うとか、落ちてきそうな枝を撤去して貰うなど、今までに何件も依頼しました。

訪れた家族連れや散歩している人たちの安全確保にも繋がります。また、環境庁(生物課)には、渡り鳥の例年とのずれた訳や植物や気候との関連などの報告もしています。

環境保全と愛護(生物保護)の活動にもなっているものです。

全て、こうしたことはボランティア活動員として行っていることです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛西臨海公園に行って来ました!

2022-02-23 00:00:30 | 野鳥

葛西臨海公園は、東京都江戸川区に所在する東京湾に面した都立公園である。沖合に隣接する葛西海浜公園もある。

両公園とも葛西沖開発事業で海面を埋め立てて造られた都立公園である。

葛西臨海公園は東京都建設局所管、面積は約80.6haあり、水元公園(96ha)や小金井公園(80ha)と並ぶ大規模公園である。園内には日本有数の水族館「葛西臨海水族館」や飲食施設、大観覧車がある外、鳥類園や多種多様な植物を楽しむことが出来、休日を中心に行楽地として賑わう。

葛西臨海公園は東京都港湾局所管、二つの人工干潟(西渚:15ha、東渚:10ha)とその水域、約411haから成る。2018年10月「ラムサール条約登録湿地」となった。

葛西臨海公園を抜け、葛西渚橋を渡って入園する。東渚は環境保全ゾーンとなっていて、立ち入りが禁止されているが、初夏には潮干狩り、夏季には水遊びの家族連れ、また、元旦の年明けには、特別に早朝解放されて初日の出の参拝客でも賑わう。

フリー百科事典、ウィークペディアより、抜粋引用。

先月、年明け早々に葛西臨海公園を訪れた時には、干潟の野原でハヤブサがヒヨドリを狩りしようと、上空でホバリングしていました。その瞬間を撮影出来ましたが、あまりにも早いスピードで追いかけていたので撮影は不可能でした。

また、先週には、クロツラヒラサギが週末に二羽確認されたと話題にもなっています。他にも、猛禽類も何種類か確認出来ているようです。

 

葛西臨海公園は、私の苗字に纏わる場所でもあります。私の葛西の苗字の出所、ご先祖は「東京都葛飾区青砥」にありました。葛西城の跡地は現在、青砥公園にありました。

他にも、金町には「葛西神社」もあります。

青砥と葛西は、海岸と荒川で結ばれており、江戸時代には、葛西城(青砥)から現、葛西臨海の海岸では、魚や貝類などが採れて、それを船に積み替えて、青砥まで荒川沿いを運んだ重要な場所から「葛飾の西に位置」していることから「葛西」と名付けられた(地名)となりました。現、葛西臨海駅は「江戸川区」になります。

以前から定期的に伺っている場所ですが、隣駅「舞浜」には東京デズニーランドがあります。

葛西臨海公園では「葛西臨海水族館」がありますが、コロナ感染の影響もあり、また、大観覧車なども老朽化などのこともあり「再開発」の問題も浮上しています。水族館の移転問題にもなっております。

そんな中で「野鳥園」も改装とコロナ感染予防のために、3年近く閉鎖になっています。それでも、池の周り、干潟沿いには野鳥カメラマンが多く集まる場所でもあります。

また、本日は、以前から欲しかった。オリンパス150~400mmの白レンズが、昨日、自宅に届き、本日、早速、試し撮影しました。思っていたアングルで撮影出来るだけではなく、広角レンズが大きいので明るい、クリアーな写真が写せます。特に、私は羽の細部まで拘って撮影したいので、広角レンズが欲しかったものです。

特に、飛翔している猛禽類の撮影には最適なレンズです。

本日は、サシバ、オオタカ、ノスリ、トビなどの猛禽などを探して撮影したいと想い訪れました。

 

本日、確認できた野鳥は、スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、カワラバト、ハシブトカラス、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ツグミ、カルガモ、オオバン、マガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、カワウ群れ、スズガモ群れ、イソシギ、イソヒヨドリ、メス、チュウシャクシギ、カモメ、モズ、ゴイサギ幼鳥(ササゴイ)、コサギ、ダイサギ、アオジ、アオサギ、ジョウビタキ、メス、アカハラ、ヒクイナ、オオジュリン、アリスイ、ウグイス、トビ、ノスリ、ハイタカ飛翔、サシバ飛翔、ミサゴ飛翔、43種確認!

本日、昨日届いた白レンズ、1000mmとテレコンバーターレンズを使用して2000mmで撮影しました。急にカメラの性能が上がったように、レンズが良いとこんなにも違いがあるのかと、撮影しながら、自分の腕が上がったような錯覚をします


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の幸せの青い鳥(ルリビタキ)!

2022-02-19 00:00:30 | 野鳥

ルリビタキ!

分布!

アフガニスタン、インド、エストニア、カザフスタン、タイ、大韓民国、台湾、中華人民共和国北部及び南部、日本、ネパール、パキスタン、フィンランド、ブータン、ベトナム、ミャンマー、モンゴル、ラオス、ロシアなど。

夏季はユーラシア大陸の亜寒帯やヒマラヤ山脈で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部で越冬する。日本では基亜種が夏季に本州中部以北、四国で繁殖し、冬季になると本州中部以南で越冬する。

形態!

全長14cm、体側面はオレンジ色の羽毛で覆われ、英名(flanked=脇腹、側面)の由来になっている。

腹面の羽毛は白い、尻尾の羽毛は青い。種小名cyanurusは「青い尾の」意味。

オスの成長は頭部から上面にかけての青い羽で覆われている。

幼鳥は緑褐色、オスの2年未満の若鳥はメスの成長に比べて翼が青みがかり、体側面や尾羽の色味が強い。尚、オスの上面が完全な青い色になるまでには2年以上かかる。

 

生態!

森林に生息する、群れは形成せず、単独で生活する。食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実などを食べる。地表や樹上を移動しながら獲物を捕食する。

繁殖形態は卵生、繁殖期には縄張りを形成する。6~8月に針葉林の地表に枯れ葉や苔などでお椀型の巣を作り、一回に4~5個の卵を産む。

メスのみが抱卵し、抱卵期間は約15日、雛は孵化してから約15日で巣立つ、生後1年で成熟する。ジュウイチに托卵の対象とされることもある。

フリー百科事典、ウィークーペディアより、引用。

リルビタキは、昨年の11月末から年明け1月まで何度も遭遇し、撮影しています。オス、メスとも出逢い、撮影も100枚近く撮影しています。

中でも、大百池公園(千葉市緑区)の森林では、昨年の12月と1月に二度伺い、三度とも出逢えました。特に1月30日に伺った時には、私からリルビタキを見つけたのではなく、リルビタキが私を見つけて、藪の中から現れたという感じでした。

11月に伺った時には、到着して直ぐにリルビタキがせせらぎの岩場におりましたが、通行人も居たために、直ぐに藪の中に隠れてしまいました。それでも三枚だけでしたが撮影はしました。

 

ところが、年明け、1月に伺った時には、二度も私の目の前に現れて、それも私の周辺2m以内の木に止まったり、地面に降りて餌を探したり、柵の上に止まったりと10分近くも私と一緒でした。レンズを向けても逃げません。私の方を振り向きながら、去年はごめんなさい、ゆっくりできなかったから逃げるように立ち去ったけど、今日はゆっくり出来るとから撮影してと、言われたようにルリビタキのオスと対話するように撮影出来ました。

