周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

6月2―8日

2019年06月09日 | 日記・エッセイ・コラム

丁度40年前、初めての夏期伝道実習で秋田の八郎潟教会に行った時、お世話になった星野正興牧師と美雪さん。思えば僕がこんな牧師になったのもこの人のせい・・・いや、おかげと言っても過言ではない。「写メを撮らせてください」と言ったらこの顔。おふざけは健在。星野さんは日本オオカミ協会の顧問で僕もその会員。いつか二人で遠吠えしてみたい。

 

6/2(日) 午後から大島教会の礼拝。思えば辻建牧師は充分に説教準備をされて語っておられた。ライオンは小さな獲物を狩る時にも全力を尽くすと言う。ゆえに、たとえ小さな教会であれ、全力で説教準備をして語っておられた。その点、僕はどうか?全力とか、狩りとかは大の苦手なので、手軽にコンビニで買ってきた弁当を配って誤魔化すような説教をしている。

 

3(月) 眼科へ。今回も瞳孔を開く目薬をされたので眩しくて仕方がない。外に出たら目を開けていられない。ふと思った「待てよ。たとえコンビニ弁当のような説教でも、聴く人の心の瞳孔を強制的に開かせさえすれば、眩しいほどの有難さを与えられるのではないか?」なんてね。こんなことばっかり考えているようでは、いつまでもコンビニ弁当説教しか語れんわ。

 

4(火) 先月亡くなられた寺田さんのご自宅を訪問。まずは仏壇にお線香をあげ、仏様にご挨拶する。この時、リンを鳴らしてはいけない。宗派によって違いはあるが、原則、リンは読経時に鳴らすものである。うっかりリンを鳴らしてしまったらお経を唱えなくてはならない。そんな場合クリスチャンはどうするか?慌てず『主の祈り』を捧げましょう。真に受けてはならない。

 

5(水) 人生でハグをされたのは記憶にある限りたぶん1回。数年前、東京のP子さんという個性むき出しのおばさまが30数年ぶりに再会した僕を玄関先でハグってくれた。今日、マック牧師の長女のジョイスさんに再会しハグられた。しかも駅前。公衆の面前。戸惑ったが嬉しかった。ただ僕がいくら嬉しかったとは言え、もし女性にハグなんかしたら・・・。言わずもがな。

 

6(木) 亀の里の会計監査。監事に何を聴かれても言い訳できる準備・・・もとえ!適切に応える準備をしているので毎年何の問題もない。下手に指摘なんかすると逆に恨めしい目で睨み返すという裏技で切りかえします。でも恐れることはありません。カミツキガメにはなりませんから。ただ常に物欲しげな銭亀(ニホンイシガメの子の別称)にはなっているとは思います。

 

7(金) 朝、名古屋の友人から「大雨、大丈夫ですか?避難指示が出てますが」とのメールで目が覚めたので、そんな発令が出されていたことなど知る由もない。その夜のニュースで見たが、岩国市の山間部の約7000人に対して非難指示が出されたらしい。そんなえらいことになっていたのか!しかし実際に避難したのは13人やったとか。正常性バイアス恐るべし。

 

8(土) スイカやメロン,バナナやパインを買う時、なるべく半額になっているものを買う。先日スーパーでメロンが半額になっていたので手に取って見た。ちょっと熟し過ぎているなあ。あきらめて棚に戻すと同時に横からおばちゃんがサッと取ってカゴに入れた。自分でも理由は分からないが、なんと言うか、この屈辱と言うか、敗北にも似た悔しさはいったい何なんや?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