周防教会・牧会ジャーナル

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6月30日—7月6日

2024年07月07日 | 日記・エッセイ・コラム

この短冊を見ると笑ってしまいそうやが、僕には笑えない。三年前に心臓の手術を受けた後、僕はひどい便秘に悩まされたからや。病室のトイレで汗だくになって、出て来ない便を指でかき出した。まるで粘土やった。半年ほど続いたかなあ。七夕の神様!どうかこの子の願いを叶えてやって!でも、指でかき出す方法も教えてあげたいな。

 

6/30(日) 先週の日曜に続いて今日も朝から雨。その雨を見ながら笑みをこぼしている僕がいる。理由は町内一斉清掃が今週も中止になったからや。6年前に自治会長を引き受けた時、一斉清掃に出られない家庭からの罰金徴収制度を取りやめた。そんな事を決めた僕としては参加せんわけにゃあいかんでしょ。

 

1(月) テスト週間が始まったのに、大雨で交通機関が動かず臨時休校となる。妻の病院へ。土曜日に行ったので安心していたがクーラーのブロック氷は全部溶けていた。二日も持たんのか。毎日交換に行かにゃならん。これじゃ「電気代払いますから」と言って、病室に冷蔵庫を置かせてもらう方が安くすむぞ。

 

2(火) 今日は2限目に聖書のテスト。出題ミスが無いかが最大の懸念。各教室を回って「何か質問はありませんか?」と呼びかけると生徒たちが一斉に顔を上げる。この瞬間が一番の緊張。過去に2回出題ミスをおかしたからな。時間にして十数秒。どうやら問題無さそうや。寿命が縮むのを体感できる瞬間や。

 

3(水) アブラゼミの初鳴きを聞いた。鳴き声が油でものを揚げる時の音に似ているからアブラゼミとなった説もあるが、色んなセミの中でもこのセミの声が一番暑さ(熱さ?)を感じてしまうのはそのせいかも知れんな。子供の頃アブラゼミの声は「夏休み」を告げる声やった。それを聞くと今でもワクワクする。

 

4(木) キリギリスまで鳴いている。あんたの出番は秋やろ?と言いたいところやがそれは風流的観点でのことで、早ければ6月頃から鳴き始める。虫たちの声に励まされてテストの採点作業。僕も毎回鳴き(泣き)ながらやっているが、そんな姿を見て、誰が「ああ風流」なんて思ってくれようか。不気味な光景。

 

5(金) 妻の病院へ。中3日空いているのでブロック氷はすっかり溶けているのは間違いない。運転しながらふと思った。もしかして僕は妻の容体よりもブロック氷の方を心配しているのではないかと。そして夜。ネットで高性能長時間保冷可能クーラーボックスの通販サイトを検索。やっぱり心配は氷の方かも。

 

6(土) 今日も氷のお見舞いに行って、そのついでに妻の様子も点検。上方落語レベルのボケはさておき、連日の暑さで夜は寝苦しくて眠りが浅いので、今日は長女の運転。ただ、助手席に座ると目が冴えてしまい、運転にケチをつけるから、娘としては「寝れクソ爺!」と関西人レベルのグチを言いたいところか。


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