私は「ルリ君」と名付けたリルビタキのオスには、私のことを覚えていた!だから、私のことを待っていたかのように藪の中から現れたのだと思います。

野鳥観察や撮影をしている人なら分かると思います。野生の野鳥が人になついたり、目の前に現れて近寄って来たりすることはあり得ないことでもあります。逆に警戒され、逃げてしまいます。ですから、私のようにリルビタキを簡単に近くで撮影出来ることは、他の人からすると信じられない、あり得ないことでもあるのです。

 

こうした関係は、以前にも説明しましたが「高い波動を持った人」に鳥は近づいて来たりします。但し、野鳥との波動が一致するように「野鳥と対話」も出来るものです。

スピリチャルな能力とも言える「思いやりの波動」を全ての野鳥ではなく、個体、種類によっても違います。

特に、私と大百池公園のリルビタキは、人間と野鳥の関係性を超越した「生き物同士の関係」になれたのだと思われます。

彼に出会ってからは、幸運も訪れました。

何故?こうしてリルビタキが私の目の前に現れたかは、スピリチャルな意味(メッセージ)を伝えるために現れたようです。

青い鳥のスピリチャルな意味にありました。「幸せの青い鳥」と言われているように、鳥の中でも「純粋」でスピリチャルなパワーを強く持つ存在だとされています。そのため、無限大の力があることを知らせてくれていると共に、今後、良いことや嬉しいことが起きることを告げようしているから「幸せの青い鳥」と言われている由縁なのです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄鶯睨睆(うぐいすなく)!

2022-02-14 00:00:30 | 野鳥

日本三鳴鳥(ウグイス)。一年を七十二分割して暦を表す七十二候、2月9日からは「黄鶯睨睆(うぐいすなく)」です。

「春告鳥」とも呼ばれているウグイスは、昔から春を知らせる鳥として親しまれています。春を象徴するウグイスについてご紹介します。

春の暖かい日差しに包まれながら聞いていたいウグイスの鳴き声、その美しい鳴き声に耳を澄ますと心が癒されます。

そんなウグイスは、オオルリ、コマドリと並び「日本三鳴鳥」に選ばれています。

しかし、ウグイスだって最初から上手く鳴くことが出来ないウグイスの鳴き声を聞いたことはありませんか?これは「ぐぜり鳴き」と言われています。

若いウグイスは勿論、ベテランのウグイスだって春先はこの「ぐぜり鳴き」の状態です。

何度も練習して、ようやく美しい囀りが出来るようになります。

ちなみに、「ホ~」は息を吸う音で「ホケキョ」が囀りと言われています。

ウグイスの鳴き声には、「谷渡り鳴き」繁殖期のオスだけが発する鳴き声で、縄張りに天敵が近づいた時、囀りとは違う、けたたましい鳴き声を放ちます。

「笹鳴き」冬期のオスとメスがチャッチャッという小さな声で鳴くもの。

「地鳴き」上記の二つの鳴き声が条件付きなのに対して、地鳴きはオスとメスが一年を渡通して発する鳴き声です。

「囀り」お馴染みの「ホ~ホケキョ」はオスからメスへの求愛の時に発する鳴き声です。

囀りには、縄張り宣言の意味もると言われているのですが、全く同じ囀りではなく、求愛の時と聴き比べると、もう少し低い囀りです。

 

七十二候、一年を春夏秋冬の四つの季節に分け、それぞれを更に六つに分けて二十四の期間を「二十四節気」と言います。

そして、これらを初候、次候、末候の五日ずつに分けて、気候の動きや動植物の変化を知らせるのが「七十二候」です。

二十四節季と七十二候は、その日だけでなく、二十四節気であれば十五日間、七十二候であれば五日間の期間も指しています。ウェザーニュースより、引用、紹介。

以前にも紹介したことがありますが、ウグイスは一年を通じて「留鳥」として公園の藪などに隠れるようにしています。

特に冬場は藪の中から「チィチ、チィチ」と地鳴きと言いますが、オスとメスが鳴き交わします。ところが、姿は中々見られないので撮影も冬場は難しいものです。

春先「ウグイスの囀り」を初めて聞いたことを「ウグイスの初鳴き」と言い、バードウォッチャー同士が、何日に聴いたと情報交換するほどウグイスの鳴き声は「人も魅了」します。

ところが、ウグイスの初鳴きなどの囀りには、決まった条件があることをあまり知られていません。

それは「繁殖に向いてる(気温)と関係」しています。春先の気温が「平均気温15度以上」が続くと、ウグイスが春と感じて「求愛鳴きの(ホーホケキョと)と鳴くのです」。

但し、初鳴きなどの時には、いきなり綺麗な鳴き声では鳴けません。そこで「ボイストレーニング」ならぬ、練習鳴きをして何度か鳴いてから「求愛鳴き(ラブソング)」と私は言っていますが、ラブコールのためにオスがメスを探して、引き付けるために美声で鳴くのです。

このラブソング(囀り)が上手くないとメスにモテません。現に昨年、生まれた「若鳥のウグイス」は練習を重ねても、上手く囀ることが出来ずに、繁殖できない個体もあります。4月に入ると繁殖期が過ぎてしまうと、幾ら求愛しても繁殖(結婚)出来ません。

 

それは、必死に練習する姿を私が見た時には、若鳥のウグイスに「頑張れ、諦めるな」とエールを送りました。

野鳥の世界では、オスは「羽の色が綺麗か、鳴き声が美しいか」など、メスに対するアピールが出来るオスほど、メスにモテて繁殖が出来ます。

一方、若鳥のように、羽の色も今一で、鳴き声も今一なら、翌年の繁殖時期まで待たなければなりません。その間も、羽の色を綺麗にし、鳴き声にも磨きをかけてメスに求愛するのです。

何故、此処までしてメスに求愛するのかは「自分の遺伝子を残すため」でもあるのです。

子孫繁栄の本能がそうさせているのです。それに対して、メスはオスを選択するのはメスに権限があり、より強い遺伝子を残すためには、姿が綺麗で、鳴き声が美しい鳥に限るということです。

こうして、厳しい選択が待ち構えていると言えます。私が鳥だったら一生結婚出来なかったと思います。センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥に夢中!

2022-02-12 00:00:30 | 野鳥

私が鳥を好きになり、夢中になったのは、子供の頃から恐竜大好き少年でした。NHKのテレビで恐竜の特集のテレビ番組を見た時に、現在でも恐竜の子孫が生きていると専門家の説明に驚きました。

大型のトカゲ「コモドオオトカゲ」や野鳥が恐竜の子孫であり、恐竜の鱗が羽となり、恐竜の「カギ爪」がその名残であるという解説を聞いた時に衝撃が走りました。

その後、双眼鏡と野鳥図鑑を購入して、田舎の自宅周辺の野鳥を観察し、トビやオオタカ、ハヤブサなどを初めて見た時に、感動し、それから「鳥の虜」になったものです。

また、春先に近くの河原に野鳥観察に出かけた時に、途中で樹木の下に黒い蠢く物を見つけ、近寄ったら巣から落ちたカラスの雛でした。

カラスなどの鳥は、巣から落ちた雛などは助けることはありません。何個か卵を産むのでその中で、一羽でも二羽でも羽化させることが子孫繁栄に繋がるからです。

烏の雛を自宅に持ち帰り、飼うことを母親に頼んだら、あまり、生き物が好きでない母は、私は面倒見ないよ!あなたがちゃんと面倒みるなら飼ってもいいよと言われ、それから、親代わりに「ハシボソカラス」の雛にエサやりなどの面倒を見ました。

