周防教会・牧会ジャーナル

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10月25―31日

2020年11月01日 | 日記・エッセイ・コラム

萩博物館に展示していた昭和の殺虫剤噴霧器。もちろん覚えている。臭いまで覚えている。きらいな臭いではなかった。妹にぶっかけて母親に怒られたこともしっかり覚えている。僕と妹は小学校時代あたりまで殺し合うのではないかと思うほど仲が悪かった。中学生時代から喧嘩が無くなり、今では膝枕をして耳くそをほじってさえくれる。それはそれで不気味やが。

 

10/25(日) ついに新記録樹立。つねさんが三週連続で来会。理由はビデオの返却。その昔、岡山のお婆ちゃん(ボクサー藤猛の「岡山のお婆ちゃん」発言の岡山県ではなく苗字が岡山)が「本を貸すバカ返す大バカ」と言っておられたが、毎週々々律義に返却してくれる働き者のつねさん。やっぱり頭が下がる。けど今夜も眠れん。まさか次の日曜の夜も現れるのでは?覚悟しとこ。

 

26(月) 僕の先輩で、後輩で、同級生の福井さんから一年ぶりに電話。ややこしいが、その理由を書くとなると字数オーバーとなるので各自で想像してください。だいたいこんな電話がくるのは「ええ気分」になっている時。剣道の達人で児童文学作家。声を聞いたらまた会いたくなってきたなあ。しかし酔っぱらうと一緒にいるのがとても恥ずかしくなるような牧師でもある。

 

27(火) コロナでずっと中止になっていたが、今日高校で初めての礼拝。収穫感謝礼拝や。今まで色んな学校で礼拝をしてきたがこんな礼拝は初めて。笑ってもらってなんぼの僕の説教なのにコロナで声を出すことを禁じられている。よ~し!とばかり、使徒の動きも止めるN2爆雷級のとっておきのネタを投げかけた!失笑。おかげでウケないお笑い芸人の気持ちが味わえた。

 

28(水) 広島で事業団の施設長会議があり、それが終わってから帆波と夕食をとることに。その前に「自転車のパンク修理して。でも園の前はダメ。近くの公園でやって」と言われたが、そんなことを言われると俄然闘志が沸き、思いっきり園の前で修理を始めた。そして職員さんに「帆波の奴がパンク修理をさせるため、わざわざ山口から父親を呼びつけた」と吹聴してやった。

 

29(木) 先日の全校礼拝の中で「職員室で食べるのは嫌やから(ガキの頃から職員室は叱られる場所という記憶が未だに抜けんので)皆さんの教室にお邪魔させてもらいます」と公言したので、今日の弁当は3年生のクラスでいただくことにした。高校生時代を思い出すなあ。とは言っても僕は毎日2時間目が終わるまでには早弁をしていたから、実のところそれほど懐かしくもない。

 

30(金) 金曜日は午前中で僕の授業が終わるので弁当の必要は無いが、週一回のペースでの教室乱入では年を越してしまい3年生の全クラスに行けなくなる。そこで今日も持参して食べる。帰り際に2年の女子が「牧師!うちのクラスにはいつ来てくれるの?」と尋ねてきた。おっちゃん!モテるやん。その言葉だけで今日一日、おっちゃんは元気満々で過ごせるで。いや、一生かな?

 

31(土) 教団を二分する問題が噴出した70年代。大阪万博もその一つやった。僕は中1で地元の利便、問題が何かも知らずに7回行った。この話をする度、親が牧師の息子が「僕は親父が反対だったから」と悔しがっていた。夜プライムで『太陽の塔』というドキュメンタリー映画を観て考えさせられる。そんな裏話があったのか。あれから50年・・・。けど、やっぱ行ってよかったなあ♪


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