朝、起きたら雛に餌を上げて、巣箱替わりの箱を掃除したり、学校から帰ったら直ぐに餌やりと雛の面倒を見ました。

大きくなるまでは半年もかかりませんでした。カーコと名付けたカラスは、私のことを

親だと想い、犬の散歩にもついて来ました。何処かに飛んで行っても、私の処には戻ってきます。

そんなカーコがある日、ユッキと鳴き真似をして驚きました。他にもカーコと鳴き声を真似ていました。

初めて、カラスが鳴き真似、オームのように人真似することを知ったものです。

そのことを夏休みの自由課題の宿題として、ノート一冊にまとめて、人生初の「研究論文」を学校に提出したら、学校の先生から、このカラスの鳴き真似の研究を大学の知り合いの先生に読んで貰っても良いかと言われ、どうぞと応えたら、大学の教授から電話があり、夏休み中に地元の大学の教授が自宅に車で迎えに来てくれて、半月ほど大学の生徒と一緒に研究合宿に参加することになりました。

大学では、生物生態学の研究をしており、その中でも「カラスの頭脳」について研究していた最中でした。

私のハシボソカラスとハシブトカラスでは鳴き声の違いだけではなく、人真似が上手いのはハシボソカラスであると指摘しただけではなく、嘴の形状などまで細かく説明したことに大学の教授が、学校に来て学生たちに説明して欲しいと頼まれたものです。

大学教授の自宅に半月ほど宿泊して面倒も見てもらいました。勿論、宿題も教えてもらったので、急に学校の成績もよくなりました。

 

私が成人に成長しても、野鳥との関わり合いは深まっていきました。地元の谷津干潟観察所でのボランティア活動に参加していたら、井之頭小学校の先生と親子が訪れていました。野鳥の種類や干潟の役割などを説明した後に、担当の講師の方からお声をかけてもらい、そこから、私が井之頭小学校の探鳥会のもう一人の特別講師になったものです。

当時は、双眼鏡にフィールドスコープを片手に生徒たちに野鳥を観察して貰っていました。

既に30数年の月日が経ちました。

そんな中で、十数年前からは「野鳥撮影」をしています。但し、本格的な野鳥撮影ではなく「種類の確認写真」程度の写真でした。

やはり、そんな写真では子供たちは分かりやすいと喜んでは呉れますが、感動してくれません。笑顔が見たいと想い、数年前から本格的に野鳥撮影に拘り、そのために「プロ仕様のカメラ、レンズ」を購入し、本格的に野鳥撮影に取り組んでいます。

今年の三月には、以前から欲しかった「150~400mm」のレンズも予約購入しました。

私の持っているカメラに装着すれば、1200mmレンズ相当と、私が持っている2倍のテレコンバータを装着すれば「2000mm」と数百メートル離れた野鳥も大きく、クリアーに撮影出来るようになります。価格も低価格の軽自動車が買える値段です。

こうして、撮影した写真の数々は、貴重な写真もあります。

オオタカの雛の独り立ち間もない、狩の仕方を教えているところを撮影も出来ました。野鳥撮影を専門にしているプロでもこうした写真を写せるのは希薄な体験なのです。

勿論、子供たちに私の写真を見せたら「凄い!綺麗、鳥が好きになった」と喜んで呉れました。笑顔が戻り、探鳥会の講師をしてから野鳥との関わり合いは、私の命が尽きるまで続くのだと思われます。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レンジャクという鳥!

2022-02-11 00:00:30 | 野鳥

レンジャク科(レンジャク科、学名:Bombycillidae)は、鳥類スズメ目の科である。

レンジャク属のみの単型科である。レンジャク(連雀)と総称される。

※特徴!

分布、アメリカ大陸、ユーラシア大陸。

形態、体形は太く、全身が柔らかい羽毛で覆われる。色彩は褐色や灰色。

キレンジャク、ヒメレンジャクの次列風切羽ま先端に赤い蝋状の突起物が付いていることに由来する。

この蝋状の物質が何の役に立つのかは分かっていない。頭頂部には冠羽が発達する。

生態!

針葉樹林に生息する。繁殖期を除いて、群れを形成して生活する。食性は植物食傾向の強い雑食で、主に果実を食べるが花、樹液、昆虫類等も捕食する。

果実は樹上もしくは飛翔しながら空中で静止(ホバリング)しながら採食し、昆虫類は飛翔して捕まえ樹上で食べる。

植物を求めて移動を繰り返し、渡りを行う地域や時期、個体数に変動は大きい。

繁殖形態は卵生、繁殖期にはペアーを形成する。異性にお互いに食物を与えて求愛する。横枝や草等を組み合わせた巣を作る。

主にメスが抱卵し、オスは抱卵中のメスへ食物を運搬する。

日本では11月頃、北海道から翌年5月頃まで、全国の「低地」、森林、農地、市街地の並木道などで姿を確認することが出来る「渡り鳥」です。

越冬のために日本にやって来るので、日本では一般的に「冬鳥」として知られています。

キレンジャクが東日本に多いのに対して、ヒレンジャクはは西日本に多く渡来する傾向があります。

到来数は極めて不規則なので全く観察されない年もあります。

ヒレンジャクの鳴き声は「ヒーヒー」「チリチリ」「リリリリ」と甲高い声で鳴きます。

鈴や虫の鳴き声に聴こえることから、一部の地域では風情ある鳥として親しまれます。

フリー百科事典、ウィークペディアより、参考、引用。

関東では、レンジャク、ヒレンジャクは、毎年、2月上旬頃に、レンジャクの群れのリーダーが「視察」に一羽か数羽で訪れることがあります。視察するのは「ヤドリギの実」のつき具合を確認することにあります。たわわに実っていれば、群れを連れ添って、2月の中旬頃に群れで訪れます。同時に、レンジャクファンのカメラマンも、ヤドリギのある市街地や公園に群がるように集まります。

特に市街地や住宅街では、野鳥カメラマンの人たちが大勢集まり、一斉にカメラのシャッターを押すので、その音で騒音にもなり、警察に通報されて注意を受けることもあります。

ヤドリギの実が大好物でもあるので、出現した場所のヤドリギの実を食べ尽くしてしまうほどです。少なくなると他のヤドリギのある場所に移動してしまいます。

ですから、レンジャクの群れが確認出来る場所には仲居をすることがありません。短ければ3日前後で立ち去ってしまう場所もあれば、一週間ほど滞在するところもあります。

但し、ヤドリギの実が数多く実っても、必ずレンジャクが立ち寄るとは限りません。それは、その年の気候や環境の変化などを敏感に感じ取り、視察の群れのリーダーが判断しているようです。

昨年は、群れで訪れたのに、今年は数少ないとレンジャクを撮影に来た人たちは、楽しみにしていますが、それもレンジャク次第と言うことになります。

冬鳥の渡りは、昨年の11月頃~12月にかけて、例年よりも温かな年でしたので、ツグミが昨年には確認数が少なかったものです。年明けして1月の上旬過ぎ頃から連年並みに確認出来ました。こうしたことから予測してもレンジャク、ヒレンジャクの渡来がもしかしたら、一週間ほど確認が遅くなるかも知れません。現に、私の地元の千葉で

「ヤドリギの実」の実のつき具合を確認したら、ほとんど実がついておりませんでした。

ですから、今年は、2月の中旬過ぎ、20日過ぎ頃に群れが確認出来る場所と数羽しか確認できない場所などに分かれると予想されます。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

子供たちにレンジャクのことを説明すると!ゴレンジャーいないのと?つまり、黄色のキレンジャクで、赤色だから、アカレンジャクじゃないのと、難しい質問をされます。

私的には、青色のレンジャクが居て欲しいです。子供たちがゴレンジャーの鳥だと喜んでくれると思います!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野鳥の寿命!

2022-02-10 00:00:30 | 野鳥

資料からの抜粋!

①あなたもバードウオッチング案内人 (1992年 (財) 日本野鳥の会)

アオサギ2年8ヶ月18年、マガモ、2年2~7ヶ月29年、セグロカモメ1年9ヶ月27年、ヨーロッパアマツバメ4年7ヶ月~5年7ヶ月21年1ヶ月、ツバメ1年1ヶ月16年、シジュウカラ1年8ヶ月15年、スズメ1年3ヶ月6年

②鳥類生態学 (黒田長久)種名成鳥の平均寿命野スズメ1.3年5~10年、ツバメ1.1年3~16年、シジュウカラ1.7年7~10年、マガモ1.6年11~20年

③D・ラック氏(英国人)の1954年の研究

小鳥の寿命1.5年ホシムクドリ、1.5年セグロカモメ、、2.8年マガモ1.6年コマドリ1.1年、スズメ1.3年、ムクドリ1.4~1.5年

ハシブトガラス8~9、ハシボソミズナギドリ38、シマフクロウ20~30年、カワウ12年3ヶ月、トキ(キン♀)、インコ12年、セキセイインコ♂9年7ヶ月、セグロカモメ36年、ユリカモメ30年、ツバメ12年、ワシミミズク68年飼育下での長寿記録、オウム56年飼育下での長寿記録、モモイロペリカン68年飼育下での長寿記録、カワラヒワ28年、チョウゲンボウ18年

*鳥友からの情報

こうした、野鳥の寿命は最長記録を基にしていますから、飼育下の寿命であることを考えると野生化では、半分以下の平均寿命になります!

こうした、生物の寿命については「心臓の心拍数」と関係しています。

病気や事故などがなく、平均的に生きたとして、身体の大きな生き物は、心拍数も遅く、心臓も巨大になります。逆に身体の小さな生き物は、心拍数も早く、心臓も極小になります。

本川達雄氏の「ゾウの時間、ネズミの時間」という有名な著書があります。ハツカネズミの心臓は0.1秒ごとに拍動、心拍数は600回/分、ゾウは3秒ごとに拍動、心拍数は20回/分で、ハツカネズミの寿命は2~3年ですが、ゾウは70年くらい生きることもあるそうです。人間の時間の計測ではゾウが長生きという事になるのですが、それぞれの時間の流れがあり、ハツカネズミの時間は速く流れ、ゾウの時間はゆっくり流れ、体の大きい動物ほど心臓はゆっくり打ち、時間の流れもゆっくりのようです。

人の心拍数は、80歳まで生きたとして、1分間に70回と計算すると約30億回になります。 

 

ゾウは、一分間に20回とゆっくりです。

ハツカネズミは、一分間に600回と極めて早い心拍です。

ゾウの寿命は、60年以上と言われ、ハツカネズミは、2〜3年です。

こうした、哺乳類の生き物の一生の心拍数は「30億回」と決まっています。

ですから、一般的に身体の大きな生き物は長生きで、身体の小さい生き物は短命なのです。

だから、時間の流れが違います。同じ一日(24時間)を過ごすのにも、身体の大きな生き物は、エネルギー消費を抑えるために、ゆっくり動きます。一方、身体の小さな生き物は、天敵などから逃れるために、素早く動き周り、繁殖なども短時間に済ませないと「子孫繁栄」が出来ないので、ハツカネズミなどは、素早く動き周り、限られた時間を必死に生き抜く術を身につけるのです!

野鳥でも同様に小鳥の平均寿命は、1年前後と短命で、大型の鷲やツルなどは、40年以上も生きます。

小鳥が忙しく飛び回るのは、身体が小さいからだけでなく「残された時間」が短いからです。

野鳥にも「野鳥時間」と言う限られた命、時間か決まっていますから、その時間の間に「子孫繁栄」を目的に、繁殖パートナーを必死に探して、繁殖しなければなりません。まさしく「本能で生きているのです」。

そのために、敢えて小鳥たちは、目立つ羽の色や特にオスはメスにアピールしなければならないので「綺麗な羽や美しい鳴き声」でラブコールをしないと一生繁殖出来ずに短い一生を終えてしまうので、小鳥は何時も必死に囀るのです。人には美しい鳴き声や癒やしの音と捉えますが、私は「頑張れ!素敵なメスに出逢えるといいねと!」励ましています。

私が野鳥の撮影に拘り、本格的に撮影しているのは、自己満足ではなく、ましてや趣味の範囲でもありません。

野鳥の世界を皆さんに知って貰うため!生態を学んで欲しいとの願いを込めて撮影しています。

全ては、愛くるしい野鳥たちを護るため「愛護活動」のためなのです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦、


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里見公園&じゅん采池に行って来ました!

2022-01-29 01:00:30 | 野鳥

里見公園は下総台地の西端、江戸川に面した台地上にあり、このあたりは国府台と呼ばれ、ここに下総国府が置かれ、下総国の政治や文化の中心でした。

その後、室町時代天文7(1538)年10月、足利義明は里見義堯等を率いて国府台に陣をとり北条氏綱軍と戦いました。しかし北条軍が勝利をおさめ義明は戦死し、房総軍は敗退しました。続いて永禄7(1564)年正月、里見義堯の子義弘は再度国府台城で北条軍と対戦しましたが、この合戦も北条軍の大勝で終わり、以降この土地は北条氏の支配するところとなりました。

江戸時代に徳川家康が関東を治めると国府台城は江戸俯瞰の地であることから廃城となりました。明治から終戦まで国府台は兵舎の立ち並ぶ軍隊の街として栄えました。

じゅん采池公園!

緑豊かな木々に囲まれ、水と緑の憩いの場として親しまれています。春は梅、夏はツツジ、秋はキンモクセイの香り、もみじ、かえでの紅葉、冬は鴨などが飛来し、四季折々の自然を楽しむことができます。園内には市内で随一の約130本もある紅白の梅林があります。2月~3月初旬が見頃です。園内の茶室「登龍庵」もあり一般の方は無料でご利用できます。

池の名の由来は、国府台と国分の台地間に深く入り込んだ古くからの沼があります。これを国分沼といいましたが、この沼にはじゅん菜がたくさん生えていたことから、じゅん菜池と呼ばれるようになりました。市川市では、公園の名にふさわしく、じゅん菜の栽培につとめています。公園の正門近くに姫宮と呼ばれる小さな祠があります。これは室町時代に国府台合戦で敗れた里見氏の姫宮がじゅん菜池に若き身を投じたので、その亡骸を祀ったものと伝えられています。公園では、年間通して見られるコサギ、カルガモ、ヒヨドリをはじめ渡り鳥などの野鳥(70種)が観察できます。4月初旬には桜(約30本)が見頃となります。

 

里見公園は、里見城後です。国府台合戦(こうのだいかっせん)は、戦国時代に下総国の国府台城(現在の千葉県市川市)一帯で北条氏と里見氏をはじめとする房総諸将との間で戦われた合戦である。天文7年(1538年)の第一次合戦と永禄6年(1563年)と7年(1564年)の第二次合戦に大別される(「第二次合戦」は近年まで同じ国府台で行われた2回の合戦を同一の合戦のものと誤解されてきたために1個の合戦として扱われている)。

国府台城は元々千葉氏の分裂の際、馬加康胤討伐に向かった太田道灌が築いたものとされる。以後、下総国の玄関口的な役割を果たすとともに房総方面から武蔵国に攻める際の橋頭堡の役割を果たす事になった(逆に言えば、政治的役割は非常に低い城であったとも言える)。

北条氏は、現葛飾区青戸にあった「葛西城」の主でした。私の苗字の出どころ、ご先祖様でもあります。

そんなご先祖との「国府台合戦」で、宴会中に北条軍に不意を突かれ、敗れました。

里見公園には、夜泣き石の傍に里見氏のお墓があります。

私が里見公園に伺った時には、必ず立ち寄り、手を併せています。

確認した野鳥!

スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、カワラバト、キジバト、シジュウカラ、エナガ、メジロ、コゲラ、ウグイス、オナガ、アオジ、メス、モズ、ハシブトカラス、カルガモ、オオバン、カモメ、コガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、オナガカモ、マガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、ジョウビタキ、メス、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シメ、カワセミ、30種類確認


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

井之頭小学校、探鳥会再開!

2022-01-24 00:00:30 | 野鳥

井之頭小学校は「愛鳥モデル校」として活動しています。

探鳥会、井之頭小学校の特色ある教育活動の一つである。探鳥会「井之頭バードウォッチングクラブ(IBC)」についてご紹介します。

井の頭小学校は昭和51年に東京都の愛鳥モデル校の指定を受け、野鳥保護、環境保全の教育を進めています。その中心となる活動が「探鳥会」です。

長年の実績が認められて、平成18年度には環境大臣賞を、平成27年度には文部科学大臣賞を受賞しました。

活動内容など、活動は原則毎月一回、土、日曜日で(4月、8月、9を除く)。

学校の関係の方なら、何方でも参加できます。

IBCでは、バードウォッチングを通して自然と触れ合い、家族、友人、教師とのコミュニケーションを深める場としての役割も果たしています。

私がこの井之頭小学校の探鳥会の特別講師を担当してから30年余りが過ぎました。

私が参加した頃は、私の娘も小学生でしたので私と一緒に参加したこともあります。

同年代のお子さんたちは、成人され40歳を過ぎた人たちもおられます。

十数年前に、探鳥会に参加されたOBがふと、私に逢いに来てくれました。それは、大学生になられ、就職先の相談に見えたものです。私よりも背が高くなり、小学生の頃の面影はありませんでした。

 

インクや印刷会社に就職したいのだと語ってくれ、きっかけは、カワセミをフィールスコープで見せたときに「感動」して、エメラルドグリーンの色が忘れられなく、カワセミの色を再現したいと思い、インク会社か印刷会社に就職したいと、色に関わる仕事に就きたいと語ってくれました。

本当に嬉しかったです。その時の青年の目は、小学生の頃のように輝いていました。

長年、井之頭小学校の探鳥会をして学ばせて貰っているのは私でした。

昭和51年の東京都の愛鳥モデル校の指定を受けてから長い歴史のある探鳥会です。一時は、指導者がおられなかったので参加者も数人という状態だったと先生から伺い、地元のお子さんが探鳥会に参加されていた時に父兄として探鳥会に参加していた人が、現在、もう一人の探鳥会の講師の先生がおられます。

30年前頃に井之頭小学校の探鳥会の皆さんが「谷津干潟」に訪れた時に、当時、私は谷津干潟でボラティア指導員して、井之頭小学校の探鳥会の皆さんに館内と外での観察などの説明をしたことがきっかけでした。

当時の講師、指導者は学校の先生では難しかったので、地元の方がボランティアで一人で何人も面倒を見ないといけないので大変ですと言われたので、もし、宜しければ私もボランティアで井之頭小学校の探鳥会を支援、指導員になりますと告げると、同席された校長先生も助かります。是非、お願いしますと依頼されたことが現在まで続いています。

コロナウイルス感染後は約2年間、探鳥会が出来ませんでした。再会できることを願いながら、私は「一人探鳥会」を毎週末に観察と同時に撮影して来ました。

その間に、沢山の野鳥を撮影出来ました。珍しい写真も写せました。

一人で感動するのはもったいないので、探鳥会が再開した時に、私が写した写真や鳴き声333種類や映像などのソフトと一緒に、私の写真集、野鳥図鑑として役立て貰うためにDVDに保存し、今月の22日(土)に再会できることになりました。本日、参加者全員と学校に差し上げます。

きっと子供たちは喜んで貰えると思います。子供たちの笑顔を見たくて、歓声を聞きたくて毎週のように野鳥撮影しているのです。単に私の自己満足や趣味の領域ではありません。

探鳥会に参加される皆さんに逢えることの喜びを幸運に思えます。2年間、子供たちは探鳥会をしたくても、出来なくて耐えて来ました。

やっと探鳥会が再開が出来ることになり、子供たちも先生も私たちも喜んでばかりはいられません。コロナ渦で「オミクロン株」の感染者が拡大しつつあります。感染予防に心がけながら、安全で楽しい探鳥会にするためには、私たちの指導にかかっています。ですから、目を配り、手を抜かず情熱を持って指導に当たりたいと思います。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

井の頭公園で確認した野鳥!

スズメ、ヒヨドリ、ドバト、キジバト、シジュウカラ、ムクドリ、エナガ、メジロ、カワラヒワ、シメ、ジョウビタキ、メス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アトリ、オオタカ、シロハラ、ツグミ、オナガ、コゲラ、ホンワケセキセイインコ、カワセミ、アオサギ、ゴイサギ、コサギ、オオバン、バン、カルガモ、コガモ、マガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、メス、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カワウ、オナガカモ、キセキレイ、ハクセキレイ、モズ、ウグイス(地鳴き)41種確認。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コスタリカ(グアテマラ)の国鳥(ケツァール)!を撮影したい!!

2022-01-19 00:00:30 | 野鳥

北米大陸と南米大陸を結ぶ中米地峡に位置するコスタリカは、紀元前12000年ごろから人類の足跡が確認できる。マヤ文明の影響を受けつつもコスタリカの石球など、独特の文化を形成していく。やがてコロンブスが1502年に同地をコスタリカと命名し、1570年代にスペインの支配下に組み込まれる。鉱物資源に乏しい土地であった同地は、農業を主とした発展を見せ、1821年、メキシコ帝国への併合という形をもって独立を果たし、その後中米連邦のひとつに数えられた。中米連邦が崩壊し1838年に単独国家として独立を果たす。1870年代以降はコーヒー産業が目覚しい発展を遂げ、同時にバナナ栽培も盛んとなった。20世紀に入ると国境問題やコーヒー価格の下落による大不況からくる内戦など、数々の問題を抱えつつも近代化が促進された。

1950年以降、中米諸国において、民主的生活を享受してきた唯一の国であり、「軍隊を持たない国」「非武装中立国」といった理想的な民主主義国家として見られる向きがあるが、歴史学者小澤卓也は、その一方的に神格化・美化された見方を否定している。

先史時代!

オーパーツとしても知られるコスタリカの石球、約4万年前、ユーラシア大陸からベーリング海を渡り、アメリカ大陸北西部に居住していた狩猟民族の集団は徐々に南下し、紀元前12000年から紀元前8000年にかけて、現在のコスタリカの地にたどり着いた。トゥリアルバでは、彼らが使用したとされるナイフやハンマーといった石器が発見されている。やがて紀元前8000年から紀元前4000年にかけて、植物の栽培を始めたことにより定着性が強まり、徐々に人口が増えていった。

 

ケツァール!

ケツァール (スペイン語・英語 quetzal、ナワトル語 quetzalli) は、鳥類キヌバネドリ科の一種である。学名 Pharomachrus mocinno。カザリキヌバネドリの和名もある。

鮮やかな色彩をもつ美しい鳥として知られている。

ケツァールはアステカの主要言語だったナワトル語由来で、「大きく輝いた尾羽」または「ケツァールの尾の雨おおい羽」という意味である。語根の quetz は、「立つ」という意味で、羽を立てた状態を意味する。

ケツァールは、本来はこの種を意味し、日本語などでは主にその意味で使う。しかし、スペイン語や英語では主にケツァール属 Pharomachrus の総称で、さらにアメリカ鳥学会 (AOU) は Euptilotis 属をケツァールに含めている。そのため、この種の英語名は Quetzal ではなく Resplendent Quetzal(輝くケツァール)である。

種小名 mocinno は記載者パブロ・デ・ラ・ジャーベ (Pablo de La Llave) の恩師ホセ・モシーニョ (José Mariano Mociño) の姓のラテン語化である。

分布

メキシコ南部からパナマにかけての山岳地帯の森林に生息している。

特徴

体長は35センチメートル程度だがオスは長い飾り羽をもち、これを含めると全長は90 - 120センチメートルにもなる。頭から背にかけて光沢のある濃緑色をしており、腹部が鮮やかな赤色である。

 

文化

中南米、古代アステカではケツァールは農耕神ケツァルコアトルの使いであり、ケツァールの羽毛を身につけることは最高位の聖職者と王だけに許された特権であった。

ケツァールはグアテマラの国鳥で、通貨単位名でもある。ただし日本では、通貨としては「ケツァル」と言うことが多い。フリー百科事典、ウィークペディアより、抜粋引用。

このケツァールには伝説があります。1500年代にコロンブスが、コスタリカと命名したのは、その土地に住んでいる人たちを大量虐殺により土地を奪い取ったことに関係しています。コロンブス隊は、現地人を大量虐殺した時に、何処からともなく「ケツァールが群れで飛んで来た」姿を見た隊員たちは、お腹が赤く、羽根がグリーンの奇麗な鳥を見て、虐殺された人の魂が乗り移り、血で染まったように鳥のお腹が赤いと恐れて、ケツァールの飛んでくる姿に恐れ慄き、逃げ出したとの言い伝えがあります。

ですから、現地ではケツァールを「神様の使い、世界一美しい鳥」と称され、グアテマラの国鳥に指定されています。現在は、数百羽以下の数となり、希少種の野鳥として世界のバードウォッチャーの憧れ、撮影することさえ難しい鳥になっています。私の夢は「このケツァールを撮影」することです。

私が40年以上、ボルネオ島やインドネシアなどのアジア諸国やオーストラリア、ハワイなどの国々の野鳥を数百種類以上確認し、見て来ましたが一度、動物園で見たことが一度ありますが、野生のコスタリカのケツァールを肉眼で見て、感じて、撮影出来たら私の夢が達成できるものです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野鳥との出逢い(撮影)!

2022-01-13 00:00:30 | 野鳥

私が野鳥の撮影を本格的に始めてからは3年余りになります。それまでは、普通の一眼レフカメラに600mmのレンズで撮影していましたが、今一納得のいく写真が写せませんでした。つまり、プロ級の写真を写したいと想い、三年前にオリンパスのミラーレスカメラを二台と、以前には一眼レフカメラ3台、レンズ交換なしの一眼レフカメラ二台を私有していましたが、納得いかないので、売りに出したり、知り合いに差し上げたりしました。

私が野鳥との関りは、子供の頃からですから50年以上になります。その間には、30年前頃から井之頭小学校の探鳥会の特別講師や教育委員会などの特別メンバーなどにもなっています。

そうした関係から、指導員としての立場から「野鳥教育」と題して、野鳥から学ぶ!野鳥の種類を調べることでその場の公園などの自然環境などを知ることが出来ます。これらは「自然指標」というものです。

私がこれまでに具体的に数えたことはありませんが、200種類を超える野鳥を確認しています。

中でもコロナ感染後は、探鳥会が約2年出来ていません。なので「一人探鳥会」探鳥会を再開した時に、今までの私の活動や写した野鳥全てを子供たちに「行彦、野鳥写真集」としてDVDに保存し、プレゼントする予定で居ます。

その写真の中には、野鳥図鑑などに載っていない写真などもあります。二年篝で撮影出来たのですが「オオタカの抱卵から、親(メス)と雛、そして、若鳥、成鳥」とオオタカの成長段階の写真を写せたのは、プロのカメラマンでも10年以上の年月と経費の掛かるものです。

ましてやオオタカの親が雛に「狩りの仕方を教えている」場面を撮影出来たことは、本当にラッキーでした。それも何時も散歩している公園での出来事でした。

千葉に引っ越してから35年になるのに初めての出来事に興奮して、慌てて撮影したので普通(400mm)の撮影だったのでクローブアップ出来ませんでした。

 

何故?私がこうした。野鳥の貴重な写真や中々出会えない野鳥と簡単に出会ったり、写真撮影出来るのは、幾ら写真家のプロでも、野鳥の行動や生態を熟知しているカメラマンは希薄です。

私は野鳥の指導員として30年以上の経験と関東各地に出かけては、野鳥撮影を毎週末に行っています。ですから、池のある公園なら、水辺に集まる鳥、せせらぎなどに集まる鳥、樹木に止まる鳥などが分かるので、写したい鳥を探すときには「時季、気候、時刻、場所、環境」などを鑑み、写したい野鳥をひたすら待つのではなく、私は何時種類でも多く写したいので「歩き廻り」ます。

そうすると「目の前に現れることが殆どです」。中には、私の足元まで近寄って来る鳥も居ました。

野鳥の観察や撮影では、一年の間でも冬が最適です。それは、樹木の葉が落葉する事で木に止まった野鳥を見つけやすいことと、日本には「多くの冬鳥が渡って来ます」。

夏場は、山沿い、標高の高いところでは涼しく、夏鳥の撮影には良いのですが、平地では夏鳥は数少なく、目的のある野鳥撮影になります。何より、暑さ対策をしないといけません。

本格的に北海道などでシマフクロウやタンチョウヅルなどの撮影をする時には、10日近い日数が必要になることがあります。飛行機代と宿泊代で10数万円以上かけての撮影は、プロカメラマンで写真で収入を得ないと採算が合いません。趣味の領域を超えています。

私は同じ場所に二度ほど行くと、その場所の野鳥が出没する野鳥の種類を予測できます。また、出現場所も特定できるようになります。警戒心の強い鳥は、人出が少ない平日や早朝の時間帯が撮影のポイントとなります。

 

晴天だからと綺麗な野鳥写真を写せるとは限りません。逆光で撮影すると野鳥が暗く写ってしまいます。また、太陽光を背にすると、青い鳥が白っぽく写ります。ですから、岩場や杭になどに止まっている野鳥で、日陰、それも明るい場所で直接に太陽が当たらない時の野鳥は、本来の綺麗な色が鮮やかに撮影出来ます。但し、カワセミのような羽根の色は、太陽光を浴びると色が変わり、エメラルドグリーンに撮影出来ますが、それも真横や正面では目立ちません。

アングルと言いますが「やや斜めからの撮影」が綺麗なエメラルドグリーンと、カワセミのメスは嘴の下が真っ赤になります。同時に足も真っ赤になります。エメラルドグリーンとレッドのコントラストが撮影出来たカワセミの写真はベストショットです。私がカワセミの写真は既に数百枚以上になりますが、ベストショット撮影出来たのは数枚と言えます。

現在の一眼レフカメラは、デジタル処理、設定されていますから、慣れたら誰でもプロ級の写真は写せますが、野鳥の謎の生態や行動、面白い写真を写すのには、回数と時間が必要です。私のように何年も毎週のように出掛けては一回200枚近い写真を写しますが、納得のいく写真は数枚程度です。そんな中から厳選してFBなどに公開して野鳥の魅力を提唱しているものです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウメの花とメジロ!

2022-01-12 00:00:30 | 野鳥

私が好きな木の花に「梅の花」があります。

梅の花の開花期は1月~3月です。梅の花の花言葉は「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」

です。梅の花の最盛期が2月とまだ寒さが厳しい時期のため、寒風が吹く中、凛と咲き誇る梅の姿からつけられました。

また「忍耐」もその情景から由来しています。

梅の花は、白、赤、ピンク色があります。赤、ピンクの梅の花は「紅梅」と呼ばれ、花言葉は「艶やかさ」です。紅花の美しく、華やかな姿からつけられました。

紅梅は、平安時代の女流作家、清少納言が愛した花とされ、随筆、枕草子には「木の花はこきもうすぎも紅梅」という旬が残されています。

また、白色の花をつける「白梅」の花言葉は「気品」です。紅花に比べ、その凛とした姿からつけられたとされています。

白花の幹の断面は、紅花よりも白く、その美しさからも連想されます。

メジロは、全長約12cmで、スズメよりも小さい。翼開長は約18cm。緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、雌雄同色。目の周囲の白色部(アイリング)が、和名の由来になっている。

漢字表記の繍目児は漢語に由来し、目の周囲に刺繍されたような羽毛がる児(小さいもの)の意とする説もある。

 

室町時代からメジロの名で知られている。

メジロは、甘党で花の蜜などを好んで吸いに公園の木の花などに飛んできます。中でも梅の花の時期には「メジロのごちそう(スイーツ)」のようなものです。

梅の花に止まったメジロは、チロ、チロと鳴きながら梅の花の蜜を吸っている姿は「甘い、

美味しい」と私には伝わります。

そんな梅の花とメジロは「写真映えします」。梅の花の白梅や紅梅の花の色と濃い黄緑色の羽が画になります。

私的には、桜の花に止まるメジロより、梅の花に止まるメジロを撮影したいと思い、時には梅の花の下でメジロが現れるまで待つこともあります。写した写真はカレンダーやポスターに活用出来るのではないかと思うほど「綺麗」です。

また、梅の花とメジロのコントラストは、一年でも一度、梅の花が満開に近い時だけにメジロが集まります。ですから、梅の花に止まる。特に梅の花にメジロが嘴を突っ込む姿を撮影することは簡単ではありません。梅の花の木に止まっているメジロの撮影は何度も撮影していますが、嘴を梅の花の蜜を吸っている姿を撮影したいのです。

2月の寒い中でじっと耐えながら、梅の花とメジロの姿には、癒されるだけではなく、もうじき春が近いと感じて微笑んでしまいます。

また、梅の花に野鳥は「スピリチャル」な関係性もあります。特に、私が撮影するからでもありますが、奇跡のような写真も撮影出来たことがあります。

15年前にソウル繋がりした最愛の方からメッセージを貰い、梅の花に止まるメジロ可愛い!梅の花とメジロだから「ウメジロー」だね!とあだ名をつけてくれました。以降、私が子供たちに指導するときには、梅の花に止まったメジロを「ウメジロー」と呼んでいます。

3年前にも八景島の野島公園にある。「伊藤博文別邸」の中庭にそんなに大きくない梅の木があります。寒風吹く中で、梅の花を撮影していたら、梅の木に一羽の鳥が止まりました。まるで私のことも写してよと近寄って来ました。

驚き、よく見たら「ジョウビタキのメス」でした。ジョウビタキの特徴に羽に白い模様があります。

 

その白い模様がなんと「ハートの形」でした。ジョウビタキの写真は100枚以上撮影していますが、過去に一度だけ羽の白い模様がハートのジョウビタキに出逢ったことがありますが、それは普通レンズで撮影したので、小さくてよく見えませんでした。

野島公園で撮影したジョウビタキのメスは、私に「愛していますと伝えて」くれたように現れたのだと思いました。

15年前にソウル繋がりした方が乗り移ったのではと思えたほどです。写したくても写せるものではありません。ただの偶然だったとは思えなかったのです。

本来、梅の花を撮影するつもりで、シャッターを切ろうとしたら突然に目の前にジョウビタキのメスが現れ、それも羽の白い模様がハートなんて奇跡です。

こうして、梅の花が咲く頃には、こうした思い出もあります。そして、いくら寒くても梅の花とメジロを見ると「ウキウキして来て、とても癒されます」。そして、幸せな気持ちになります。

今年2月に梅の花の時期に撮影に行きますが、今年はどんな出逢いがあるか楽しみです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛西臨海公園に行って来ました!

2022-01-11 00:00:30 | 野鳥

私の苗字に纏わるご縁のある「葛西臨海公園」は定期的に撮影に伺っています。

昨日は、東京湾野鳥公園で「トビ、オオタカの若鳥、サシバ、ノスリ」などの猛禽類を4種類も撮影出来ましたが、こちら葛西臨海公園でも8時頃に橋を渡り海沿いのシギ類を撮影しようと想い、開けた場所を歩いていたら上空にホバリングしながらヒヨドリを襲っていた「ハヤブサ」の撮影が出来ました。

他にも、池ではオオタカとノスリ、上空をハイタカが飛翔の確認が出来ました。

この二日間で猛禽類を6種類確認し、5種類を新年早々に撮影出来たことは、今年は幸運な年になると確信しています。

本来であれば、これほどの猛禽類を撮影するためには、2年~3年かかるところを僅か二日で撮影切るなんて、超ラッキーな事だと思われます。

此処、葛西臨海公園は「再開発予定地」となっており、水族館の赤字などから移転問題が浮上しています。追い打ちをかけるようにコロナ感性拡大のため、11日から都条例により、当分の間、閉鎖されることが決まっています。

そんな中でも絵画や公園に家族ずれ等で賑わって降りました。

 

確認した野鳥は!

スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、シジュウカラ、エナガ、カワラバト、メジロ、キジバト、ハシカラス、モズ、ウグイス、カルガモ、オオバン、ホシハジロ、マガモ、キンクロハジロ、コガモ、オオバン、カイツブリ、カンムリカイツブリ群れ、スズガモの大群(沖合)、カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオタカ、ハイタカ、ハヤブサ、クイナ、イソシギ、アオアシシギ(幼鳥)など。31種確認


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京湾野鳥公園に行って来ました!

2022-01-10 00:00:30 | 野鳥

東京港野鳥公園がある場所は昔は浅い海でしたが、1960年代に埋立てられました。 その後、自然に出来た池や草原に野鳥が集まるようになり、地域の人たちは蘇った自然を守る運動を始めました。 その結果、東京都はここに公園を作ることを決めました。

東京港に面した公園内には、海と繫がった潮入りの池やヨシ原、淡水池、小川、森林など多様な環境で構成されています。毎年、シギ・チドリ類、カモ類といった水鳥や小鳥類、オオタカなどが公園を訪れ、年間120種類前後、開園以来232種類の野鳥が観察されています。野鳥のほか、水辺の生物、カニをはじめとする干潟の生物、草地や林にすむ虫などの観察にも適した場所です。

芝生広場やネイチャーセンターにはベンチとテーブルがあり、自然観察を楽しみながら、ゆっくり休憩ができるようになっています。また、土曜・日曜を中心に、さまざまなイベントを実施しています。

昨年の11月にも訪れている場所です。東京都の中でも屈指の野鳥観察場です。

前回も41種類と言う野鳥を数時間で観察が出来るのは極めて稀なことです。

中でも猛禽類が冬場にカモを狩る。オオタカ、ノスリ、トビ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、サシバなどが確認されています。海沿いでは、ミサゴが大きな魚を捕える様子も確認できます。

森林の野鳥なども一年を通じて観察できる野鳥公園です。

休日ともなるとバードウォーチャーだけでなく、野鳥の写真を撮影する人たちなどで賑わいます。

 

猛禽類の写真を撮影したくて東京湾野鳥公園に行って来ました。

確認した野鳥!

スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシブトカラス、カワラバト、キジバト、シジュウカラ、メジロ、エナガ、コゲラ、カワラヒワ、ジョウビタキのメス、モズ、カルガモ、オオバン、マガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワセミ、カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、イソシギ、トビ、サシバ、オオタカ(若鳥)、ノスリなど。

コロナ感染拡大の都条例により、11日から東京湾野鳥公園及び、上野動物園や水族館など。東京都の施設で自粛が開始されることになりました。皆さんがお出かけの時には、自然にネットで検索してお出かけください。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野鳥探し!

2022-01-05 00:00:30 | 野鳥

私が野鳥観察、野鳥との関りは、子供の頃から好きな生き物でしたから、育った環境がまさしく野鳥などが身近な存在でした。

それから、現在も野鳥との関わり合いは続いています。つまり、50年以上野鳥の保護活動などをして来たことになります。

30年前頃から「井之頭小学校の探鳥会の講師」を担当しております。野鳥を通じて「環境教育の実践」でもあります。

その場の野鳥の種類などを調べることで「自然指標」という、自然の度合いを知り、理解することが出来ます。

最近では、私の地元にある「谷津干潟」が干潟としての環境が悪化し、シギやチドリ類など20年前なら群れで確認できた種類が現在では見かけなくなり、数羽程度と激減してしまいました。

原因は「餌不足」によるものがあります。干潟には「ゴカイ、カニ類、貝、小魚」などの餌が豊富にあった頃には、シギやチドリは群れをなしていました。コアジサシの渡来地としても有名な場所でした。

近隣の繁殖地は開拓され、建物が建ったりと環境が変わったために繁殖できなくなり、群れで訪れることは少なく、個体で時々現れる程度になりました。

このままの状態が続けば、谷内干潟は10年以内に干潟としての環境が死滅状態になると思われます。

 

ここ谷津干潟は、30年前頃に私たちが「ラムサール条約の認定を環境庁などに求めて、ラムサール条約を認定して貰い、開発の出来ない場所として保護して参りました。

また、近年のコロナ感染拡大の影響は野鳥などの生き物には好都合となり、都心の公園でもオオタカなどの猛禽類が観察できるようになりました。

私の地元の稲毛公園、住まいを構えてから35年以上になり、定期的に野鳥観察に行っている公園で、昨年の5月にオオタカの親子を確認し、それも撮影が出来ました。

私自身だけではなく野鳥保護連盟などにも貴重な写真となりました。

オオタカのメスは、雛が一人前、自立できるまで面倒を見ます。狩の仕方を教え、個体が自立で狩りが出来るまで見守ります。

私が撮影した時は、私の頭を掠めるようカラスより大きな鳥が口に何かを咥えていることが分かり、追いかけたら近くの木に止まり、キィーと短い声で鳴いた先に雛がいました。

咥えていたのは「カナヘビ」というトカゲでした。カナヘビを木の上に置いて「取りに来なさい」と鳴いていたことが分かり、カメラレンズを向けながら感動のあまり、手が震えていました。直ぐに雛がカナヘビを食べて、メスは一安心でした。こうしたことが一週間ぐらい続いて、今度は雛が自立で獲物を捕らえることが出来たら、親離れし「自立」旅立ちます。

その過程を私は知っていました。それは、NHKの映像や図鑑などの説明で分かってはいましたが、目の前で実際に視たのは初めてであり、それも撮影出来たことは人生初でした。

こうして、オオタカは雛、若鳥、成長の段階の全ての写真を写せたことは、コロナウイルス感染拡大のために、自粛している人が多いことで、公園に人出が少ない、居ないことに関係しているようです。

鳥の居場所や探すのが得意な私は、誰よりもいち早く探し出すことが出来るのは、長年の経験だけではなく、人間離れした感覚が敏感だからと自負しています。

つまり、居場所や出現場所、気配などを感知し分かります。

視力は弱いのに、100m先に小鳥が動いていることも見える。分かります。

ブルーの色ならカワセミと分かります。

野鳥の素早く探すのにはポイントがあります。まずは、目で探さず、耳で探す(鳴き声)

聴いて、どこにいるのかを探り当てます。樹木に止まっていれば風で靡く枝や葉っぱが早く動いていれば、そこには野鳥がいます。そこで双眼鏡などで種類を確認します。

また、野鳥の好む場所、出現時間などはある程度決まっていることが多いのです。

 

これらは「野鳥の生態や行動パタン」があるからです。例えば、カワセミは比較的警戒心の強い鳥なので、水面を低く、素早く飛びます。それは、朝早くに餌を探し回るのは、公園に散歩している人が少ない時間だからです。

日中でも餌を探していますが、二つの池があれば、小さめの池に杭などがあれば、そこに止まり、無ければ岩場などに止まります。そして、小魚を探すのでその瞬間に撮影すれば綺麗なカワセミの写真が写せます。

また、ルリビタキなどは、朝早くよりも、冬場のお昼頃から活発に動き回ります。それも、公園などの通路に、コンクリート製の柵や木の柵などに止まり、落ち葉などの中の小さな実を探して食べます。周りに藪があり、その中から飛び出すように出現します。

近くにメスが居れば鳴きますが、本来、あまり鳴かない鳥なので藪の中を歩く「カサカサ」という音を頼りに探せばルリビタキに遭遇出来る確率は高くなります。

ワシ、タカ類は11時過ぎ頃から活発に飛翔します。それは、上昇気流が発生する時刻と関係しています。

こうして、時季、気候条件、時間、場所などを鑑み、撮影出来る野鳥の種類が予測できるものです。私に近寄ってくる野鳥たちは、決して偶然に現れて撮影出来た訳ではありません。出逢うべきして出逢ったから写したい野鳥が写せるのです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする